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2022年1月17日 (月)

果物が甘くなるのは?

 果物は時間が経つと甘くなるものがある。柿は放置しておくと柔らかくなって甘くなっている。しかも腐った訳ではないのでジュクジュクになった柿も美味しく食べられる。私は柿が大好きで昨年秋から冬にかけて毎日柿を食べた。

 現在はリンゴが主流で、最近は保存法がよくなったのでシャキシャキのリンゴが出回っている。リンゴも時間が経つと柔らかくなり甘みを増す。

 桃やキウイも時間が経つと柔らかくなって甘みが増すので、硬いときはしばらく放置しておいて食べている。

 経験的にそういうことは知っていたが、15日の朝日新聞beの「ののちゃんのDO科学」という欄に「買った果物はなぜあまくなる?」という記事があった。

 その記事によると、収穫してから甘くなるのは「追熟」というそうだ。バナナの追熟は有名である。青いうちに収穫して、日本についてから温度や湿度を管理した部屋でエチレンガスを掛けて追熟して売りに出す。テレビで観たことがあるがその施設は大きな工場ような巨大なものであった。

 果物が甘くなるのはエチレンという植物ホルモンが関係しているという。エチレンの影響でデンプンが糖になるのだという。

 収穫前にすでに糖であまくなっているブドウ、イチゴ、サクランボなどは買ってきて置いておいても美味しく食べられるようにはならないそうだ。確かにイチゴは獲りたてが一番おいしい。だからなるべく早く食べたほうがよいと言われている。

 リンゴは追熟する果物だが、木の上でもエチレンが作られていて、収穫した後にもたくさんのエチレンが作られるという。だからキウイをリンゴと一緒にポリ袋に入れておくと、リンゴから出るエチレンガスで早く食べごろになるそうだ。

 以前、リンゴを一緒に置いておくと他の果物が早く熟すと聞いたことがあった。今我が家には買って来たリンゴがあるが、買った日に食べたものはそんなにあまくなかったのに、日が経つと甘くなっているのを感じる。

 キウイを買って来たのでリンゴと一緒にして置こうと思う。

 

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