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2021年10月 4日 (月)

傷を抱えた自民新執行部

 岸田自民党総裁による新しい執行部が決まった。甘利氏が幹事長になり、失言が多い麻生氏が副総裁になった。副総裁は飾りの様なものなのだろうか。

 麻生派の河野氏が立候補したのに、甘利氏は総裁選で岸田氏を応援したというから、麻生氏とともに怪物である。

 政調会長には安倍前首相が応援した高市早苗氏が選ばれ、総務会長には福田達夫氏、選挙対策委員長遠藤利明氏、梶山弘志幹事長代行、小渕優子組織運動本部長、などで、決選で負けた河野氏は広報部長だ。安倍氏と麻生氏を忖度した人事とも言われ結局両氏が背後で影響力を行使すると言われている。

 朝日新聞の「かたえくぼ」には、

   新総裁

  運転手は岸田♪   車掌はボクだ♪

       安倍前首相

というのが載った。核心を突いた風刺である。

 しかし、この顔ぶれについてネットニュースによると、安倍氏は不満だそうだから分からないものだ。

 朝日新聞2日朝刊には、「岸田体制 早くも懸念」「過去に疑惑の甘利氏・小渕氏」という記事が載った。

 甘利氏は経済再生相だった2016年、自身や元秘書が都市再生機構(UR)と土地の補償交渉をしていた業者からの現金を受領していたことが発覚し、閣僚を辞任した。甘利氏は終わったことだとしているが、説明責任を果たさず逃げ回ったままだ。

 また、小渕氏14年に後援会向けの観劇会の収支が食い違っている問題が明らかになり閣僚を辞任している。

 立憲、共産、国民民主、社民の野党4党は甘利氏を国会招致し説明を求める方針を確認した。

 野党側は、岸田政権を「安倍菅継承内閣」と位置づけ、森友学園や桜を見る会などの疑惑を追及し、次期衆院選の対立軸にして行く考えだという。

 学術会議任命拒否も学術会議が任命するように要求している。こうした負の遺産をきちんとすることが大事で野党はどんどん追及してもらいたい。

 総裁選がメディアに連日取り上げられ、岸田氏になったから自民党は有利になったと言われるが、そんなことはない。自民の弱点を突くことと、優れた政策を示して、ゆるぎない野党共闘を進めることで、自民の悪政を終わらせることができる。

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