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2021年8月 3日 (火)

怖い誤嚥性肺炎対処法の記事

 スマートニュースを見ていたら、「誤嚥性肺炎を防ぐ筋トレ」という記事があった。誤嚥性肺炎は高齢者に怖いものだ。記事によると「日本人の代表的な死因の一つ」だとあった。喉は40代から老化するということは知らなかったが、私の場合はそれより40年も高齢だ。まさに誤嚥性肺炎を怖れる真っただ中にいる。これから死ぬまで気を付けねばならない。

『飲み込み力』チェックリスト」
 当てはまる項目が一つでもあれば、「飲み込み力」が弱まっているかもしれないという。

□ 食事中にむせたり、せき込んだりすることが増えた。
 これは歳を取るにつれて増えていると自覚している。

□ 上を向いてゴクゴクと水を飲むとむせることがある。
 上を向いてお茶や水を飲むことはない。

□ 大きめの錠剤を飲みにくく感じるようになった
 錠剤を飲むとき、喉にひっかかることがある。

□ 食後にガラガラ声になることがある

 これは大丈夫だ

以前よりも食べるのが遅くなった

 私はゆっくり食べるのが習慣だ

□「声が小さい」と言われるようになった

 今でも大きい声が出る

 誤嚥は喉頭蓋の誤作動

 喉は、飲食物を飲み込む嚥下、呼吸、発声の3つの機能を担う大切な器官で、食道と気管は並んでいるが、食道に空気、気管に飲食物が入らないように交通整理するのが、喉にある喉頭蓋(こうとうがい)だ。誤嚥とは、このシステムが誤作動し、飲食物や唾液が気管に入ること。食べた物が逆流し、胃から気管に入る場合もあるという。
 

 誤作動の原因は、のどのまわりの筋肉や神経が衰えていること。のど仏の位置の低下が、衰えのサインだそうだ。40代以降、男女ともに位置が下がり始め、60代でガクンと下がり、自覚のないうちに、飲み込む力が落ちているというのだ。

 喉の筋肉の鍛え方 

 喉の筋肉は、何歳でも簡単なトレーニングで鍛えられる。

その1は、「のど筋トレ」

①【嚥下おでこ体操】

 喉仏周辺に力が入り、のどの前面が強化される。入浴時やテレビを見ている時など、すき間時間にやるとよい。

 おでこに手のひらを当て、上側に向かって押す。おでこで手を押し返すように、首を前に倒す。おでこと手で押し合った状態を、5秒間キープする。1セット10回。

②【あご持ち上げ体操】

 喉仏の位置を上げる筋肉を鍛える。 座って、机に肘をついた状態で行ってもOK。
(1)両手を軽く握り、手の甲を外側にして、こぶしをあご先に当てる
(2)あごとこぶしで上下に押し合う。下を向いて力いっぱいあごを引き、こぶしであごを上に押し戻すように力を入れて、5秒間キープする。1セット10回。
その2「呼吸筋トレ」

①【ハフィング訓練】

 意識的に咳をして、異物やたんを吐き出す力をつける。いざという時に上手に吐き出せるように、体に覚えさせる。

(1)数回深呼吸をする。息を十分に吸った後、「ハッ! ハッ!」と、声は出さず  に勢いよく息を吐き出し、同時に軽く胸を押す。

(2)コホンと軽くせきをする。1セット10 回。

③【口すぼめ呼吸】

 呼吸が浅いと誤嚥しやすくなる。たっぷりと息を吸い、細く長く吐いて、深く呼吸する。
鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる。口をすぼめて、口から細く長く息を吐く。肺の空気を全部出しきるように意識しつつ、お腹をへこませる。吐く時間が吸う時間の2倍になるのが目安。お腹に手を当てて、動きを確認するとよい。1セット5回。
 

 ちなみに、私は根来教授の「4,4,8」呼吸法を毎日続けている。
 

 また、同じ合唱団にいた歯科医から誤嚥予防のための舌を使った筋トレを教えてもらってずっとやっている。やり方は舌を思いっきり出すのを繰り返すのだ。一回に20回やっている。歯科医の知人は誤嚥予防の指導をしていると言っていた。
 

 歌を歌うこともよいというが、コロナで8か月ぐらい合唱が休みなので残念である。カラオケも行っていない。
 

 万一誤嚥して窒息してしまったときの処置法も書いてあった。

 誤嚥した時は5分以内が勝負。水やご飯を飲み込むのは悪化させる場合があるのでNG。上半身を前側へ床と水平に倒し、背中を叩いて強くせきをして吐き出す。それでも出てこない場合はすぐに救急車を。救急車が来るまでの間、「ハイムリック法」という上腹部を突き上げる方法を試す。

【ハイムリック法】
(1)椅子に座り、背もたれに背中を押しつける。両足を肩幅に開き、足裏はしっかり床につける。
(2)両手を組んでお腹に当てる。やや上に突き上げるようにお腹を圧迫する。

 貴重な記事であった。

 

 

 

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