健康講座で聞いた血管の病気
人間の血管は内側に脂肪がついていく。その脂肪のことを「粉瘤脂肪(アテローム)」といい、13歳から死ぬまで増える一方である。
日本人の死亡原因は、1位が癌→37万3584人、2位が心臓病→20万8221人、3位が脳梗塞、脳卒中→10万8186人、4位が肺炎9万8661人、
心臓病や脳梗塞などは血管が原因の病気である。血管が詰まる原因は何か。寿命が延びたことで昔より30年から50年長く使っていることである。食生活で酸性食品、過酸化脂質、高コレステロール食品を多く食べること。運動不足。 タバコ。薬の服用(心臓、血圧,血糖、コレステロール、不眠症)
ところで血液をサラサラにするために薬を飲むとかタマネギや酢などの食品を摂るとかしても血管の内側に粉瘤脂肪が付着して血管そのものが細くなるのでは血管が原因の上記の病を防ぐことはできない。
心臓麻痺、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中などはある日突然起きる。私の教え子の父は45歳の時、自動車を運転していて脳梗塞で倒れた。私の祖父は「今日はいい日であった」と言って布団に入った瞬間心筋梗塞で亡くなった。元気であってもいつどこで倒れるかは分からないのである。
血管の壁に着く粉瘤脂肪を取るにはたった一つのサプリメントしかないそうである。その名は「ピノレン酸」と言って、モンゴルに生えている「薬用五葉松」という松の人の頭より大きい松ぼっくりの種から抽出して油である。
そのサプリメントを1日3粒、1年間服用するとと粉瘤脂肪がとれるという。このサプリメントはドクターサプリメントと呼ばれ、医者でも扱っているところがあるそうだ。保険が利かないのでべらぼうに高価で4か月分で約20万円もするという。
高額に稼ぐ売れっ子タレントなら買うこともできるだろうが、一般庶民には高値の花である。
心筋梗塞とか脳梗塞で突然倒れて死ねば楽だとは思うが、助かって後遺症が残れば程度によっては悲惨である。ピノレン酸について研究をしている医学部はいくつかあるそうだから代替品が発明されるのを待つしかないか。
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