電気風呂に入るには
4月30日に放送された「探偵ナイトスクープ」で面白い話題があった。33歳の女性が近所の銭湯にある電気風呂に入りたいのだがどうしてもは入れないので、何とかは入れるようにして欲しいという依頼であった。
私は銭湯には行かないが、電気風呂はホテルに泊まると備えているところもある。でも,ビリビリが嫌なので入ったことはない。
依頼者の女性は行きつけの銭湯以外の電気風呂には入ったことがあるというのだ。銭湯の経営者に聞くとその銭湯の電気風呂が特にきつくしているわけではないという。
探偵と女性がその銭湯を借りて電気風呂に入ろうと試すが、女性は指を入れるのもできないくらいであった。結局探偵ナイトの助っ人の高校物理教師の先生と医者を一人呼んでアドバイスをしてもらった。
物理の先生は最初、水を飲んで体の中のイオンを減らすなどをして、電気を通りにくくするとよいと言った。純粋の水を飲んだが電気風呂に指も入れられなかった。
医者のアドバイスは、洗濯ばさみで顔などを挟んで気をそちらに紛らせるとよいというもので、顔や耳などに洗濯ばさみをいっぱいつけて入ってみたがやはりは入れなかった。
探偵や医者が入ると、医者は何とかは入れたが、探偵はビリビリが強くて大変だと言った。人によって感じ方に違いがあるようであった。
物理の先生はキルヒホッフの法則があると言って、何人かが入ると電流が分散されて一人当たりが弱くなると言った。女性はトイレに行き小便が出たので体内の抵抗も高くなったはずであった。
3人の人が腕を電気風呂に入れ、女性が入ると今度は入れたのであった。電流が分散して弱く感じたようであった。女性は飛び上がって喜んでいた。
「キルヒホッフの法則」というのを初めて聞いた。ネットで調べてみると今は高等学校の物理で習うようである。私の頃には学ばなかった。
キルヒホッフの法則:(独: Kirchhoffsches Strahlungsgesetz)は、電気回路において任意の節点に流れ込む電流の総和に関する法則(電流則)、および任意の閉路の電圧の総和に関する法則(電圧則)である。 ... ドイツの物理学者グスタフ・キルヒホフが1845年に発見した。
キルヒホッフの第1法則
電気回路の任意の分岐点について、そこに流れ込む電流の和は、そこから流れ出る電流の和に等しい。
電気風呂に入りたければ、2~3人の人に手伝ってもらって腕を入れてもらい、そこに入るとよいようである。
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