1分で血圧を下げる!?
スマートニュースで見た記事に「1日1分で本当に血圧が下がる、驚きの『降圧体操』」というのがあった。薬剤師の加藤雅敏氏という人が書いた「1日1分で血圧は下がる! 薬も減塩もいらない!」という本を元に、その一部を紹介したもののようだ。
薬を飲む前に、まずはこれを試すべしと書いてあった。降圧剤を飲むことが危険だと指摘している。
血圧が上がる原因の大半は、加齢や運動不足により血管が硬くなっていくことにあるという。それについては納得できる。 血管が硬くなれば、血液が流れるときに血管が広がりにくくなるから、血管壁にかかる圧力が高くなるのは当然だ。
だから、こうした高血圧の場合は、血管を柔らかくする運動を行えば、薬に頼らずとも血圧を下げることができるというのだ。
怖いのは、心臓や脳など体のどこかに病気が潜んでいて、それが原因で血圧が高くなっている場合で、体は、血圧を上げることで「病気が潜んでいますよ!」と知らせている場合だという。病気のサイン!それは大事である。
病気を探らずに降圧剤を飲んだら、血圧の数値は下がるが、病気は進行していくというのだが、これも納得できる。
その他に、降圧剤は血流を悪くする薬だという。
加齢や運動不足が原因の高血圧の場合は1分の体操で血圧は下がる!というのだ。この体操の最大の特徴は、NO(エヌオー・一酸化窒素)という物質に着目した点にあるという。NOは、血管の「内皮細胞」という部分から分泌され、血管を柔らかくしなやかにする働きがある。NOにその作用があることを発見した研究は、1998年にノーベル医学・生理学賞を受賞している。
このNOは、血流が一気にアップして血管の内皮細胞が刺激されたときに分泌される。記事が紹介するのは、部位別体操の中の「胸の体操」である。やり方は、椅子に座って、胸の前で手のひらを合わせ、ギューッと力いっぱい押し合う。10秒たったら一気に力を抜きくのだ。押し合っている間息を止めるとよいそうだ。
1日1回が基本だが、何回行ってもよいという。仕事の合間などにもおこなえる。実に簡単な方法だがためしてみる価値はありそうだ。
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季節の変わり目には何日か血圧が高目になるのが通例でしたが、この冬は去年までよりも寒いためか連日いつもより10くらい高い日が続いています。
そのことを多少気にしていましたら先日見かけた文章にも降圧剤に安易に頼るのは良くないと書かれていました。
特に高齢とともに血圧が高くなるのは、血管がしなやかでなくなり血管壁が傷つきやすくなり、そのカスが血管を狭くする、加えて血液自体がサラサラでなくなっている、そのために圧力を高めないと身体の隅々にまで血液が流れなくなるからだと。
にもかかわらず安易に圧力を下げてしまえば血液が栄養を運べなくなり細胞の働きを悪くする。
いつ測定しても180を超えているような場合はとりあえず下げる必要があるかもしれない。しかしそうでなければ肝心なのは血管をしなやかにし血液をサラサラにする食事であり運動なのだと。
投稿: たりらりら | 2022年1月19日 (水) 16時03分