関節、姿勢、筋肉
人間には265個の関節がある。しかし、動かせる関節は人によってちがうのだそうだ。アスリートが使っている関節は丸いという。柔らかく丸い関節がいいのだという。
肩甲骨は左右2つあるが、2つ合わせた大きさと骨盤は同じ大きさなのだそうだ。肩甲骨と骨盤を使って多くの動作をしているのでこの二つが大事である。
姿勢の良い人は関節が柔らかく、正しい場所にある。姿勢を正すには背筋を伸ばすのではなく、掌を前に向けるとよいそうだ。また、座っているときなど掌を上に向けていると肩の関節が柔らかくなるという。バッグを手に持つときも掌を前に向けて持つようにするとよい。
股関節を動かすのは尻の筋肉で、正しく歩くには尻の筋肉をつかう。股関節を正しい位置にするには足の踵をくっつけて、10時10分になるように開く。そして両脚の太ももをくっつけるようにする。
歩く練習をするには、踵をつけて立った状態から右足を回すように出して、左足の親指の所に踵を持っていき、右足の指は右斜め方向に向いているようにする。つぎに左足を右足の親指の所に踵を持っていき、指は左斜めに向いているする。それを繰り返して歩く。
次によい筋肉は小さくて重いのだそうだ。悪い筋肉は大きくて軽いという。使っている筋肉は30%ぐらいで、筋肉は使わないと使えない筋肉に変わる。寝たきりの人は筋肉が衰えている。
例えば掌を前に向けて人差し指だけを曲げてみる。他の指が動くのは筋肉が弱っている。小指だけ曲げようとするとほとんどの人はできない。小指だけを曲げられるようにするには2年ぐらいのトレーニングか必要だそうだ。
身体の動きのほとんどは脚と腕の動きでやっているので脚と腕の動きが大事である。腕の動きは肩甲骨、脚の動きは骨盤の関節である。
私の男声合唱団の指揮者はいつも歌う前に肩甲骨を動かす動作をさせたが、声を出すにも肩甲骨を柔らかくすることが大事なのだ。
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