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2021年8月24日 (火)

和歌山通信「新型コロナウイルス対策 70号」―その③

 和歌山県はワクチンの効果についても独自の調査をしてデータを集めている。 

4.ワクチンの効果

 ファイザーやモデルナのワクチンは95%と発表されてきました。 とても優秀です。 でもあんまりよく効きすぎて、 私も含めて2回打ってしばらくしたら100%うつらないし、 重症化しないと思い始めていました。

 しかし、 和歌山県でも1回目が終わった人はもちろん、 2回目が終わった人もボツボツ感染が出始めました。 和歌山県では私に全数報告されますから、 結構いるものだなぁ、 ひょっとしたら実はワクチンは効かないのではないかと思ったこともあります。 しかし、 そうではありません。 和歌山県の調査によりますと、 やはり、 2回接種を受けた人のおおよそ95%は感染をしていません。 または、 ワクチンを2回受けた人の感染リスクはそうでない場合の5%になっているということです。 また、 重症化(又は中等症化)している人はもっと少ないように思います。
8月12日、 和歌山県はデータを公表しましたので、 詳細はそちらへ。

新型コロナワクチンの効果等について

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20210817_d/fil/20210812press_r.pdf

 ワクチンがこれだけ効くのに、 ワクチンを打ちたくないという人がいます。 どうやら、 副反応が恐ろしい、 本当に効くのかよくわからない、 実際に2回打ってもかかる人がいるではないか。 そんな不安があるものは、 まず他の人に打ってもらって、 様子を見て、 大丈夫だったら自分も打とうといった理由によるものと思います。

 確かに1つ1つとると、 ワクチンに伴うそういったリスクも0ではないかもしれません。 しかし、 人間の長所は、 そういうリスクが0でない時でも、 色々な状況から比較衡量でどうすべきかを判断できることです。 それぞれのリスクがどのくらい1つ1つ重そうで、 かつ発生確率がどのくらいで、 もし、 それを避けると別のリスクがこれこれの損害と確率で襲ってくるが、 そうするとどっちの方が得かということです。 2回打ってもかかる人はいるけれど、 打たない時の感染リスクに比べて5%ぐらいだし、 重くなるリスクはものすごく少ない。 一方、 打たない時は感染リスクが20倍で、 感染したら重くなる可能性も高い。 また、 東京都などでは、 感染が分かっても自宅でいて下さいと言われるだけで医療加護が十分できないこともあり得るから、 ひょっとしたら命に関わる。 どうも若くても症状が重くなる場合もあるようで、 軽くても後遺症に苦しんでいる人がいるようだ…ということぐらい考えられないのかなぁと私は思います。
 それに自分のことばかりを考えないのが人間の人間たる所以でしょう。 ワクチンを打つということは、 家族や同僚など、 人にうつすリスクも少なくなるということですし、 かかった時に必死で世話をしてくれる行政や病院の方々の苦労も大幅に減るということです。 和歌山県のように保健医療行政がまだ頑張って持ちこたえていて、 感染防止と感染者の医療加護を何とか出来ているところでも、 行政や医療関係者の苦労は筆舌に尽くせません。 ずっと働いてくれているのです。 ましてや、 保健所や医療機関があまりの数の感染者と次々に現れる重症者にほとんどマヒ状態になって苦しんでいる都道府県の関係者の苦労と心痛はいかばかりでしょうか。 それを避けるように努力するのも立派な社会人の姿だと思います。

 このところワクチン接種に対するテレビなどの論調は明らかに変わってきました。 以前は打たぬ自由を強調して報道していたのが、 感染の拡大とともに打たないと危ういという方向になってきていると思います。 そうすると、 そういうテレビを見ている人は今までよりもコロナ感染を恐れて接種を希望する人が増えるような気がします。 でも少し遅いかも。 これまでと違い政府のワクチンの配給が遅れがちになってきました。 ワクチンなんかやばいと言って予約を躊躇していた人がワクチンを早く打って下さいと変心したとしても、 実施までには少し時間がかかるかもしれません。



 

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