初めてのポタリング
8日(土)の朝日新聞beに「ポタリング」という記事があった。「ポタリング?」って何だろうと思って読んでみた。自転車で散歩することであった。記者が元プロライダーの山田大五朗さんのガイドで博多の街をマウンテンバイクで回った体験を書いたものであった。
ネットで調べたら、「ポタリングとは、目的地を特に定めることなく自転車で散歩するようにゆったり走ることを意味します。 のんびり過ごす、ブラブラするという英語の「Putter」から派生した和製英語で、省略して「ポタ」とも呼ばれます。」と説明してあった。
beの記事によると、スポーツ自転車には、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクの3種類あるそうだ。ママチャリや普通の自転車ではいけないのかと思ったが何も書いてなかった。ネットによると「サイクリングとは自転車で走ること全般を表した総称です。そのため自転車でゆったり走るポタリングはサイクリングに含まれます。」とあった。
また「スポーツバイクに限らず、ママチャリやミニベロ(小径車)などどんな自転車でもポタリングは可能です。」と書いてあった。
beの記事ではスポーツ車がよいように読み取れるが、どんな自転車でもよいのだ。要するに自転車散歩なんだから。目的があっても無くても関係ないそうだ。
そういうことかとポタリングについて納得したので、買って間もない愛用の電動アシスト自転車でポタリングに出かけることにした。10日の成人の日は素晴らしい天候で、青空が広がり、風もなく暖かい日よりであった。こんな良い日に出かけない手はないと2時過ぎに家を出て、気ままに走って行った。
目的地があった方がいいと思い、千早にあるイオンタウンに行くことにした。正月に娘夫婦が行ったら丸善書店があったと言っていたのでそれを見たいと思ったのだ。
そこまでの道はなるべく通ったことがない道を走った。永六輔氏が「知らない横丁を曲がればそれは旅」という名言を残しているのを思い出した。車道を走るときは自動車に気を付けた。歩道を走っていて、一度予期せぬ段差にぶつかり、転倒しそうになった。知らない道を走るのはいいものだ。まさに旅であった。
イオンタウンまでは20分かかった。1階で東北物産展をやっていた。丸善書店は2階にあった。そこで「ニュースなカラス 観察奮闘記」という本を見つけた。鳥類研究者の樋口広芳氏の著作であった。
イオンタウンの中を少し見て、物産展で福島の赤唐辛子沢庵と山形のさくらんぼ羊羹を買った。あとで秋田の「いぶりがっこ」も買えばよかったと後悔した。
帰りは大通りを走った。マックスバリューへ立ち寄り帰宅した。初めてのポタリングであったが、電動アシスト自転車ならちょっと遠くへでも、坂があるところへでも行けるので、これからもポタリングを楽しもうと思う。
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