敬老の日について
2021年の「敬老の日」は9月20日(月)である。昔は9月15日で分かりやすかったが、年により変わるのは、2003年からは国民の祝日を月曜日にして3連休にするハッピーマンデー制度の適用により、「敬老の日」は9月の第3月曜日となったからだ。
「敬老の日」は、1947年9月15日に兵庫県多可郡野間谷村で「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨で、村主催の敬老会を開いたのが由来とされているそうだ。1966年に「敬老の日」として国民の祝日となった。
父母や祖父母の頃は毎年敬老祝いの品を貰っていたと記憶する。祖父から紅白饅頭を貰って食べた。そのうち祝いの品は長寿扇子にかわり、扇子が今でもいっぱい残っている。
ところが私は未だに祝い品をもらったことがない。長寿者が増えてきて祝ってもらえる年齢が高くなったからのようだ。
名古屋市の長寿者祝いについて調べたら、88歳(米寿)で3000円、100歳で30000円となっていた。自分は今85歳の終わりごろだがこれまで何ももらってない理由が分かった。
もっとも名古屋市には敬老手帳とパスがあり、65歳になると貰えるからそれが祝いの代わりになっているのかも知れない。
敬老の祝いは自治体によって異なるので高額の金を貰えるところやあまり貰えないところなどいろいろあるようだ。
3000円貰えるようになるためにはあと3年生きなければならない。新型コロナでどうなることか。
ちなみに、もともと9月15日だった「敬老の日」を変えたくないという要望から、国民の祝日とは別に9月15日は「老人の日」と老人福祉法で定められたという。
9月15日~21日の1週間は、「老人週間」となっており、高齢者が安心して暮らせる社会を目指す取り組みが提唱されているそうだ。
考えてみるとこの年になっても長寿の人が周りに一杯いるので、自分を長寿だとは思わない。いつ死んでもいいとは思うが気持ちとしてはまだ若い気分なので、老人の日も行事にも関心がない。
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