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2021年8月

2021年8月31日 (火)

「褞袍」を何と読む?

 スマートニュースに「なんて読む?」という漢字クイズがたくさん出ている。その中に「褞袍」というのがあった。しばらく考えて「どてら」だと思い答えを見たら合っていた。

 「褞袍」の字を見て、子どもの頃父親が褞袍を着て座っていた姿を思い出した。自分も褞袍が欲しくなって高校のころ母親に作ってもらった記憶がある。

 南紀新宮市に住んでいたが冬はやはり寒かった。当時は暖房と言えば火鉢であった。火鉢に手を当てれば暖かく感じるが部屋の中を温めることはできなかった。

 夜寝るときは湯たんぽを使っていた。ブリキの様なもので作った容器にお湯を入れて熱いので布でくるんで足元に置いて寝た。陶器でできたものもあった。電気こたつができて湯たんぽが取って代わられた。

ところで褞袍だが、綿を入れて作ってあり、足元までの長い着物なのでそれを羽織って勉強すると寒さが防げた。今なら羽毛を入れて作るであろうがその頃はそんな洒落たものはなかった。

 褞袍も湯たんぽも今では死語になってしまったと思うが、褞袍を着て受験勉強をした頃がなつかしい。

 褞袍の語源をネットで調べたら次のように出ていた。

 江戸時代の方言辞書『物類称呼』に「襦袢、北国及び東奥の所々にて、ててらといふ」とあり、襦袢の異名で「ててら」と呼ばれていたことが分かる

 江戸末期には、丹前とほぼ同じ物を指すようになり、現在では丹前を「どてら」と呼ぶ。
どてらの対象が襦袢から丹前になった理由は、元々、襦袢が広袖の上着を指していたことに関係すると思われる。


「ててら」の語源や、「ててら」が「どてら」に転じた理由については分かっていない。

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2021年8月30日 (月)

大きな感動を与えてくれるパラリンピック

 東京パラリンピックが始まって、放映されるいろいろな競技を見ている。障害の程度に応じて細かく分けられているようだが、詳細は分からない。見て分かるのは肉体的に障害がある選手である。

 水泳の背泳で山田美幸選手が両腕がないので脚だけを使ってすごいスピードで泳いで銀メダルを獲得した。男子のバタフライでも両手がない日向楓選手がが両足だけで泳いで7位に入賞した。

 女子走り幅跳びの中西摩耶選手は片足が競技用義足、高桑早生選手は両足が義足であった。

 100m、200mなどの走る競技でも義足で素晴らしいスピードで走る姿を見ると凄いと見とれる。

 目が不自由な選手は見た目は分かり難いが、光が入らないように眼帯をつけている重度の選手は分かる。全盲の選手でも全力で走ったり、跳んだりするのを見ると感心するばかりである。

 男子5000mで唐沢選手が銀メダル、和田選手が銅メダルを取ったが、この競技はガイド付きであった。目が見えないのでガイドに伴走をしてもらうのであった。中国選手が金メダルを取った400mでもガイド付きでやっていた。

 水泳や陸上だけでなく、車いすを操るゴールボールやバスケットなども観たが、その巧みな動きに見入った。

 個人競技ではアナウンサーがその選手の身体障碍の原因を説明していた。生まれつきという可哀そうな人もいるが、健常者に生まれても途中で事故により身体障碍者になるケースも多いことを知った。

 パラリンピックを観るまで身体障碍者を見るのは街中だけであり、身体活動をしている姿を見ることはなかった。パラリンピックにより競技者として健常者と変わらない活動をする姿を観てそのすごさに感動するのみである。

 私など運動はまったくできないし、唯一できる水泳でも我流である。しかも、飛び込みが苦手でできない。両腕がない選手が頭から飛び込んでいるのを観て驚いた。

 選手たちは並々ならぬ努力を積み重ねて自分を鍛え上げてパラリンピックに参加し、活躍する姿によって観る人に感動を与えてくれるのだ。

 東京五輪では活躍した選手が大きく取り上げられた。それに比べるとパラリンピックではメディアの扱いも小さい。マイナーなスポーツになっていると感じる。記録という点で比べれば障碍者の記録は健常者の記録には及ばない。だからと言ってパラの選手が劣るとは決して言えないと思うのだ。観る人に与える感動点というものがあるとすればパラリンピックは五輪より上だと思うのだが。

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2021年8月29日 (日)

パラリンピック開会式の素晴しい国歌斉唱

 パラリンピックの開会式で「君が代」を歌った歌手のきれいな声と柔らかい歌い方に魅入られた聞いた。シンガーソングライターと紹介されたが、全く知らない歌手であった。

 東京五輪の開会式で「君が代」を聞いたときは、絶叫調の歌い方に違和感をおぼえたが、佐藤さんの歌い方は素敵であった。

 26日にスマートニュースを見ていたら、「全盲の音大生シンガー・ソングライター」が東京パラ開会式に響かせた夢の「君が代」という記事を見つけた。

 国立競技場に、ピュアで伸びやかな歌声を響かせた。「全盲の音大生シンガー・ソングライター」として活躍する佐藤ひらりさん(20)と書いてあった。

 佐藤さんは新潟県三条市生まれ。視神経低形成のため、生まれつき両目が見えないそうだ。現在は武蔵野音楽大学に通う2年生で、イタリアやネパールなどでも音楽活動を展開しているという。

 でも、天がそんな佐藤さんに音楽の才能を与えた。幼いころから音に敏感で、5歳でピアノを習い始めた。小学校入学後に福祉施設での慰問コンサートなどの演奏活動をスタートさせると、障害者の音楽コンクールなどで数々の賞に輝いたという。

 小学6年で挑戦したニューヨークの有名な劇場「アポロシアター」の「アマチュア・ナイト」でも、熱い称賛を集めたそうだ。

 シンガーソングライターの道へは、9歳から作詞・作曲も手掛けたというからすごい。13歳の時に初のミニアルバムを発表した。これまでに「みらい」「令和」「expect」などのオリジナル曲を世に出してきた。音楽情報に疎いのでそういうことは一切知らなかった。

「東京オリンピック・パラリンピックで国歌斉唱が夢です!!」とツイッターに書いていたそうだが、その夢をかなえた。

 ピアノを弾いた辻井信行さんと言い、佐藤さんと言い才能を開かせて素晴らしい音楽でパラリンピック開会式を彩ってくれた。
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2021年8月28日 (土)

バッテリーを長持ちさせるスマホの充電

 iPhoneを使い始めてどのくらいになるだろう。ガラ携からスマホに換えるときiPhoneがいいと思い選んだのであった。以来ずっとiPhoneで現在12である。

 使い始めたころバッテリの充電についてとても気になっていた。過充電はいけないと言われていた。あるときネットで100%になるまで充電してはいけないという記事を見て96%ぐらいで充電を止めることにした。

 ネットにはリチュウム電池になったから過充電について神経質にならなくてもよいという記事もあった。

 スマホの充電をするのに夜寝ている間コンセントにつないで充電する人が多いと思うのだが、そうすると6時間~8時間ほど充電することになるからバッテリーを痛めることになると思う。

 25日にスマートニュースを見ていたら、久しぶりにiPhoneの充電についての記事があった。それによるとやはり100%の充電はよくないと書いてあった。

 iPhoneなどスマホやノートPCには“リチウムイオン電池”使われているが、この電池の容量は、ある一定の充電回数(サイクル回数)を経ると劣化してしまうという。それは当然のことだと理解できる。

 充電回数を減らそうとして、100%まで充電して、バッテリー残量が10%以下になるまで使い続けるような使い方は、逆にバッテリーの劣化を早めるという。リチウムイオン電池は、ほとんどの電気を放電して空になった状態では、劣化がより早く進むというのだ。

 また、バッテリーが100%の状態で充電が続くと“過充電”になってしまうという。

 
 私はスマホでゲームをしたり、音楽を聴いたり、動画を見たりしないので、バッテリーの消耗は電話を掛けたときぐらいだ。それでたいていは70%前後で充電をすることが多い。毎朝入浴やシャワーの間に充電をしている。96%ぐらいで止めている。

 iPhoneには“バッテリー充電の最適化”という機能が備わって『iPhone』の設定→バッテリー→バッテリーの状態にある“バッテリー充電の最適化”の項目を確認してONにしておくとよい。

 最もバッテリーの劣化を抑えられる充電方法は、Apple Explainedは「バッテリー容量を40%〜80%の間に保つと、バッテリーへの負担をより抑えられる」と説明しているそうだ。これについては理解できないのだが、96%も充電しない方がよいということなのだろうか

 リチュウムバッテリー充電についてはiPhoneだけでなく全てのスマホにもいえることだそうだ。

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2021年8月27日 (金)

横浜市長選の結果に民意を見よ

 22日にあった横浜市長選では立憲民主党推薦の山中竹春氏が、2位の小此木八郎氏に大差をつけて当選した。

 小此木氏は閣僚を辞し、IR誘致の中止を掲げて立候補し、地元の菅首相の支援を受けたが落選したのであった。現職の林文子氏は3位であった。経済界が期待し林氏が進めた横浜港へのカジノを含む統合型リゾート(IR)構想は中止される。

 菅首相は厳粛に受け止めると語ったが内心はどうであろうが。森山国会対策委員長は、一地方の自治体の選挙だから来たる衆議院選挙には影響はないと述べたがおそらく強がりであろう。

 菅首相の下で闘った4月の衆参3選挙の完敗、東京都議選挙での低迷、そして今回の横浜市長選での大敗で、2か月後に迫っている衆議院選挙がどうなるのか。これらの一連の選挙での結果に民意を見るべきだ。

 議員の数をたのんで安倍政権以来やりたい放題で、自らの過ちを糺そうとしなかった。また、コロナウイルス対策では後手後手の対策しかできない与党には大半の国民は辟易している。ここで自民党・公明党に鉄槌を加えなければ、日本は悪い方に進むばかりだ。

 ここは野党の選挙協力次第である。維新の会は元々与党系だから駄目だが、国民民主党を含む残りの野党がまとまれるかどうかにかかっている。誰が見ても与党を追い込む大チャンスである。

 立憲民主党を軸として市民グループなどとも連携し、出来れば政権を奪取するぐらいの意気込みで総選挙に臨んで欲しい。

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2021年8月26日 (木)

NHK連続テレビ小説「おかえり モネ」が面白くない訳

 NHKの連続テレビ小説「おかえり モネ」はパッとしないと感じながら観ている。その原因の一つが主演の清原果耶の表情の乏しい演技とストーリーの展開の分かり難さにあると思っていた。
清原の演技を同じような若い女優やベテラン俳優の演技を見比べているが、毎回清原の演技は表情が乏しい。目の回りの表情だけで演技をしている感じを受ける。もとより自分は演技については見る眼のない素人であるしとやかく言えない。

 ところがニュースパスを見ていて、日刊ゲンダイの「NHK『おかえりモネ』が危険水域に...朝ドラ視聴率ワースト記録を塗り替える恐れも」という記事を見つけ、読んでみたら私が感じたことと同じことをプロの芸能評論家佐々木博之氏が書いていたので、やっぱりそうだったのかと、自分の見方が間違っていなかったことを知った。

 佐々木氏は「当初は主人公の百音を演じる清原さんの表情の乏しさが視聴者の共感を得にくい原因ではないかと分析していました。ただ、今の危機的な数字は彼女の演技力不足だけでは説明がつきません。」と書いている。

 また「彼女がパラリンピック選手のサポートのために『チーム・サメジマ』を立ち上げたあたりから話についていけなくなりました。」と書いている。スポーツ気象という分野を立ち上げようという西岡気象予報士を助けるためにモネは参加したのだが、特定の選手のためにチームを作って応援するというストーリは分かりにくかった。

 モネが気象予報士を目指すに当たり菅波医師が献身的にサポートするというストーリーにも理解ができなかった。

 ただ気象予報についてその裏話の様なものをいくつか知ることができ、気象予報についての見方が変わったのはたしかである。

 佐々木氏は「回想シーンが多くてドラマのテンポも遅い」と書いているが、これも私が感じたことと同じである。この回想シーンは必要か?と思わせるものが多かった。

 やはり脚本家か演出者か知らないが、物語の描き方にも大きな問題があるようだ。それも視聴率低下の原因であろう。

 

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2021年8月25日 (水)

河村市長の小学生にももとる手書き謝罪文

 スマートニュースで河村名古屋市長の直筆の全職員向けの謝罪文というのを見た。

 謝罪文は短く「名古屋市職員の皆様へ。この度は私がひきおこした金メダル事件により、皆様にお詫び申し上げます。数多くの電話、メール、手紙等よせられ業務にめいわくをかけております。全て私が悪かったことでございます。つつしんでお詫び申し上げます。以上」というそっけないものであった。

 文章自体も文法的におかしなところがある。「金メダル事件により」とあるが、「ついて」とか「関して」と言うべきであろう。「より」を使うなら、「金メダル事件により、数多くの電話、メール、手紙等よせられ業務にめいわくをかけております」と理由を述べて、つつしんでお詫び申し上げます」と書くのが普通であろう。

 漢字を知らないのか平仮名で書いた言葉があるがある。「迷惑」「寄せられ」「謹んで」などだ。

 更に言うと上から目線の文であることだ。「迷惑」「かけて」などは「ご」「お」を付けるべきだ。最後に「以上」で結んでいるが、いかにも事務的である。それでいて、「皆様にお詫び申し上げます」「つつしんでお詫び申し上げます」と短い文の中で2回も繰り返しているが、謝罪が多ければよいというものではなかろう。謝罪の心が大事なのだがそれが感じられない。

 ワープロを使わずに手書きで書いたから誠意が伝わるだろうと思っているようだが、直筆の文面を見る限り、教養のなさを暴露している。河村市長の筆跡を見るのは初めてであったが、名古屋市長を務めるほどの人物が、写真の様な汚いなぐり書きで、しかも誤字をそのまま手直ししているのは頂けない。小学校できれいな文字の書き方や手紙の書き方を習ったはずだ。小学校の時の教育がいい加減であったのかと思いたくなる。

 ネット上では「字が汚くても良いんだよ、丁寧に書かないと」「小学生でも怒られるレベルの走り書きと、書き間違いのぐちゃぐちゃ訂正で笑った」「何が大切なのかが分かっていないことだけはわかった」「これが謝罪文?殴り書きで反省してるようには思えない」と否定的な声が上がっているのは当然だ。

 逆に言えば、この程度の人物だから金メダルを噛んだと納得できる。「文は人なり」というが、言い得て妙がある。

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2021年8月24日 (火)

和歌山通信「新型コロナウイルス対策 70号」―その③

 和歌山県はワクチンの効果についても独自の調査をしてデータを集めている。 

4.ワクチンの効果

 ファイザーやモデルナのワクチンは95%と発表されてきました。 とても優秀です。 でもあんまりよく効きすぎて、 私も含めて2回打ってしばらくしたら100%うつらないし、 重症化しないと思い始めていました。

 しかし、 和歌山県でも1回目が終わった人はもちろん、 2回目が終わった人もボツボツ感染が出始めました。 和歌山県では私に全数報告されますから、 結構いるものだなぁ、 ひょっとしたら実はワクチンは効かないのではないかと思ったこともあります。 しかし、 そうではありません。 和歌山県の調査によりますと、 やはり、 2回接種を受けた人のおおよそ95%は感染をしていません。 または、 ワクチンを2回受けた人の感染リスクはそうでない場合の5%になっているということです。 また、 重症化(又は中等症化)している人はもっと少ないように思います。
8月12日、 和歌山県はデータを公表しましたので、 詳細はそちらへ。

新型コロナワクチンの効果等について

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20210817_d/fil/20210812press_r.pdf

 ワクチンがこれだけ効くのに、 ワクチンを打ちたくないという人がいます。 どうやら、 副反応が恐ろしい、 本当に効くのかよくわからない、 実際に2回打ってもかかる人がいるではないか。 そんな不安があるものは、 まず他の人に打ってもらって、 様子を見て、 大丈夫だったら自分も打とうといった理由によるものと思います。

 確かに1つ1つとると、 ワクチンに伴うそういったリスクも0ではないかもしれません。 しかし、 人間の長所は、 そういうリスクが0でない時でも、 色々な状況から比較衡量でどうすべきかを判断できることです。 それぞれのリスクがどのくらい1つ1つ重そうで、 かつ発生確率がどのくらいで、 もし、 それを避けると別のリスクがこれこれの損害と確率で襲ってくるが、 そうするとどっちの方が得かということです。 2回打ってもかかる人はいるけれど、 打たない時の感染リスクに比べて5%ぐらいだし、 重くなるリスクはものすごく少ない。 一方、 打たない時は感染リスクが20倍で、 感染したら重くなる可能性も高い。 また、 東京都などでは、 感染が分かっても自宅でいて下さいと言われるだけで医療加護が十分できないこともあり得るから、 ひょっとしたら命に関わる。 どうも若くても症状が重くなる場合もあるようで、 軽くても後遺症に苦しんでいる人がいるようだ…ということぐらい考えられないのかなぁと私は思います。
 それに自分のことばかりを考えないのが人間の人間たる所以でしょう。 ワクチンを打つということは、 家族や同僚など、 人にうつすリスクも少なくなるということですし、 かかった時に必死で世話をしてくれる行政や病院の方々の苦労も大幅に減るということです。 和歌山県のように保健医療行政がまだ頑張って持ちこたえていて、 感染防止と感染者の医療加護を何とか出来ているところでも、 行政や医療関係者の苦労は筆舌に尽くせません。 ずっと働いてくれているのです。 ましてや、 保健所や医療機関があまりの数の感染者と次々に現れる重症者にほとんどマヒ状態になって苦しんでいる都道府県の関係者の苦労と心痛はいかばかりでしょうか。 それを避けるように努力するのも立派な社会人の姿だと思います。

 このところワクチン接種に対するテレビなどの論調は明らかに変わってきました。 以前は打たぬ自由を強調して報道していたのが、 感染の拡大とともに打たないと危ういという方向になってきていると思います。 そうすると、 そういうテレビを見ている人は今までよりもコロナ感染を恐れて接種を希望する人が増えるような気がします。 でも少し遅いかも。 これまでと違い政府のワクチンの配給が遅れがちになってきました。 ワクチンなんかやばいと言って予約を躊躇していた人がワクチンを早く打って下さいと変心したとしても、 実施までには少し時間がかかるかもしれません。



 

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2021年8月23日 (月)

和歌山通信「新型コロナウイルス対策70号」―その②―

 和歌山県の仁科知事は新型コロナウイルス対策を「科学的に」と言っているのがすばらしい。

(2)退院基準の変更 

 1と並んで厚労省から退院基準の見直しが連絡されました。 これも何度か変遷していますが、 これまでは有症状の場合、 「?発症日から10日間経過し、 かつ、 症状軽快後72時間経過した場合、 退院可。 」としていました。 その基準を満たさなくても医師の判断で退院が可能になり、 自宅療養・宿泊療養にうつることができるようになりました。 これは賛成です。 異論はありません。

 さっそく、 和歌山県では10日を7日に改め、 「?発症日から7日間経過し、 かつ、 症状軽快後72時間経過した場合、 退院可。 」としました。 また、 無症状者の場合も、 検体採取日から10日間経過した場合退院可であったものを、 10日を7日に改めるということになりました。 何故かというと、 これまでのデータからこれは科学的に正しいと和歌山県は分かっているからです。 和歌山県のこれまでの事例では、 感染者が他者に感染させたと推定されるタイミングは、 発症後最長7日です。 むしろ発症前にも結構うつしていて、 発症後は4日もあればほとんどうつさなくなりますが、 変異株で一例だけ発症後7日というのがありました。 それでも7日です。 だからこれ以後はうつさないという判断をしていますので、 国の基準改定は賛成です。 むしろ、 発症の4日前から他者にうつしている例もあるので、 和歌山県の積極的疫学調査では行動履歴の調査でその辺を念頭に置いて前広に調べています。


3.ワクチン政策について

 今回の第五波の感染爆発において、 高齢者の罹患率が著しく低いというのは明らかにワクチンのためだと思います。 そういう意味で、 もう少し政府の対策を評価してあげるべきところもあると私は思います。 何故ならば、 国は、 今年の初めに3億回分のワクチンを確保したと発表し、 まず県自身が医療従事者に接種し、 次に市町村が65歳以上の高齢者に接種せよ、 その後、 60歳以上及び基礎疾患のある人、 そして一般の人と順番をつけて接種を実施しました。

 この第五波の猛威を考えると、 もし、 この政策なかりせば、 現状はもっと阿鼻叫喚の地獄になっていたと思います。 この国の政策を受けて、 和歌山県は、 早くから県と各市町村が緊密に連絡をとり、 接種体制を整えスタートダッシュをしましたが、 他県では医者が協力してくれないので接種できないなどと言って、 中々その進捗がはかばかしくない所もありました。 そもそも医療関係者は真っ先にワクチンを接種しているのに、 かつ国民がそれを望んでいるのに、 接種に協力しない医師が多いなんて信じられません。 行政が理をもって頼めば協力するのは当たり前だと思います。 現に和歌山県ではそうなっています。 ところが進捗がはかばかしくないところがあるというので、 菅総理が7月末までに高齢者への2回の接種を完了させよと厳命を下しました。 そのおかげで全国的に接種が進んだと思います。

 そういう意味では、 いつも政府が無策だ、 けしからん、 コロナがこうなるのも悪いのは皆政府だというばかりでなく、 専門家やマスコミもそして野党の方々は、 このようによくやった所はよくやったと褒めて差し上げたらどうかと私は思います。

 しかし、 良いことばかりではありません。 3億回分確保と言っていたのが、 契約もしていなかったというお粗末ぶりで、 今に至るまで量が確保できず、 接種体制を整えて、 そのまま突っ走れば、 9月中には接種が全て完了するはずだった和歌山県でも、 ワクチンの配分が無いために、 各市町村が接種スケジュールを後ろ倒しにせざるを得なくなっています。 すなわち、 予約を制限せざるを得なくなっているのです。
 

 この点は本当に政府の罪は重いと思います。 無いものは仕方がないというかもしれませんが、 それでも、 次の2点は、 もう少しなんとかしてほしかったと思っています。

 一点目は日本への供給量、 供給スピードを増やす努力をもっとやる余地はなかったのかということです。 既に一時は欧米でだぶつき感が出ていた中で、 支払いが確実な日本に特別に先に回すということが、 企業として本当にできなかったか、 当事者でないので、 とやかく言うのは失礼になるかもしれませんが、 私の経験では疑問です。 例えば、 政府とファイザー社との交渉ぶりが報道に出たことはほとんどありません。 外務省も経産省も厚労省も動いているという感はなく、 唯一、 菅総理が直接ファイザー首脳と交渉という報道が2回あっただけです。 元役人として言えば、 総理にだけ交渉させ、 他の要人が一回も渡米すらしていないというのは信じられません。

 二点目は本当に足りなくなった8月に入って、 接種で今まで先行していた当県はじめ成績優秀県が大幅に配分を削られました。 接種が遅い所に合わせて、 終期を統一していこうという、 日本人得意の悪習についに入ったかとしか言いようがありません。

 和歌山県などが接種が早かったのは伊達や酔狂でも偶然でもありません。 それこそ全県をあげて皆で力を合わせてスピードアップに取り組んだからです。 菅総理や河野大臣の掲げるワクチン接種の早期完了を達成しようと死に物狂いで努力したからです。 それを先行している所はもういいだろう、 遅い所が追いつくまで待っていろと言われたら、 もう立つ瀬がありません。

 努力する者は報われるというエートスが壊れたら、 人は皆堕落します。 働いても働かなくても、 勉強してもしなくても、 練習してもしなくても、 努力してもしなくても、 最後は皆同じというのは人間の持つ向上心を一番破壊する行為です。 私は時として日本人に現れるこういう何でも平等マインドがいずれ政府を覆うのではないか、 そうして努力して先行している県がパニッシュされるのではないかということを常に恐れていました。 そのため、 常に河野大臣などに早くできる所は早く終わらせればいいではありませんか、 早いからと言って絶対に不利に扱わないで下さいねと申し上げてきました。 でも、 ついにその恐れが現実になりました。 日本でモラルが廃れた瞬間のように思いました。

 

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2021年8月22日 (日)

和歌山通信「新型コロナウイルス対策70号」―その①

 和歌山県庁メールマガジン「和歌山通信」に新型コロナ対策70号」が載っていた。東京、首都圏、大阪、兵庫などで自宅療養者が増え、しかも悪化しても救急車もなかなか来てくれないという状況である。そんな中で、和歌山県では最初から全員入院という心強い施策を堅持している。あっぱれ!である。
 以下、和歌山通信をコピペした。

 最近における新型コロナウィルスの感染拡大ぶりは凄まじく、 毎日全国のほとんどの県で2ケタの感染者が報告され、 それも結構多くの県で3ケタを記録するなど、 これまでになかったような感染状況となっています。 救いはワクチンの接種が早かったからだと思いますが、 高齢者の罹患が少なく、 高齢者は重症化しやすいので、 重症者の割合が過去に比べて低いということです。

 しかし、 そのワクチンが国からの配分量が少なくなり、 接種スケジュールが大幅に遅れています。 また、 若いからと言って重症化しないということはなく、 かつ、 (和歌山県は全国で唯一全員入院を死守していますのでいいのですが)自宅等でケアーを受けないで療養していると、 一定の比率で重症化する人がいるわけですから、 命も危険な状態になるところがどんどん増えてきていると思います。

 和歌山県も、 8月15日には51人の感染と、 感染の抑え込みに四苦八苦している状況です。 今のところ、 強力な保健医療行政が頑張って、 県民には、 特定のリスクの高い行為への注意喚起はするけれど、 一般的な外出、 行動の自粛、 すなわち一般的な人流抑制はしていません。 ただ、 これもこれ以上感染が拡大すると、 発動しないといけないかもしれません。 楽観はできませんが、 科学的、 合理的に必要な対策は迅速に打つつもりです。

 その中で再び様々なデータも出てきましたし、 現在、 打っている対策の合理性の説明を県民にも改めて説明しないといけませんし、 国全体の動向を見ていると誠に遺憾と思われるところがありますので、 オムニバス形式でいくつかに分けて、 最近時におけるコロナの状況と対策について述べさせていただきます。

1.国による入院基準の見直し

 8月2日、 厚生労働省は、 コロナの感染拡大に伴って病床、 特に重症病床のひっ迫を防ぐためと称して、 入院基準の見直しを行いました。 本来なら、 コロナは感染力の強い、 かつ、 重症化リスクのかなり高い感染症であることから、 感染が確認された人はすぐ病院に隔離して、 医療看護を行い、 病状が悪化した時に備えてよくウォッチしながら、 悪化した時はさらに高度な医療措置を加えるとともに、 ほかの人にこれ以上うつして、 感染拡大が起きることを防ぎ、 さらに他の人との接触の履歴、 行動履歴をよく聞いて、 感染している可能性の高い人を割り出して、 検査をして、 万一感染していたらその人も隔離するし、 濃厚接触者などはしばらく自宅にいてもらって他の人との接触を断ってもらうというような積極的な疫学調査をするわけです。

 また、 この備えとして日頃から保健所の統合オペレーションができるようにし、 病院にもお願いして各種コロナ病床を用意しておいてもらい、 さらにはこの後詰めとしてホテルのベッドも確保しておくというようなことも行政がやるわけです。 (なお、 和歌山県ではホテルはコロナが治りかけてもう病状が悪化しないと判断される場合に、 病院の出口として使用する方針ですが、 幸いまだ一回も使わずに済んでいます。 他県では感染者をいきなりホテルに収容する、 いわば入り口として位置付けているところが多いようです。 )和歌山県は、 今に至るまでずっとこの本来のやり方を忠実に守っています。

 ところが、 今は、 感染者があまりに多いため、 東京などでは余程の重症者でないと入院はさせてもらえず、 ホテルも満杯で、 自宅で療養を余儀なくされている人が多数に上っています。 このような状況で、 厚労省は入院基準を改めると発表しました。 あくまでも感染が爆発して、 入院などがおぼつかない地域においてということでありますが、 入院は「重症患者や特に重症化リスクの高いものに重点化。 自宅・宿泊療養者の急変に備え、 空床を確保。 入院患者以外は自宅療養を基本とし、 家庭内感染の恐れや自宅療養ができない場合に宿泊療養を活用。 」というものでありまして、 これに関して各方面から批判が出て大騒動になっています。

 これまではどうであったかと言いますと、 「重症化リスクの高いものを中心に幅広く、 原則入院で対応。 無症状・軽症患者は原則として宿泊療養施設で療養・健康管理。 無症状・軽症患者のうちやむを得ず宿泊療養を行えないものを自宅療養で対応。 」でありました。

 しかし、 現実は感染者が多すぎて、 上記の「やむを得ず」に自宅療養を余儀なくされている人が圧倒的に多いのであります。 したがって、 どこが変わったかというと「やむを得ず自宅で」が「原則として自宅で」ということになったわけで、 現状に原則を合わせたということだと私は思います。

 私は、 この改変には反対です。 とは言え、 現実に東京都などで入院やホテル療養をさせようとしたとしても感染者の数が多すぎてできないでいる保健所などの行政を責めようとは思いません。 病院やホテルに入れたくても入れられないのだから、 「やむを得ず」で違法状態とは言えません。 しかし、 それを原則を変えていわば正当化もしくは追認してしまうというのは別の話です。
 

 何故ならば、 このような正当化、 追認によって、 結果として次のような方向にインセンティブが働くからです。
 

 まず、 それでいいんだとなったら、 行政にとって、 病床やホテルをもっと確保しなければならないという動機がなくなります。 また、 ひょっとすると、 本来なら入院して病状を経過観察しなければならない人なのだから、 クリニックなどと協力して自宅療養をしている人のウォッチ体制をきちんと作ろうというプレッシャーもなくなるかもしれません。 行政の行動原理は、 どうすればクライエントである国民若しくは都道府県民の命や利益を守れるかということであるべきで、 行政側が容易にできるかできないかではありません。
 

 次に、 自宅療養は、 命を守るということからすると、 かなりリスクの伴う方法です。 和歌山県の現実のデータから見て、 コロナ患者は発症から4〜6日で肺炎になることがあり、 その数日後くらいから酸素吸入を必要とするようになることがかなりあり(これを国基準では中等症と言いますが、 命にかかわるものなので和歌山県では重症と称しています。 )、 その中には、 ICUに入ってもらわなければすぐに命にかかわるような本当の重症になる人も一定割合いるからです。 発見された時に無症状ないし軽症だからといって、 それがずっと続くわけではありません。 (だから命を守るため和歌山県は全員入院にこだわっているのです。 )

 行政が対応不能だからといって原則を変えるのは間違っています。 それに対応不能なのは東京都など限られた都道府県です。 和歌山県は現に全員入院ですし、 他の多くの県も感染者の処遇は手厚くしています。 少なくとも旧基準で十分でしょう。 原則との乖離があまりにも目立っているところは、 東京など首都圏とあと少しではないでしょうか。 どうも国は東京都のことしか見えていないような気がします。 東京都、 首都圏など大変な所には、 現状を追認してあげるのではなく、 よりうまくいっている地方圏などのやり方を参考に、 技術的に保健医療行政のやり方をアドバイス、 指導するといった方法をとるべきでしょう。

 

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2021年8月21日 (土)

神も仏も同じー日本人の鷹揚な受け止め方

 日本では神社とお寺が共存し、神社の中に仏教関係のものが一緒になっているのをよく見かける。豊川稲荷、日光東照宮などがそうだ。

 どうして仏教と神社が共存できるのか不思議であったが、YahooニュースでAera dotの「お盆に考えたい不思議な日本人の宗教観 そもそも神と仏の違いとは?」という記事を見つけ、読んでみたら明快に説明がしてあった。

 「お盆で行うさまざまな行事は、仏教のものだと思いがちだが、実は元をたどるとまったく違うことがわかる。もともとのインド仏教には、偶像を作ることも祖先を敬う考えもなかった。」と書いてあるが、原始仏教に興味を持ち多少勉強していたのでその通りである。釈迦は偶像を崇拝すること、死後の世界のことなどは説かなかった。自分自身の心の持ちようについて悟りを開き、それを説いたのだと理解している。

 釈迦の教えは仏教として伝播していくうちにいろいろな物が付け加えられて変化していったのだ。記事では「インドから中国へ伝わった仏教は、儒教などの影響を受け、祖先崇拝の要素が取り込まれた。仏教が東アジアへ広がるにつれ、仏像が誕生し、祖先(自然も含む)を大事にすることで現在に福がもたらされる、といった教えに変化していくのである。」と述べている。

 祖先崇拝が儒教の影響であることは知らなかった。タイやベトナムやマレーシアなどで立派な仏像を見るが、ミャンマー、スリランカなども同じである。どこが仏像の発祥地なのだろうか。ネットで調べたら西北インドのガンダーラ地方もしくは北インドのマトゥーラ地方という説があるようだ。

 「仏壇に置く『位牌』も、本来は儒教の葬礼から派生したものだ。死者の『官位』を書く『牌』(ふだ)という意味から来ていて、日本で一般に広まるのは江戸時代になってからである」と説明している。江戸時代から普及したとは歴史が浅い。仏像は伝来以来作られているから、それまでは仏像を置いて先祖の供養をしていたのだろう。

 祖先崇拝は仏教が入って来る前から日本にはあったそうだ。縄文時代にすでにあったという。それで仏教が日本に入って来るともともと祖先崇拝はそのまま受け入れられたようだ。
 

 「仏教伝来当初は、排仏派(仏教反対派)の物部氏と崇仏派(仏教推進派)の蘇我氏(加えて聖徳太子)が争い、やがて戦にまで発展するほどだったが、次第に(平安時代にはすでに)仏教と神道は融合していき、神社とお寺の線引きはどんどん曖昧になっていく。」と説明している。

 釈迦が説いた仏教は偶像崇拝とか祈りを捧げるとか願望実現を託すと加護とか・・・そういったものには無縁であったのに、現世のご利益を託すものに変わってしまった。天然痘撲滅を祈願して聖武天皇が建立したと言われる東大寺は正式には金光明四天王護国之寺で護国を託している。神社はもともと祈りや加護の対象であるからいいが、仏教も神社と変わりがなくなってしまったのだ。

 神社もまた仏と融合している。八幡神社をは、ながく守護神は八幡大菩薩という名の仏さまだった。記事は次のように説明している。

 「つまり、江戸時代までは神さまでもあり仏さまでもあった。こうして日本では、神さまと仏さまは一体であり、別名をもつものと考えられてきた。天照大神は大日如来であり、素戔嗚尊(スサノオノミコト)は牛頭天王(ごずてんのう)、大国主神は大黒天というように、八百万の神々は仏の化身であるという考え方(これを本地垂迹〔ほんじすいじゃく〕説という)で吸収したのである」。日本史で習ったが忘れていた。何とも融通無碍な考えではないか。

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2021年8月20日 (金)

全国戦没者追悼式での菅首相の式辞に思う

 8月15日に日本武道館であった、全国戦没者追悼式での菅首相の式辞は、安倍前首相のコピペだとネットにあった。首相になったとき、安倍首相のやり方を踏襲すると述べた菅首相は事あるごとに安倍路線の上を進んでいる。

 式辞で菅首相は「我が国は、積極的平和主義の旗の下・・・」と述べたが、これは安倍が首相が集団的自衛権行使を容認するために、憲法解釈を閣議で変更して以来、外交や安全保障戦略を語る際に使って来た用語だ。

 積極的平和主義というのは自衛隊を海外派遣するという狙いを持っている。専守防衛から逸脱した危険なものである。憲法9条を守って、その立場で世界の平和に積極的にかかわることが、真の積極的平和主義である。

 式辞では近隣諸国への加害責任については安倍政権に続いて触れられなかった。何と9年も無視してきたのである。

 朝日新聞によると、1993年に細川元首相が「アジア近隣諸国をはじめ、全世界全ての戦争犠牲者とその遺族に対し、国境を越え慎んで哀悼の意を表する」と「加害責任」触れてい以来、歴代首相は「あの戦いは、多くの国々、とりわけアジアの諸国民に対しても多くの苦しみと悲しみを与えた」(橋本首相)などと加害責任に触れて来たのだ。本来ならもっと明確に加害責任に言及すべきことである。

 ドイツはナチスのホロコーストについてきちんと国内教育をし、関係諸国に謝っているのと大違いである。

 菅首相は広島・長崎の原爆式典でも核兵器禁止条約について触れなかった。世界唯一の被爆国である日本は、率先して核禁止条約を批准すべきで、それこそが積極的平和主義である。「国際社会と力を合わせながら、世界が直面する様々な課題の解決に、全力で取り組んでまいります」と式辞で述べたが、言葉の上だけの空疎な決意である。

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2021年8月19日 (木)

仮設の病棟をすぐに作るべき

 新型コロナウイルスが制御できない猛威を奮っている中で、自宅療養を余儀なくされている人が増えている。

 聞いた話だが、東京で転倒による骨折をした高齢者が救急車を呼ぼうと電話したが、救急車がコロナに罹った人を搬送に行ったまま、21時間も戻っていないと言ったそうだ。テレビでは救急車に乗ったのはよいが、60回以上電話をしてやっと受け入れ病院が見つかったと言っていた。それが現実なのだ。

 羽鳥モーニングショーでは東京の医師会の医者が野戦病院の様なものを作れと言っていた。国会でも公明党の議員が同様の提案をしたそうだ。

 先日も書いたように中国の武漢でコロナが発生したとき、すぐに人海戦術で仮設の病棟をたくさん建設し、そこに収容するようにした。それを知った時中国だからやれるのだと思ったが、何と英国でもコロナが発生したとき軍隊を900人動員して、大きな産業展示場に仮設の病床を作ったとモーニングショーでは言っていた。

 すぐに最悪の辞退を見越して中国や英国の様な敏速な対応をするのが政権の責任である。それなのに菅政権は、今頃になって「全力を挙げて医療対策を構築する」と述べている。「泥縄」もいいとこだ。

 「野戦病院」という言い方は私の様な戦争を知っている者には違和感があるが、仮設の病院または病棟をすぐに作るべきだ。

 モーニングショーによると、自衛隊には約1000人の医務官と約1000人の看護官がいるそうだ。そのうちどのくらいの人数を頼めるのかは不明だが、そういう人たちや地域の医療関係者の協力を仰いで緊急対策をすべきであろう。

 菅首相は酸素ステーションを設けると言っているが、それではだめで、酸素ステーションを併設した臨時病床を作り、医師と看護師を配置して治療にあたるのだ。

 モーニングショーである医師が言っていたが、地域の医者などが巡回するのでは対応できる患者に限りがあるが、一か所に集めてそこでやれば、医療関係者も少ない人数で多くの患者に対応できて効率が良い。

 政権幹部や厚労省の役人はどうしてそうしたことに頭が回らないのであろうか。福井県では100人を収容できる仮設の病棟を体育館を使って作ったそうだ。法律で都道府県自治体でそういう措置を取ることができるというのだから、知事たちも福井県を見習ってすぐに仮設の病棟をたちあげるべきだ。政府はそういう自治体に費用面も含めて援助をすればよいのだ。

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2021年8月18日 (水)

天気予報、天気アプリ

 スマホでYahooの天気アプリとNHKのニュース・天気アプリとスマートニュースの天気情報の3つが見られるようにしてある。ただ、NHKのアプリはほとんど見ることがなく、Yahooのアプリとスマートニュースの天気情報を見ている。

 12日朝、ウオーキングに行く前に外の様子をみたら細かい雨が降っていた。ウオーキングに行けないかと思ったが、30分ぐらいして天気アプリを見たらYahooは「7時ごろ降り始めます」となっていて、スマートニュースは「しばらく雨は降りません」となっていた。
それで4時45分ごろウオーキングに行くことにした。外に出ると雨はやんでいて、空の雲もすぐには降りそうになかったので傘は持たずに出かけた。

 この朝は田辺公園の近くまで川の両岸の道には人がいなかった。萩山橋の辺りでいつも見かける若い女性がジョグって来た。この女性には「スリムチャン」というあだ名をつけている。いつもならこの女性より早く「ちび爺」と呼んでいる高齢の男性が来るのだが、この日は来なかった。この朝は珍しく歩いたりジョグったりしている人がいなかった。

 左右田橋の近くに来ると雨がぱらつき始めた。傘を持ってこなかったので手に持っていた帽子を被った。夏は暑いので帽子を被ると汗で濡れるから帽子は被らないのだが、雨が降ったら被るつもりで持って出たのであった。

 雨はやむかと思ったら帰宅するまでやまなかった。天気アプリの情報は最近はよく当たるのでこの朝は降らなにと予想してでたのだが見事外れた。細かい雨だが降り続いたのだ。

 Yahooのアプリとスマートニュースの天気情報を比べると、予報がかなり違っていることが多い。そしてスマートニュースの天気情報の方が予報のはずれが少ないように思う。

 両方のアプリの予報がかなり違っている場合もある。朝日新聞の天気予報はこれらアプリの予報と差が大きいが、新聞の予報は何時間か前のものをもとにしているからだと思う。天気アプリの情報はこまめに新しい予想を送ってくれるので頼りになるのだ。

 買い物に行って雨が降り出し店で待っているとき、アプリで確かめ、「あと○○分でやみます」とあると助かる。以前に松本城に行ったとき城に入る前に雨が降り出した。見学後雨雲レーダーを見たらすぐやむことが分かったので外に出たらやんでいた。

 雨雲レーダーをスマホでも見ることができるので、天気の移り変わりを知ることができ、便利になったものだと思う。NHKは台風や大雨などの情報をNHKのアプリで見ることを勧めてい。災害情報に強いようだ。

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2021年8月17日 (火)

思った通り新型コロナウイルスは「空気感染」

 スマートニュースを見ていたら、「新型コロナウイルスは空気感染する 間違った対策は無意味だ!」という記事を見つけた。この記事は「もうだまされない 新型コロナの大誤解」(西村秀一著)毎日新聞出版)をもとに書かれたものである。
 「空気感染」というコトバにピンときた。私は新型コロナウイルスが始まった頃から、このウイルスは空気感染だと思っていたからだ。でも、テレビや新聞などでは政府や専門家と称する人たちは飛沫や接触による感染だと強調している。
 

 感染爆発で第五波となり、「災害」とまで言われだした。素人考えではこれだけ感染者が急拡大するのは空気感染でなければ起きないと思うのだ。
 

 政府も自治体も飲食店を最大の感染源として営業時間制限や酒提供の制限を求めている。また、アクリル板による障壁を勧めている。
 

 しかし、空気感染が主だとすると、たしかにアクリル板のパーテーションは意味をなさないのは当然だ。
 

 記事は「新型コロナウイルスの感染対策として続けてきたことに、多くの誤りがあり、専門家と称する人がいかにいい加減であるかがわかった」と書いている。
 

 著者の西村秀一医師は、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長。専門は呼吸器系ウイルス感染症。2020年2月、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号には臨時検疫官として乗船した。そして接触による集団感染と説明されたが、明らかにウイルスを含んだエアロゾルが空気の流れに乗って移動しして感染した「空気感染」だと考えたという。

 記事は「新型コロナウイルスの主な感染様式が空気感染であることは、すでに世界の専門家の間では、コンセンサスを得た事実なのだ。」という。ウイルスは皮膚からは感染しないので、テーブルやいす、ドアノブのアルコール消毒は無意味だと西村医師は書いているそうだ。
 

 それなのに日本では未だに飛沫と接触だとしてアルコール消毒の徹底を呼び掛けている。
 

 空気感染となれば、対処法はこれまで通りの「3密」回避とマスク着用と換気が基本である。「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発声をする密接場面」。このうち1つでも危険だという。
 

 人流を減らすことを尾身会長らは強調しているが、空気感染を防ぐにはウイルスが漂う状態に近づかないことだ。それは素人でもわかることである。
 

 ちなみにマスクは医療用マスクや不織布マスクが有効だとしている。不織布マスクを二重につけることを勧めている。私は最初から不織布マスクしか使っていない。

 

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2021年8月16日 (月)

泥縄のコロナ対策はもうやめて!

 東京では連日5000人台の感染者を出し、全国では2万人以上の感染者で15日までに113万人を超えた。新型コロナウイルスはデルタ株に変異し爆発的猛威を奮っている。

 菅首相は酸素ステーションを設置すると言っているが、そんなことではだめだと批判する医者がいる。

 コロナが発生してから2年近くになるのだろうか。これだけの長い時間があり、欧米などのコロナ爆発への対処で学ぶことができたはずなのに、日本のコロナ対策は後手後手でここまできてしまった。

 医療が対応できず自宅療養になり、若い人でも亡くなる人が出た。テレビによるとワクチン接種が済んだ人の中からでも66人の感染者が出ていると言っていた。

 これまでの長い時間の中で、最悪の辞退を予測して対策を構築できなかったのは菅政権の無能の証明である。野党がコロナ対策の審議のために国会を開くことを要求しても拒否した。

 厚労省などの官僚は何をしているのであろうか。医療現場では医者や看護師などが疲れた体に鞭打って働いているというのに現場任せになっている。「国民の命と健康を守る」と繰り返しているが、現実は真逆である。

 コロナ対策の予算もあるはずだし、中国のように仮設の病院を建てて全国から医師や看護師を集めるというようなことができないものか。その点中国は電光石火の如き迅速な対応で見事にコロナを抑え込んだ。

 国民にいくらガースーな言い方で行動を抑制するように訴えても心に届かない。大災害と同じだというがそれならそれなりの対処をしなければならない。

 東京五輪開催を押し切ったが、会期中から感染者は増え続けるばかりだ。五輪開催は無謀であったというべきだろう。五輪後の各種世論調査では菅内閣の支持率は30%を切ったのもコロナ対策への不備と不安が渦まいているからだ。

 泥縄の対策はきっぱりやめて、何とか思い切った対策を講じて欲しい。

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2021年8月15日 (日)

8月15日終戦の日

 8月15日は76回目の終戦の日である。終戦記念日でもなく、敗戦の日でもなく、終戦の日というニュートラルな名付けである。

 日本軍部の過信による無謀な、武士道精神にももとる卑怯なハワイ真珠湾攻撃によって太平洋戦争が始まったが、広大な国土と豊富な資源と巨大な工業生産力を持っている米国相手では、横綱に幕下が闘いを挑むようなものであった。勝ったのは最初のうちだけですぐに負け始めてしまった。

 天皇が現人神とされ、天皇に逆らうことは不可能であった。マスメディアも大政翼賛の名のもとに戦争を賛美する役目を担わされた。

 鬼畜米英と叩き込まれ、欲しがりません勝つまではと銃後の民は我慢を強いられた。新聞やラジオは連日我が日本軍の赫赫たる戦果を大本営発表の名のもとに伝えた。大人はどうであったか知らないが、我々子どもは戦果のニュースを信じ、日本軍を誇りに思った。

 思えば太平洋戦争を少しでも経験した者は僅かとなった。私が国民学校1年のときに太平洋戦争が始まり、20年の敗戦まで4年間の戦争を体験した。

 サイパン島が米国のものになってから日本本土にB29が飛んでくるようになり、私の住んでいた新宮市は陸の孤島と呼ばれた田舎であったが、近くに最南端の串本町の潮岬があり、そこを目指してB29が飛来した。そして夜も昼も上空を爆音を響かせながら飛んだ。

 空襲警報が発令されると、夜中に飛び起きて防空壕に飛び込んだ。我が家の小さな庭には父が造った防空壕があったが、名だけのものなので近所の空き地に造られた共同の防空壕を利用した。

 学校の行き帰りにはいつも防空頭巾を携行した。以前にも書いたと思うが、そのうちに太平洋から艦載機が飛来するようになり、機銃掃射の音を聞くこともあった。米国は日本の都市をすべて空爆したから、我が新宮も例外ではなかった。帰途に就くB29が残った爆弾や焼夷弾を捨てていくのだという大人がいた。

 そんな中でも我々小国民は意気軒高としていた。日本軍は勝つと信じ込まされていたからだ。それが真っ赤なウソであったことを知ったのは8月15日の敗戦の日であった。

 以後平和がどんなに大切なものかを身に染みて知り、戦争は2度とやってはならないと思い、平和を守り事が大切だと考え行動してきた。東京や名古屋などの大都市のような悲惨な体験はなかったが、田舎町でも毎日が恐怖の生活であったことは間違いない。ささやかな戦争体験であるが、私も間もなく86歳。戦争を知る世代がどんどん少なくなっていくのはどうしようもない。自然災害と違い戦争は人間が起こすことである。今も世界では武器を使った争いが行われているところがある。国連は戦争をなくすためにつくられたと思うのだが、十分に機能していないのが残念であるが,一人一人が2度と戦争を起こさないと心に決めることが大切だと思う。

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2021年8月14日 (土)

外国人選手に多く見られたタトゥー

 東京五輪をテレビで観て目についたのは外国選手のタトゥ―(入れ墨)であった。女性の選手にもタトゥーをしている人が多くいた。

 日本では入れ墨は暴力団などに見られるが一般の人はしないのが常識となっていた。江戸時代には犯罪人に対して腕などに入れ墨を入れられた。そのくらいだからタトゥーをしていると就職にも影響すると思われる。以前大阪市で職員の入れ墨が問題になったことがあった。

 でも、いつの頃からか若者の間で入れ墨が流行り始めたらしい。入れ墨ではなくタトゥーと英語で表現するので抵抗感がすくないのであろうか。繁華街に「タトゥー」の店の看板を見ることがある。

 それでも日本人でこれ見よがしにタトゥーを入れている人を見ることは滅多にない。浴場などではタトゥーをしている人は入浴お断りというところもあるようだ。以前、道後温泉に行ったとき、私一人が入っていると全身に見事な入れ墨をした人が入ってきてビビったことがあった。

 外国ではタトゥーは気楽に入れるものと思われる。米国やヨーロッパに旅行した時タトゥーをした人をよく見かけ驚いたものであった。

 今回の東京五輪では腕や体に様々なタトゥーをしている選手が目についたが、そのくらい一般的になっているのだと思った。中にはカラフルなタトゥーをしている選手もいた。

 江戸時代に盛んであった儒教に「身体髪膚これを父母に受く。敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」というコトバがある。タトゥーは敢えて傷つけて美としているのだが一生消すことができないし理解しがたい。

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2021年8月13日 (金)

妹の80歳を祝った

 上の妹が80歳になるので兄弟姉妹で祝うために東海市へ行った。4人兄弟のうち3人が名古屋に住んでいるので本来なら名古屋でやるのだが、弟が歩行が不自由になったので住んでいる東海市まで出かけたのであった。

 行きは名鉄金山から普通列車で行ったのだが、途中で特急などの通過を待つのが3回もあり、高横須賀まで40分もかかった。駅まで弟の妻が車で迎えに来てくれた。

 東海市には父母の墓があり、弟が跡を継いで父母の面倒をみ、墓も守っている。それでちょうどお盆なので墓参りも兼ねてやることができてよかった。

 弟は83歳、一番下の妹は終戦の年の終わりに生まれたので75歳である。私が一番上で85歳8か月になった。兄弟姉妹4人がそろってこの年まで生きて来たのだが、父は88歳、母は93歳まで生きたので父母の年まではまだ少しある。コロナ禍や自然災害などあるのでいつどうなるか先のことは分からない。とにかく現時点で皆がそろっていることを喜ばねばならない。

 墓参りのあと、近くの夢庵というレストランで食事をした。それぞれが食べたいものを取って食べるというのが我々兄弟のやりかたである。私と上の妹は天ぷらと寿司の組み合わせの料理を選んだ。天ぷらは量が多かった。寿司は6貫であったがネタが大きくて美味しかった。

 11時半ごろ店に入ったときは数組の客がいたが、12時を過ぎると満席となったので驚いた。コロナで会食を避けるように言われているが、客は来るのだと思った。私たちも心配をしたのだが、手指の消毒をし、マスクを用意し、テーブルにはアクリル板の仕切りがあった。気を付けて久しぶりの会話をした。

 また兄弟姉妹がそろって会食をできるのは何時だろうと皆が感じた。集まることができる体の状態であることが必須である。我々兄弟姉妹が交流できているのは遺産相続でもめなかったからである。だから父母の死後もずっと仲良く交流を続けてこられたのだ。

 帰りは弟の妻が太田川駅まで送ってくれたので特急でも急行でも乗れる。急行に乗ったら金山まで15分であった。行きの普通とは大違いであった。

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2021年8月12日 (木)

体力の衰えを痛感する

 以前にウオーキングの速さが遅くなったことを書いたが、85歳8か月のこの頃体力の衰えを痛感するようになった。

 60歳ごろでも5kmの距離を45分ぐらいで歩いていたと思うのだが、ウオーキング速度は最近は1時間12分以上かかることが多い。今朝など1時間14分台であった、後から来る高齢の女性にも追い抜かれるがどうしようもない。

 せめて1時間10分以内で歩きたいと思うのだが、それもできなくなってきた。昨日広い交差点を横切るとき信号が変わりかけて走ったが、走ることもできなくなったことを知った。駆け足をしているつもりでも駆け足になっていないのだ。この現実を知って、もし緊急事態で逃げなければならないときどうしようもないと思った。

 台風や大雨などのときテレビでは高齢者は早く避難をするように呼び掛けているが、余裕を持って避難することが大事だと肝に銘じた。

 体力が落ちていると感じることは荷物をもつときである。買い物かごを持つとき重いと感じるようになり、重いものを持つのが嫌になった。情けないと思う。 

走れない、歩いても遅い。急速に体力は落ちていくのだ。嘆いてもどうしようもないが、歳をとって体力が衰えることに自分では何ともできないのがもどかしい。でも、まだ歩けるだけましか。いつまでウオーキングを続けられるかと毎朝思うことだ。今日も歩けてよかったと1日ごとに感じている。

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2021年8月11日 (水)

最高血圧は「年齢+90」を目安でよいという

 スマートニュースを見ていたら、「血圧は年齢+90」位が適切という記事が目についた。「血圧は年齢+90」というのは何十年も前に言われていたことである。その後だんだんと血圧の基準値が下げられて、現在は高血圧の基準は、家庭血圧で135/85mmHg以上、診察室血圧では140/90mmHg、正常血圧は家庭で115/80mmHg以下,診察室血圧で120/80mmHg以下とされている。基準値の改定の度に高血圧患者が増え、現在は日本に約4300万人もいると推定されている。降圧剤は製薬メーカーによっていろいろ作られ、製薬会社や医者の収入源となっている。

 一方で降圧剤による副作用もいわれ、身体が弱って来ると副作用が強く成ると言われる。週刊誌などでは飲んではいけない降圧剤の名を見る。

 先日、かかりつけの泌尿器科医院の先生に「昔は年齢+90と言われてましたね」と言ったら、それは過去の話しだと言われた。

 そんなとき、ネットで「年齢+90」で良いという記事を見つけたのだ。記事を書いたのは満尾正医師である。同医師によると、上の血圧の目安は「年齢+90」くらいが適切だというのだ。昔言われていたのと同じである。

 満尾医師の説明によると、さほど高くない血圧を無理に薬で下げると血流が低下するという。当然脳の血流も低下する。しかし、脳の健康を保つためには、血流定価は問題だというのだ。

 降圧剤を飲む人が増えたことで、脳溢血の患者は減ったが、一方で脳梗塞の患者は増えているというのだ。私のかかりつけの医者も循環器専門だが、脳梗塞を防ぐことが大事だと言って血液さらされの薬を処方する。

 脳の血流が低下すると視力の低下も招き、思考力も落ちるという。血圧が少し高いくらいの方が元気がいいそうだ。

 私は毎朝起きると血圧を測っているが、最近やや高いことが多くなった。原因は思い当たらない。満尾医師は朝起きた後トイレを済ませて測り、夜寝る前にも測るとよいと勧めている。以前NHKガッテンでも1日2回測ることを勧めていた。でも私は面倒なので夜は測っていない。

 なお、満尾医師はコレステロールについて、新しいことがどんどん分かってきており、これまでLDLとHDLをそれぞれ悪玉、善玉と呼んでLDL値が高いと下げる薬と処方されたが、最新の研究では心筋梗塞など心臓血管障害の直接の原因はLDL値が高いことではなく、組織の炎症だと分かっているという。炎症を修復するためにLDLが増えているので、LDLは組織修復のために必要なのだそうだ。だから薬で下げてしまうことは危険だという。

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2021年8月10日 (火)

長かった閉会式

 閉会式のテレビ中継は最後まで見るつもりはなかったが、なんとなく見てしまった。前回の東京五輪の時は、開会式の整然とした選手入場に対して、閉会式ではリラックスした選手入場でその対比が今も頭に残っている。

 今回の選手入場は各国とも活躍した選手が旗手を務めて数人の人がグループで入場し、その後選手が入場した。コロナ禍とあって省いた入場となったのはやむを得ないとは思う。

 閉会式で行われた東京スカパラダイスオーケストラの演奏をバックにしたリフティング、縄跳び、けん玉、スケートボードなどのパフォーマンスは、「東京の昼下がりの公園」の様子を再現したものだという。佐藤健作氏による日本の和太鼓演奏、ダンサー・アオイヤマダさんのソロダンス、東京音頭などもあった。
 

 五輪旗が小池百合子都知事から3年後の開催地・パリのイダルゴ市長に引き継がれ、橋本聖子組織委員会会長、IOCのトーマス・バッハ会長が挨拶したが、二人の挨拶は長く退屈を誘うものであった。開会式で「長い!」と苦情が出たそうだがその反省が見られなかった。

 外国の選手たちは次々と寝そべっていたという。閉会式の途中で選手村に帰る選手も多かったそうだ。日本の選手は真面目に聞いていたようだが。

 最後は俳優の大竹しのぶさんが子供たちと一緒に登場し、宮沢賢治作曲作詞の「星めぐりの歌」を合唱し、会場を踊って回っていたが、このパフォーマンスの意味が分からなかった。ネットでは「日本人を含めて世界の人達はこの演出の意味が全く分からない」(スポーツ紙記者)というコメントがあったので、やはりそうなのかと思った。

 このパフォーマンスの最後に聖火台の火が静かに消えた。聖火を消すと注目させると思っていたので意外であった。

 次の開催地パリを紹介する映像は録画やCGを使ったものだと思うが、ちょっと長すぎた。

 閉会式で驚いたのは白いものが舞い上がってきて最後に白い五輪マークになったことであったが、ネットにはテレビのための映像で会場の人たちには見ることができなかったと言っていた。なんだ、そうなのかとがっかりした。

 SNSでは閉会式が地味だと不評のようだが、コロナ禍の中無観客でもあり仕方がないことで私は地味でよかったと思っている。早く終われと思いながら見てしまったが、2時間15分は確かに長かった。

 

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2021年8月 9日 (月)

東京五輪が終わった

 コロナ禍で緊急事態宣言やまん延防止措置がだされ、感染者が100万人を超す中、東京五輪が終わった。五輪選手や関係者のコロナ感染や選手村でのクラスターもあった。開催までに五輪関係者が相次いで不祥事でやめるなど胸を張れない五輪であった。当初の福島復興五輪やコロナ克服五輪はどこかへ飛んでしまった。

 酷暑の時期の開催で選手からの不平も出た。いろいろと問題の多い東京五輪であったが、開催国日本は史上最大のメダル獲得であった。コロナ禍で十分な練習を行えない競技もあり、選手たちは選手村に閉じ込められ不自由であった。そんな中で日本選手は地の利で無観客でも有利であった。だからメダルラッシュも当然であったのだと思う。

 ネットの記事によると、米国ではテレビでの五輪視聴率が開会式も含めてこれまでより大きく減ったという。そのためNBCは頭を抱えているようだが、五輪の開催に最大の影響力を持つNBCは自業自得であろう。

 東京五輪が使った費用は3兆円を遥かに超すと言われる。安倍元首相が招致したときの見積もりは約7500万円であった。どのくらいかかったかはまだ不明だが、巨額の差であろう。その費用を誰がどう負担するのか。これは大問題だと思う。

 東京五輪開催がコロナ禍にどのように影響したかの検証は絶対に欠かせない。五輪が終わったことによって五輪に割かれていた医療関係者は戻って来るが、感染者の爆発に対処できるのか。

 様々な問題が露呈した東京五輪の総括をきちんと行うことが必須である。

 ところでコロナ爆発の中でパラリンピックを開催するのであろか。

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2021年8月 8日 (日)

アイディアのスーパードライ生ジョッキ缶

 先日Mさんに会った時、珍しいビールのことを教えてもらった。アサヒビールの製造したビールで、「スーパードライ生ジョッキ缶」というものだ。とても人気があってすぐに売り切れてしまうと言っていた。

 ちょうど発売日が次の日の8月3日だったので、どこで買えるのかを調べるためにまず西友に電話をした。西友では乳化する予定はないということであった。

 次にいつも行くマックスバリューに電話をした。入る予定になっているが時間は分からないと言った。9時の開店時にはないのかと聞いたら、小さい店なので何時になるか分からないが、11時ごろならあるかも知れないと言った。

 今度は八事のイオンに電話をした。すると9時には店にあるが一人6缶までだと言った。

 イオンはちょっと遠いので、3日の朝9時にマックスバリューに行ったら、まだ店にはなかった。11時過ぎにもう一度行った。店員に聞いたら棚に並べたところであった。一人2缶までだと言った。イオンと違って店が小さいので仕方がないと思った。

 冷蔵庫で冷やしたのを夕食の時に開けた。普通の缶ビールと同じプルダウンであったが、下の写真のように、缶の上の面全体が大きく開き、ビールの細かい泡がたった。口に入れてみると泡はとても細かく、おししい生ビールであった。缶半分ぐらいまではおいしいと思った。

 アサヒビールはスーパードライという大ヒットの人気ビールを作ったが、今回のスーパードライ生ジョッキ缶はそれに次ぐ傑作だと思った。せっかくの品なのに何故か生産が少ないようで、発売日が限定されていて、しかも売る数も限定ですぐに売り切れてしまうのが難点だ。

 次の発売日は9月3日である。

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2021年8月 7日 (土)

河村名古屋市長のあるまじき恥ずべき行為

 東京五輪で金メダルを獲得したソフトボールの後藤希友選手が河村名古屋市長を表敬訪問した際、メダルを首に掛けてもらった市長は突然マスクを外し、メダルに嚙みついた。夕方のNHKのローカルニュースでその映像を見た時驚いた。次の日の朝のNHKニュースでも放映されたし、民放でも放映された。
 

 金メダルを噛むという行為は、私の記憶ではシドニーオリンピックのマラソンで優勝した高橋尚子選手が強く印象に残っている。金メダルを噛むのがよく見られるようになった。でも、それは本人がやっていることで他人が、しかも「噛んでもいいですか」と許可を求めることもなしにいきなり噛んだのは前代未聞の馬鹿げた行為である。せっかくの栄光ある金メダルとソフトボールの業績に対して唾で汚してしまったのだ。

  市役所には抗議の電話が殺到し、SNSでも批判が轟轟だといわれる。河村市長は「金メダル獲得は憧れであった。(メダルをかむ行為は)最大の愛情表現だった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」と述べたが、何とも軽い、まるで幼児が謝っているような印象である。全然反省の気持ちが現れていない。

 日本ソフトボール協会では大問題になっていて、対応についていろんな意見がでているという。栄光の金メダルを唾液で汚し、噛みついて傷をつけたのだから刑事事件として立件可能なのではないか。愛知県警に動いてもらい、器物損壊罪で河村市長は逮捕されるべきなのではないか、などといった強硬な意見も数多く出ているほどだそうだ。

 河村市長についてはこれまで市政のやり方について批判をしてきたが、先の市長選挙で再選されてしまった。こんな市長を持つことを名古屋市民として恥ずかしい。市議会でも取り上げてしっかりとした謝罪をさせるべきである。

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2021年8月 6日 (金)

スケートボード競技で快挙が続く

 たまたまテレビを付けたらスケートボード パークで四十住さくら選手が金メダルを獲得したと報じていた。そして録画でその演技を観ることができた。ストリートと違って広いすり鉢の様な会場で自由自在にボードを操る様子に引き込まれた。まるで曲芸の様なスケートボード競技、あんな怖いことをよくやるなと思った。

 この同じ競技で12歳の開心那選手が銀メダルで、若い日本人選手が金、銀を獲得したことに驚いた。開選手は日本の五輪最年少選手でもあると言っていた。

 残念ながら開選手の演技を観ることができなかったが、いずれニュースか何かで見られるかもしれない。是非観てみたと思った。

今大会の五輪から正式種目となったスケートボード。最初に行われたストリートでは、男子では堀米雄斗(22)が「絶対王者」のナイジャ・ヒューストン(26)=米国=をおさえて金メダルに輝いた。女子では西矢椛(もみじ、13)が金、中山楓奈(16)が銅メダリストになった。

 これらの競技は観ることができた。街にあるような階段や手すり、縁石やベンチなどをさまざまな技で滑る技に感心したものであった。

 そして今回は女子のパークでの金、銀メダルであった。日本のスケートボードはどうしてこんなに強いのであろうか。

 ネットの記事で、44年のキャリアを持つスケートボーダーの秋山勝利さん(59)は、若い世代が強い理由を「本人の努力はもちろんですが、親御さんがレッスンの機会を与え、スクールや大会で経験を積む。たくさんの試合を通して勝ち上がり方を学べる。それが大きな場で実力を発揮できることにつながるのです」と述べていた。

 パークも増え、早くからスケートボードに触れる子どもたちが多くなったことが大きく、教えてくれる人がいて、道具もよくなったという。

 我が家の近所でも、小さな子供たちがスケートボードで遊んでいるのを見かける。買いものに行くのにスケボーで行っている子を見たこともある。東京五輪でスケートボードがクローズアップされたし、五輪の正式種目になったので、これからスケートボードをやる子がさらに増えるであろう。

 先日、電動スケートボードで交通事故を起こした若者がいたが、交通ルールを無視してのことであった。そういうことは御免蒙りたい。あくまでも他人に迷惑を掛けないように、安全な場所で楽しんで技を磨いてほしい。

 今回のパークの競技で、各国の選手がお互いに演技を讃えあっていたということでコメンテーターなどが感心していた。とてもいいことだと思う。

 

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2021年8月 5日 (木)

催眠商法その②

 5月11日頃朝日新聞に大きな折込広告が入った。御器所に新しい3か月ショップが開店するという知らせであった。NHCと同じで、やはり毎日1商品を100円で提供するというものであった。

 NHCとどんな違いがあるか興味を引いたので13日の開店にでかけた。この店はライブストアといい、経営はシールズグループであった。入り口に消毒液は置いてあったが、体温は測りたい人が自分で計るのであった。店内でのマスクは着用した。
客は多く、60人前後いた。椅子がぎっしり置かれ密であった。この店もNHCと全く同じであった。商品の宣伝、紹介、健康についての話、そしてリピート会員の募集であった。

 始め方も同じで店長が「始めてもいいですか」と言い、挨拶をして始まった。「今日は何月何日、何曜日?」というやり方も同じであった。3日~4日先の100円で売る商品の紹介も同じであった。商品を紹介するとき、「せーの」と叫んで取り出すのも全く同じである。

 店長に「NHCと全く同じやり方だね」と言うと、「そうですか」と言っていた。目玉商品のあるときはそれを紹介し定価より安く売った。

 

 ライブストアも源酵素というのを扱っていた。値段も同じように高かった。NHCもライブストアも高額の賞品を売るのが目的のようで、100円で客を集め、言葉巧みに客を誘い込み売るのだ。時々講師を呼んできて話させるのも同じやり方であった。 その高額商品は数量が限定であること、その場で買うかどうかの決断を迫ることも同じであった。客はライブストアの方が多かった。店長はこの店は客が多く客筋がいいと繰り返していた。

 NHCでは酵素の他に、腎臓のサプリメントや肝臓のサプリメント、満天星という目に良いサプリ、ノーベル賞受賞者が発明したイミュナージュというローマ法王が使って効果があったという高額サプリ、Takiion Medicというマイナスイオン発生装置などを扱っていた。また腰痛などがよくなるというマットも扱っていた。

 ライブストアは備長炭で作ったプレミアム カーボンというサプリとか、備長炭を織り込んだという帝人の布を使った敷布、粉瘤脂肪を溶かすというGPS,プロテオグリカンを含有するプロテオミンというサプリ、目に良いというアバロンというサプリなどいずれも高額の商品である。さらに高額のマットやムートンなども売った。

 NHCは3か月で閉店をした。ライブストアは若干延長して8月下旬に終わることになっている。

 全国にこのような店が500以上あるそうで、シールズグループのライブストアは5本の指に入る売り上げだと自慢していた。知らないだけで名古屋にも他にもこのような催眠商法の店があるのだろう。中にはあちらこちらの店を渡り歩いている人もいるようだ。

 高額商品を買わずに、ただ1時間余り店にいて話を聞いて、100円の商品だけを買っていれば損はない。そういう賢い人もいるようだ。

 NHCもライブストアも高額商品を買った人は会員になり、閉店後会員相手の催しに参加できる仕組みである。ネットでライブストアに行っていた高齢の母親が、最後の方で来なくていいと言われ落ち込んだということを書いている人がいたが、来なくていいではなく、高額商品を買わなかったので会員にならなかったということである。

 催眠商法の特徴は、ある高額商品についていろんな事例を挙げてその商品がどんなに良い画を信じ込ませるのだ。そのために専門家とか考案者という人を呼んできて講話を聞かせる。東大教授とか弘前大学とかローマ法王とか凄いと思わせるようになっている。そして、商品の数量が20とか30とか限りがあると言い、その場で決めて買わなければ大変だという気持ちにさせる。

 サプリメントは大体1年間の使用を勧められる。そのくらい食べないと効果が自覚できないというのだ。例えばGPSという血管の壁に着いた粉瘤脂肪を取るサプリは病院で買うと、583000円だという。それはサプリには保険が利かないからだ。シールズグループ ライブストアでは388800円である。それを1回限り259200円で売ったのだ。

 薬は効くが化学薬品で副作用があると言い、サプリメントは自然のものを材料にしているので副作用はないと言っていた。ちなみにダルビッシュは掌に一杯のいろんなサプリを食べているそうで驚いた。

 

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2021年8月 4日 (水)

催眠商法その①

 3月30日の朝日新聞朝刊に新聞2ページ大の広告があった。おいしい酢を売っているNHCという会社であった。

 おいしい酢は日頃使っている酢だが、その会社が何事だろうと思って見てみると、3か月間の臨時店舗開設としてあった。

 見ていくと、毎日1品を100円で提供するということが書いてあった。中には1本1000円のおいしい酢2本200円という日もあった。何日に何を100円で提供するかの予定も少し書いてあった。日曜日を除く毎日、朝10時30分、午後13時30分、16時の3回であった。

 それで31日の開店の日に様子を見るつもりで出かけた。会場には50人~60人ぐらい入っていたと思う。コロナ禍の中なのに、密であった。手を消毒すると体温が計れるものが置いてあった。

 定刻になると店長が出てきて「皆さん始めさせてもらってもいいですか!」男の店員と女性の店員の2人いて、「ハイッ」と叫んでいた。「まず挨拶から始めさせてもらいます。みなさんお早うございます!」と言った。

 その後店を誰が経営しているかを話した。NHCグループという会社だと言った。目的は健康の話をすることで3番目が会員の募集だと言った。ここまでは毎回判で押したように繰り返された。

それから「今日は何月何日何曜日ですか」と言った。後で気が付いたのだが、認知症のテストみたいであった。

 次にその日の目玉商品の紹介をした。目玉商品は100円の特売とは別に安い値段で売る商品であった。
目玉商品がどんなにいいものであるかを説明して売ると、健康についての話があった。最初は何の話であったかは覚えていない。

 50分ぐらい経って最後にその日の100円商品を売った。店員が100円を集めて回り、商品を配った。初日は容器入りの「おむすびのり」であった。

 4月1日は何であったか忘れたが、2日はアップルパイ6個、3日は九州産しいたけ、5日はおいしい酢2本で200円、6日は6個入り有精卵3パック、7日は化粧箱入りにどづけせんべいであった。

 結局100円商品につられて毎日通うことになった。来ている人は高齢者ばかりで、中には夫婦で来ている人もいた。

 最初の頃は酵素の話しをした。酵素がいかに大事であるかを巧みに話した。NHCの一番の売りは「天生(あもう)酵素で、岐阜県伊那に自然発酵食品という会社をもっているようであった。この酵素を売るのが最初の目的のようであった。

 酵素は大事だとは知っていたが、世の中には酵素がピンからキリまでいっぱいある。萬田酵素が有名であるが、天生酵素金印はそれよりさらに優れていると言った。93の材料から作り、31種の菌を使っていて、特許をもっており、老化抑制、代謝力アップ、体温上昇などによい。25歳から酵素が減り、歳を取るとさらに減るので酵素を食べるとよいといい、その説明を長々と繰り返し、買ってってもらうのが目的であった。商品の数量が限定されていることと、買うか買わないかの決断はその場でさせるのだ。それが催眠商法の常套手段である。

 価格は37800円。多くの人が買っていた。買った人は会員になれるのだ。このときは私は買わなかった。

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2021年8月 3日 (火)

怖い誤嚥性肺炎対処法の記事

 スマートニュースを見ていたら、「誤嚥性肺炎を防ぐ筋トレ」という記事があった。誤嚥性肺炎は高齢者に怖いものだ。記事によると「日本人の代表的な死因の一つ」だとあった。喉は40代から老化するということは知らなかったが、私の場合はそれより40年も高齢だ。まさに誤嚥性肺炎を怖れる真っただ中にいる。これから死ぬまで気を付けねばならない。

『飲み込み力』チェックリスト」
 当てはまる項目が一つでもあれば、「飲み込み力」が弱まっているかもしれないという。

□ 食事中にむせたり、せき込んだりすることが増えた。
 これは歳を取るにつれて増えていると自覚している。

□ 上を向いてゴクゴクと水を飲むとむせることがある。
 上を向いてお茶や水を飲むことはない。

□ 大きめの錠剤を飲みにくく感じるようになった
 錠剤を飲むとき、喉にひっかかることがある。

□ 食後にガラガラ声になることがある

 これは大丈夫だ

以前よりも食べるのが遅くなった

 私はゆっくり食べるのが習慣だ

□「声が小さい」と言われるようになった

 今でも大きい声が出る

 誤嚥は喉頭蓋の誤作動

 喉は、飲食物を飲み込む嚥下、呼吸、発声の3つの機能を担う大切な器官で、食道と気管は並んでいるが、食道に空気、気管に飲食物が入らないように交通整理するのが、喉にある喉頭蓋(こうとうがい)だ。誤嚥とは、このシステムが誤作動し、飲食物や唾液が気管に入ること。食べた物が逆流し、胃から気管に入る場合もあるという。
 

 誤作動の原因は、のどのまわりの筋肉や神経が衰えていること。のど仏の位置の低下が、衰えのサインだそうだ。40代以降、男女ともに位置が下がり始め、60代でガクンと下がり、自覚のないうちに、飲み込む力が落ちているというのだ。

 喉の筋肉の鍛え方 

 喉の筋肉は、何歳でも簡単なトレーニングで鍛えられる。

その1は、「のど筋トレ」

①【嚥下おでこ体操】

 喉仏周辺に力が入り、のどの前面が強化される。入浴時やテレビを見ている時など、すき間時間にやるとよい。

 おでこに手のひらを当て、上側に向かって押す。おでこで手を押し返すように、首を前に倒す。おでこと手で押し合った状態を、5秒間キープする。1セット10回。

②【あご持ち上げ体操】

 喉仏の位置を上げる筋肉を鍛える。 座って、机に肘をついた状態で行ってもOK。
(1)両手を軽く握り、手の甲を外側にして、こぶしをあご先に当てる
(2)あごとこぶしで上下に押し合う。下を向いて力いっぱいあごを引き、こぶしであごを上に押し戻すように力を入れて、5秒間キープする。1セット10回。
その2「呼吸筋トレ」

①【ハフィング訓練】

 意識的に咳をして、異物やたんを吐き出す力をつける。いざという時に上手に吐き出せるように、体に覚えさせる。

(1)数回深呼吸をする。息を十分に吸った後、「ハッ! ハッ!」と、声は出さず  に勢いよく息を吐き出し、同時に軽く胸を押す。

(2)コホンと軽くせきをする。1セット10 回。

③【口すぼめ呼吸】

 呼吸が浅いと誤嚥しやすくなる。たっぷりと息を吸い、細く長く吐いて、深く呼吸する。
鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる。口をすぼめて、口から細く長く息を吐く。肺の空気を全部出しきるように意識しつつ、お腹をへこませる。吐く時間が吸う時間の2倍になるのが目安。お腹に手を当てて、動きを確認するとよい。1セット5回。
 

 ちなみに、私は根来教授の「4,4,8」呼吸法を毎日続けている。
 

 また、同じ合唱団にいた歯科医から誤嚥予防のための舌を使った筋トレを教えてもらってずっとやっている。やり方は舌を思いっきり出すのを繰り返すのだ。一回に20回やっている。歯科医の知人は誤嚥予防の指導をしていると言っていた。
 

 歌を歌うこともよいというが、コロナで8か月ぐらい合唱が休みなので残念である。カラオケも行っていない。
 

 万一誤嚥して窒息してしまったときの処置法も書いてあった。

 誤嚥した時は5分以内が勝負。水やご飯を飲み込むのは悪化させる場合があるのでNG。上半身を前側へ床と水平に倒し、背中を叩いて強くせきをして吐き出す。それでも出てこない場合はすぐに救急車を。救急車が来るまでの間、「ハイムリック法」という上腹部を突き上げる方法を試す。

【ハイムリック法】
(1)椅子に座り、背もたれに背中を押しつける。両足を肩幅に開き、足裏はしっかり床につける。
(2)両手を組んでお腹に当てる。やや上に突き上げるようにお腹を圧迫する。

 貴重な記事であった。

 

 

 

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2021年8月 2日 (月)

朝日be「化粧したいですか」の調査を読んで

 7月31日の朝日新聞beに「化粧したいですか」という調査が載った。それによると、「はい」が26%(内訳は男性7%、女性47%)、「いいえ」が74%(内訳は男性93%、女性53%)であった。回答者は1567人。

 ところで「化粧」について、調査では定義されていないが、クリームや乳液などを塗ることではなく、その上にほほ紅をさしたり、口紅を付けたり、マスカラをしたりすることを指すのだと解釈した。
 

 男性でも7%の「はい」があるが、ずっと以前から若い男性には念入りに顔や髪の手入れをする人が増えていると言われていた。中には毎朝1時間以上もかけるという人がいると聞いて驚いたことがある。
 

 女性は年頃になると、化粧をしたくなるものと思っていたが、「いいえ」が53%もあるのは意外であった。その理由は、「必要性を感じない」が626人、「面倒くさい」が595人であった。女性でも面倒だと感じるのだ。

「いいえ」でも化粧するという人は、「マナーだから」が90人、「なんとなく」が63人、「不健康に見える」が56人、「周囲から浮く」が38人、「すっぴんが嫌い」が19人となっていた。多分みな女性が答えたのだと想像する。

 カナダやアメリカに行ったとき高齢の女性で化粧をしている人が多いと感じた。高齢になっても化粧をしてきれいに見せるのはよいことだと思ったし、高齢の人に化粧を勧めるセラピイもある。認知症にもいいと聞いたことがある。

 繁華街に出かけるとたまに化粧をした高齢女性を見かけることがあるが、日本人は昔は高齢女性は地味であることが美徳であったからか現代でも化粧はしないようだ。

 私は一度も化粧に関心をもったことがない。若い頃はポマードを髪につけて髪を分けるのが流行ったから使ったが、そのうちポマードが流行らなくなったのでやめてしまった。以来、整髪料なども使わないし、化粧水も使わない。

 オーストラリアに行ったとき、知人など現地人はみな日焼け止めなどを使っていたが、私は一度も使ったことがない。

 子どもの頃は夏は太陽に焼けて黒くなるのが勧められていて、2学期が始まると、互いに黒さを自慢し合ったものであった。今からは考えられないことである。そのくらいだから男子が化粧どころか顔の手入れをするなどは考えられないことであった。

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2021年8月 1日 (日)

肝臓チェックリストなるものがあったが

肝臓のチェックリストというのが掲げてあった。39項目もあるが参考になるかどうか。
 1.頭がはげてきた→脳梗塞の可能性が高い。
 2.頭が急に薄くなり始めた。
 3.赤ら顔になってきた(顔がほてる)
 4.顔にしみができはじめた。
 5.鼻のあたまが赤くなってきた。
 6.カミソリ負けをしやすくなった。
 7.目がジュうっ血しがち。
 8.目が見えにくくなってきた。
 9.目がちらつく。
 10.文字が二重に見えたり、ゆがみ、われて見える。
 11.視野が時々狭くなる。
 12.耳鳴りがする。
 13.首の後ろが重く、ときどきふらっとする。
 14.歯茎の色が濃くなった。
 15.歯槽膿漏になった。
 16.肩がこる。
 17.皮膚の色がどす黒くなってきた。(ツヤがない)
 18.皮膚をつかむと、いつまでも赤い色が消えない。
 19.皮下脂肪を摘まむと硬くて痛い。
 20.手足がしびれたり、ふるえたりする。
 21.じっとしていても手の指がふるえる。
 22.文字を書くと右肩上がりか左下がりになる。
 23.直線を描けない。
 24.箸が上手に使えなくなった。(口に物がうまく運べない)。
 25.心臓の付近が時々刺すように痛む→心筋梗塞の可能性が高い。
 26.物忘れがはげしくなった。
 27.舌がもつれる。
 28.意識がなくなったことがある。
 29.風邪でもないのに頭痛、頭重がある。
 30.貧血や耳の病気がないのに時々、めまいがする。
 31.頻繁にのぼせる。
 32.喘息や気管支炎でもないのに空咳がでる。
 33.胃に空気が溜まって苦しい。
 34.傷跡が治りにくい。
 35.下半身が冷える。→静脈瘤ができている。
 36.便秘がちになった。(宿便がたまっている)
 37.生理痛、生理不順がひどい。
 38.痔になった。
 39.化膿性疾患にかかりやすい。
 

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