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2021年10月 5日 (火)

読売新聞の世論調査を見て

 スマートニュースを見ていたら、読売新聞が実施した世論調査を見つけた。8~9月に次の衆院選の結果として望ましい議席数について聞いたもので、「現在の与党が野党を少し上回る」50%と「現在の与党が野党を大きく上回る」14%を合わせ、自公政権の継続を望む人は64%に上ったという。

 現在の様な自公の圧倒的優位を望む人は14%というのはコアな自公政権支持の数だと思われる。「自公を野党が少し上回る」が50%いるということはこれまでの様な与党のやりたい放題をコントロールしたいということではないだろうか。

 政権交代を望む人は、「現在の与党が野党を少し下回る」21%と「現在の与党が野党を大きく下回る」9%の計30%にとどまった。

 政権交代を望む回答は、野党支持層で61%と半数を超えたが、選挙の勝敗のカギを握る無党派層(全体の51%)では、自公政権の継続が55%で、政権交代の37%を上回った。

 安倍政権、菅政権と9年間続いた中で、力で抑えつけ、森友・加計学園問題や学術会議任命など国会や国民に説明をしないやり方を通し、野党が臨時国会を要求しても憲法違反の無視をして来た。

 また、政府の新型コロナ対応は「評価しない」が全体の73%を占め、無党派層に限ると84%に達した。それでも政権交代を望む声が少ないのはどうしてだろうう。

 野党は乱立して勝てないと思っているのかもしれない。野党4党により協力体制もできたことだし、70余りの選挙区での立候補者の調整をしっかりとして、無党派層の心に響く強いメッセージを送って今度は政権交代を目指すのだと本気で訴えて欲しい。


 

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コメント

昔、政権を取ろうとしない政党はネズミを捕ろうとしない猫だと言った政治評論家がいたが、まさにその通りである。もし今回の総裁選で河野氏が勝ち、小泉官房長官という内閣が誕生したら、自民党圧勝、野党ぼろ負けという総選挙の予想が現実味を帯びるところであった。野党にとっては岸田政権はむしろ戦いやすい事態である。すなわち誰が見ても安倍、麻生の傀儡政権だと思えるからだ。しかしながらこんなひどいと思われる新内閣でさえこれだけの
根強い支持があるのだ。私にはとても理解できないが、よく考えると仮に野党に政権が亘ったら、たちまち野党の間で主導権争いが激化し、自公政権より
ひどいことになりかねないと多くの国民が思っているように思える。よりましな政権選択の総選挙に残念ながらなりそうである。

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