岸田内閣の支持率を見て
マスコミ各社の岸田内閣に関する世論調査が出そろったようだ。自民党は各社とも6割は超えると想定していたようだ。菅内閣が65%もあったから、ご祝儀相場として6割は超えるだろうとしたのだろう。一番支持率が高かったのは日経新聞の59%だ。どういう調査をしたのかは不明だが、ほぼほぼ60%である。
共同通信社が支持率55.7%、不支持率23.7%
朝日新聞が支持率45%、不支持率20%
毎日新聞が支持率49%、不支持率40%
読売新聞が支持率56%、不支持率27%
日経新聞が支持率59%、不支持率25%
日経の他に読売はいつもの通り、56%と高い。朝日は45%、毎日も49%と50%を割っている。
Yahooニュースよると、毎日新聞のデータでは岸田内閣の顔ぶれに「期待が持てる」はわずか21%。「期待が持てない」は51%だった。
また、「政治とカネ」の説明責任が問われる甘利明氏の党幹事長就任を「評価しない」が54%と5割を超えた。
日刊ゲンダイは、低支持率の原因とみられるのは、安倍元首相、麻生前財務相、甘利幹事長の「3A」の支配が続いていること。世論が嫌気を差している。
安倍・菅政権の路線を「転換するべき」が69%(共同)に上り、安倍・麻生の影響力は「マイナスになる」が59%(毎日)。新内閣や自民党役員の顔ぶれを見て、生まれ変わった自民党を「実現できない」が54%(朝日)、甘利幹事長の起用を「評価しない」が48%(読売)。
国民は9年も続いた安倍、麻生路線にはうんざりであろう。
新内閣へのご祝儀のあるうちに、野党の準備が整わない内に、電光石火で31日投票を決めた岸田首相。吉とでるか凶とでるか見ものである。
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