自動車の燃費記録装置義務化
6月4日の朝日新聞トップ記事は「燃費記録装置 義務化へ」であった。私は車を手放してから3年半ほどになるので、自動車に関しては興味もないのだが、「燃費記録装置」という見出しに驚いた。
自動車を初めて買ったときから大きな関心事の一つは「燃費」であった。車を買うときには燃費のことを詳しく尋ねた。最初に買ったのは軽自動車であったが、燃費は普通車より良いと言われていた。どのくらいだったか覚えていないが、リッター当たり市内走行で10km前後だったように思う。
普通車を初めて買ったときは多分リッター当たり8kmぐらいではなかったか。その後だんだんと燃費が良くなって行った。最後に乗った車はカタログでリッター当たり27kmと書いてあったと記憶する。ずいぶんよくなったものだと思った。
鎌倉まで行ったとき、和歌山県まで行ったとき、リッター当たり20kmぐらいだったように思う。満タンで走って、そのまま戻って来られたのであった。
初めて車を買ったとき、燃費を調べてもらったことがある。また、勧められて燃費をよくするという錠剤をタンクに入れたこともある。燃費は車を運転するには大事なことであった。
でも、車を手放すまでに一度も燃費の記録ができるということを聞いたことはなかった。記事によると、早ければ2023年10月以降の新車から順次適用するとあった。
国交省は、実燃費の備え付け方法は指定しないが、データの改ざんをできないようにする。それは当然のことである。車に搭載したコンピュータで走行距離と、使用した燃料の量をもとに燃費を算出て記録する。リアルタイムの燃費データを測定し、運転席の画面に表示して見られるようにする。これまでは燃料計の針を見ていたが何とも便利になるものだ。
これからは燃費について不正ができなくなるだろう。
しかしながら自動車は早晩電気自動車のなるだろうから、「電費」ということになる。国交省は電気自動車やハイブリット車に「電費」が分かるように求めるそうだ。
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