« 党首討論で「やぎさん答弁」の菅首相 | トップページ | シミチョロ »

2021年6月14日 (月)

路上で干からびたミミズを見る時期になった

 6月12日の早朝、いつものように山崎川に沿ってウオーキングをしていたら、舗装道路上にミミズが干からびているのを見た。歩いて行くと所々に干からびたミミズが落ちていた。昨日まではせいぜい1匹か2匹見ただけであった。この朝は急に増えていた。中にはまだ生きているのもいた。

 毎年夏になるとミミズが路上で死んでいるのを見るので、今年も始まったなと思った。この朝見たミミズは小さいのがほとんどであった。ミミズの自死?はこれからしばらく続くので大きな太いミミズも見るようになる。

 ミミズはどうしてコンクリートの道に出てきて自死をするのか不思議であった。それで家に帰ってから検索エンジンに「ミミズが路上で死ぬ」と入れてみたら、いくつもヒットしたので驚いた。一般的にどこでも見られる現象だと知った。

 トップにヒットしたのは「専門家が解説。夏の路上で干からびているミミズの謎 2015/08/12 08:00教えて!goo ウォッチ403」であった。専門家の解説ということで信頼性が高いのであろう。専門家は東京学芸大学の藍 尚禮(あい なおひろ)名誉教授であった。

 環形動物のミミズは、呼吸のための装置を持っていない。それでで、からだの表面全体で呼吸をする“皮膚呼吸”なのだという。

 環形動物とは、ミミズやヒルなど、細長い輪のような体節からなる動物の総称。この皮膚呼吸が原因で、地中から地上に逃れてしまうのだという。

 呼吸器が無いために、雨水が溜まった土の中ではやがて息苦しくなる。また、土が太陽光で熱くなった時、体温調節のできないミミズは必死で地上にはい出てしまうのだそうだ。いずれも目の無いミミズにとっては、最も危険な生きるための逃避。それで生命を落とすことになるというわけだという。

 雨が多い梅雨や気温が上昇する夏は、ミミズにとって非常に過酷な環境なのだ。夏の路上で干からびているミミズ。それは、生きようと必死にあがいた結果なのだと知った。

 次の様な説明もあった。

 ミミズは普段、土の中で暮らしていて、できるだけ水気の多い方へ進んでいく性質がある。水の多いところには敵が少ないからだ。(例えば天敵のモグラなど“体温”のある動物は、体が濡れると弱るので湿気たところは嫌う。)

 ミミズは雨が降ると地上が潤うので、誘われて出てきてしまう。或いは逆に大雨の場合、地中に浸透してきた水から逃れるために水分の少ない方に向かって、地上に出てしまう場合もある。

 コンクリートには水分を保持してくれる土がないので急いで帰るのだが、その間にも太陽にさらされるとどんどん体は乾いてしまう。

 雨降りの後だけでなく、夜露に誘われたミミズが朝になると干からびていることもよくあるという。

 まだちっちゃいミミズも、大きな太いミミズもコンクリートの路上で死んでしまうのは自死だと思っていたが、そうなってしまう憐れな存在なのだった。人間が作った舗装道路の犠牲なのだ。何とか救う手立てはないのだろうか。

 

Img_3234

Img_3235

Img_3237

               まだ生きているミミズ

|

« 党首討論で「やぎさん答弁」の菅首相 | トップページ | シミチョロ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 党首討論で「やぎさん答弁」の菅首相 | トップページ | シミチョロ »