菅首相の総裁選不出馬
3日の昼、NHKのニュースを観て驚いた。菅首相が総裁選には出ないと述べたと言っていたからだ。菅首相はコロナ対策に注力するために任期いっぱい務めると分かったような分からないように理由を述べていた。
メーテレ大下容子ワイドショーを観たら、菅首相が総裁選に出ないことにした背景をいろいろ詮索していた。
どうやら菅首相は国民だけでなく、党内からも人気を失っていたようだ。6日に役員人事と内閣の一部改造をやると言っていたが、その構想ができなくなったので「もうやーめた」となったようだ。
ネットでは菅首相が突然予期せぬ行動に出ると言う人がいたし、総裁選には出ないこともあるという人もいたが、その通りになってしまった。
菅首相はコロナ対策に全力を挙げて取り組むと、ことあるごとに口では言っていたが、実際は後手後手の1年間で効果ある対策は見られなかった。コロナの爆発が続いているのに収まってきているとか実態とかけ離れた発言をしていた。菅首相では 次の衆院選が戦えないというので、引導を渡されたのかも知れない。
安倍前首相は数々の悪いことをしながらのらりくらりと逃げてひどかったが、菅首相もはぐらかす、答えないなど数を恃んでのやり方で、力で官僚を抑えつけることもあった。
次の自民党総裁には誰がなるのか、手を上げているのは岸田氏だけだが、取沙汰されている人はたくさんいる。これから29日の投票日まで様々な動きが出てくるのであろう。
問題は自民党総裁に誰がなるかではなく、与党に対して野党がどう戦うかである。市民とも連携して、心ある野党が与党を倒し、政権を取る気概で向かって欲しいものだ。野党がしっかりしないと自民党はよくならない。このままではコロナ対策どころか日本の近未来も危うい。
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