プラスチックゴミ資源循環促進法の成立
我が家ではプラスチックゴミを分別して出しているが、プラスチックゴミの多さにいつも驚いている。大きな袋に大きいプラごみを入れ、小さな袋に細かいプラごみを入れているがその種類の多いことにも驚く。ほとんどがプラごみと言ってよいくらいいろんなものにプラスチック製品が使われているのだ。プラごみは「プラ」と表示されているので見分けはつく。
こんなにも多いプラスチックゴミは海洋に流れ出て海を汚し問題になっている。魚やクジラや海鳥など海の生物がプラごみを食べている。日本海沿岸の海岸には中国や韓国などからのプラごみが流れ着いているが、日本のプラごみも海に流れ出ている。
プラごみを減らさなくてはいけないとずっと言われてきたが、やっとここに来て日本でも「プラスチック資源循環促進法」が4日に国会で可決、成立した。遅きに失した感があるが。
この法律によって、プラスチック製の使い捨てスプーンなどの削減やリサイクルが促されることになった。無料で配っていたコンビニや飲食店などに対して、有料化や代替素材への切り替えなどを義務付ける。使い捨てのスプーンやストローなどのプラ製品は年間約10万トンにもなるという。
スプーンやストローなどは昔のように紙や木で作ればよいのだ。文房具や玩具などのプラ製品は資源ごみとして回収されるようにするという。
再利用できるものは再利用してプラごみを減らすことが大事である。この法律は来春にも施行されると記事に書いてあったが、もっと早くできないものかと思う。
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