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2021年11月26日 (金)

コーヒーかす活用でSDGs

 我が家では毎朝コーヒーを飲むが、コーヒーを淹れた後のカスは生ごみとして捨てている。20年ぐらい以前に高校の同期会をやったとき、大阪から来た女性がコーヒーかすを肥料として使っていると言っていた。そしてそうすることを勧めてくれた。やってみたがあまりうまくいかないのでやめてしまった。

 ネットのニュースパスを見ていたらコーヒーかすの活用法という記事があった。UCCコーヒーアカデミー専任講師の今田 束さんによる解説であった。
 

活用1は「脱臭剤にする」というもので、コーヒーの脱臭作用についてはこれまでに聞いたことがあった。
 

 我が家では活性炭を脱臭につかっているが、コーヒーかすは、活性炭以上にアンモニア(におい成分)の脱臭効果が優れているというのだから嬉しい。
 

 コーヒーかすを乾燥させて使う場合はもちろん、湿ったかすの場合は、なんと活性炭の約5倍もの脱臭効果が見込めるという。

【水分を含んだ状態で】

 水けをきったコーヒーかすを小皿に平たくして入れ、トイレや冷蔵庫に置いておくと脱臭剤に。なるほどそのようにして使うのか。高温の時期はカビが生えやすいので1~2日で交換すること。
 

 我が家のように、毎日淹れるときは、飲むたびにコーヒーかすを入れ替えるのを習慣にしてしまうと良いという。確かにそうだ。

【乾燥させた状態で】

 コーヒーかすを皿などに広げて天日でよく乾燥させるか、フライパンで乾炒りする。目の細かい布袋や使い捨てのお茶パックに入れ、においの気になるトイレや靴箱、靴の中へ置く。カビに気を付け数日で交換する。

活用2:ガーデニングに使う
 

 コーヒーかすは土に混ぜることで、土壌改善や害虫対策など、さまざまな効果をもたらすことが分かっているそうだ。

◎害虫の忌避効果
 よく乾かしたコーヒーかすを土の表面をうっすら覆うようにまくと、コーヒーのにおいでヨトウムシやコガネムシなど土中の害虫が寄り付かなくなる。

 指や割箸で小さな穴を何カ所か作り、そこにコーヒーかすを入れても同じような効果を得られるそうだ。

◎雑草対策

 コーヒーかすを土に混ぜると植物の育成を抑制する効果がある。炭素と窒素が増える影響ではないかと考えられている。

 目安としてコーヒー1杯分の湿ったままのかすを20cm四方にまくと、1年目はそこに雑草が生えにくくなるそうだ。我が家の庭は雑草が多いので、ウソか真か一度試してみようと思う。

◎土壌改善

 コーヒーかすをまいて2年目になると土壌改善効果がもたらされ、ふかふかの土になるという。以前に庭に撒いたときは辛抱が足りなかったようだ。

 また、コーヒーかすをまいて2年目にコーヒーかすと同量の堆肥を軽く土に混ぜると土壌改善がさらに進み、植物がとてもよく育つという実験結果も出ているという。
 

 コーヒーかすを生ごみで捨てていてはもったいないし、活用することでSDGsになる。

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