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2021年5月 5日 (水)

コロナウイルス変異株の脅威と対策

 「新型コロナ第4波 変異株の脅威」というNHKの特別番組を見て、変異株のコロナウイルスは非常に怖いと思った。従来型のコロナウイルスでも怖かったが、変異株は2倍~5倍の感染力があるというのだ。

 マスクをしていても密接の場合感染するという。川原でバーベキューを指定他グループの感染や、舞台で2m以上離れていたのに感染した例があるそうだ。

 防ぐにはこれまでどおり、3密にならないように気を付けるしかないようだ。後はワクチンが1日も早く接種されるのを待つことだという。

 大阪大学では変異株コロナが細胞を破壊する様子の撮影に成功し、その映像が紹介されたが、実に速く細胞を破壊していく様子が映っていた。あれではCOVID-19に罹ったら急速に重症化するのも無理はないと感じた。

 大阪の医療逼迫状態が詳しく取り上げられていて、大変な状態にあることを知り、恐怖を感じた。必要重症病床の数を患者数が上回り、そのためそのしわ寄せが中等の患者の病床にも影響し・・・というように下へ影響して、ホテル滞在とか自家滞在にも影響を広げていることが分かった。そして何人もの人が自宅で亡くなっているのだ。

 凄いと思ったのは広島で、PCR検査を無料で受けられるようにし、人の集まる駅などでPCR検査を受けるように勧めていることであった。陽性と分かれば関連の調査もしているという。これこそが最初からやるべきことであったのだが、残念ながら日本では広島以外にはなさそうだ。それでも広島でコロナ感染が増えているのだから恐ろしい。

 埼玉県では県が金を出して、病院の駐車場に仮設の病棟を建て、重症患者にも対応できるようにしているところが紹介されていた。中国の武漢でのやり方に似ている。

 静岡県ではコロナ関連の病院を一括して把握し情報を共有し、病床の状態が一目で分かるようにして患者を配置しているという。こうした対策は昨年の第1波の時から行われるべきであったのだが、今になって慌ててやるようでは泥縄としか言いようがない。大阪もやっとそこに気が付いたようだが時すでに遅しであった。

 田原総一朗氏は政府のコロナ対策は失敗であったと切り捨てたそうだが、我々国民の目から見ても同じである。世論調査では70%の人が失敗だと思っているのだ。

 米国ではコロナ対策のために巨額の金を政府が出したと、1日の朝日新聞は書いていた。PCR検査を何度でも無料で受けられるとかワクチン開発に資金を出したとか困っている人に金を補助するとか・・・。日本ではPCR検査も進まないし、ワクチンに至っては他国に頼っている状態である。コロナ禍の中でGO TOをやるというようなバカげたことをしている。 

 東京オリンピック・パラリンピックの開催も相変わらずもやもやとしている。IOCに決定権があるというが、そんな人任せでいいのだろうかと思う。

 11日に非常事態解除の予定だが果たしてその通りに行くのだろうか。安心できる対策を進めて欲しい。

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