廃棄食品から驚きの建材、CO2削減も!!
26日の羽鳥モーニングショーで「廃棄食品から建材を作る」という研究を取り上げていた。東京大学の酒井教授らが進めているもので、実用化したら素晴らしいと思った。
番組では白菜から作ったプレートを酒井教授が見せていたが、同じ大きさのコンクリートのプレートは簡単に割れるのに、白菜原料のプレートは簡単には割れなかった。
廃棄食品ならどんなものでも使えるそうで、混ざっていてもかまわないそうだ。カレーからでも作ることができると言っていた。食材を乾燥させて粉末にして熱処理して作るという。
廃棄食材プレートは水を掛けると柔らかくなり食べることができるそうだ。だから非常食にもできると言っていた。
廃棄食品は日本で年間約2500万トン出る。それを利用して建材を作るというのは凄いアイディアである。家やビルを造ることを目指すという。
全ての廃棄食品を元にして都庁を造ると約15棟できるという。それをコンクリートで造ると約460万トン要る。そのコンクリートを作るときに出るCO2約60万トンを削減できるという。
材料代はコンクリートの半分でよい。弱点は虫や水に弱いことで、虫対策には虫が嫌う良く品を混ぜる。水対策としては撥水剤を建材に塗るという。
ビルの外装タイルとして使うとよいが、食器やコースターとしても利用できるという。将来は家やビルを造ることを目指してけんきゅうしているそうだ。
食品廃棄物をなくし、CO2も減らせるというのは、SDGsとしても素晴らしいことで、世界に広がれば地球を救う一助となる。ノーベル賞ものだ。
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