外国人選手に多く見られたタトゥー
東京五輪をテレビで観て目についたのは外国選手のタトゥ―(入れ墨)であった。女性の選手にもタトゥーをしている人が多くいた。
日本では入れ墨は暴力団などに見られるが一般の人はしないのが常識となっていた。江戸時代には犯罪人に対して腕などに入れ墨を入れられた。そのくらいだからタトゥーをしていると就職にも影響すると思われる。以前大阪市で職員の入れ墨が問題になったことがあった。
でも、いつの頃からか若者の間で入れ墨が流行り始めたらしい。入れ墨ではなくタトゥーと英語で表現するので抵抗感がすくないのであろうか。繁華街に「タトゥー」の店の看板を見ることがある。
それでも日本人でこれ見よがしにタトゥーを入れている人を見ることは滅多にない。浴場などではタトゥーをしている人は入浴お断りというところもあるようだ。以前、道後温泉に行ったとき、私一人が入っていると全身に見事な入れ墨をした人が入ってきてビビったことがあった。
外国ではタトゥーは気楽に入れるものと思われる。米国やヨーロッパに旅行した時タトゥーをした人をよく見かけ驚いたものであった。
今回の東京五輪では腕や体に様々なタトゥーをしている選手が目についたが、そのくらい一般的になっているのだと思った。中にはカラフルなタトゥーをしている選手もいた。
江戸時代に盛んであった儒教に「身体髪膚これを父母に受く。敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」というコトバがある。タトゥーは敢えて傷つけて美としているのだが一生消すことができないし理解しがたい。
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