高齢なのでロコモが心配
「ロコモ」の話を聞いて、それを確かめる体験をした。「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム」の略で、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態をいうそうだ。
立ったり、歩いたり、作業したりという、広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器という。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っている。その障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態が「ロコモ」なのだそうだ。ロコモは寝たきり予備軍だという。
ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなる。要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障だという。
要支援、要介護になる原因は、
1位 運動器の障害 24.8%
2位 認知症 17.6%
3位 脳血管疾患 16.1%
4位 高齢による衰弱 12.8%
5位 その他 28.7%
家の中でつまずいて骨折する人が多いそうで、気を付けていてもつまずくことがあるので怖い。また高齢になると転倒すると手がつけなくて顔面をぶつけるという。
次の1つでも当てはまればロコモが疑われるそうだ。
①片足で靴下がはけない。
②家の中でつまづいたり、滑ったりする。
③階段を上るのに手すりが必要である。
④横断歩道を青信号で渡り切れない。
⑤15分くらい続けて歩けない。
⑥2kg(牛乳パック2個程度)を持ち帰るのが困難である。
⑦家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である。
(日本整形外科学会)
①の片足で靴下をはくのは難しくなったのでロコモになったのかもしれない。歩くのは毎日5km70分のウオーキングをしているので大丈夫だが、速度が以前より20分ぐらい遅くなった。
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