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2021年5月22日 (土)

食肉の安全性について聞いた話

 我が家から自転車で行ける距離の所に、サテライトショップが3軒できた。1日3~4回時間を決めて宣伝を行っている。 毎日商品1点を何と100円で提供している。2つの店はは3か月間の期間限定の店である。

そのうちの1つの店長が健康管理士で健康の話をしている。20日に行ったら、面白い話が聞けた。健康のためには「食」が大事で、「添加物」と「農薬」に気を付けるようにしようという話であった。

 そこで例に出されたのが、「肉」についてであった。牛肉はメス牛の肉の方が柔らかくて美味しいそうで、メス牛の肉が売られているという。ではオス牛はどうなるかというと、生まれたらすぐに陰茎を切り取られ、毎日女性ホルモンを注射してメスのようになるように育てられるのだというのだ。日本だけでなく、アメリカはみなそのようにしているらしい。

 ホルモンのメス転換肉を食べていると、それが人間に影響するという。この頃では乳歯が生えない赤ちゃんがいるのもそうしたことが影響しているかもしれないという。

 では豚はどうかというと、狭いところで密集して飼われている。それで豚は運動不足で肥満になる。肥満にまるだけでなく、当然豚の健康にも影響し、高血圧とか血糖値が高いとか、癌になる豚も多いという。病気の豚の肉はどのようにして売られるのかは言わなかったが、そのまま売られるのかハムなどに加工して売られているのか、いずれにせよ安全面からはよくないというのだ。

 鶏はどうか。鶏の羽を取るとき鶏をつるして羽を溶かす液体の中に入れて羽をとるのだそうだ。そうするときれいに取れる。その写真を見せてもらった。

 問題はその液体で、羽を溶かすほどの液体は人間の体に良いはずがないというのだ。鶏は羽を取った後どのように処理されるのか知らないが安全性が心配である。

 その話の時に、イスラエルでは羽のない鶏が飼われているそうだ。写真を見るとピンク色の体をしていて羽がない。イスラエルではその鶏を食べてはいけないことになっているのだという。羽のない鶏の行き先は、韓国と日本なのだそうだ。

 自分の国で食べることを禁止している鶏と輸出するとはイスラエルという国はとんでもない国だが、それを輸入している日本もとんでもないことだ。

 こうした話を聞いて、肉を食べるのが怖くなった。安全性について確認のしようがないからだ。

※補足 2008年、イスラエルのテルアビブ近郊のレホボット研究所の遺伝学者アブドル・キャハナーが異種交配させて作り上げたとセンセーショナルな報道がもたらされた毛(羽)のないニワトリ。この毛のないニワトリは通常のニワトリに比べて成長も早いそうで、食用にする為に羽を取る手間がかからない。
このニワトリは羽が無く皮下脂肪が少ないので効率良く肉を生産できるし、 養鶏農家が鶏舎の通風のためにファンを使わなくてもすむので飼育コストも下がる。暖かい国でもニワトリの肉が安く手に入るようになるからだそうだ。

Photo_20210520171401

 

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食・食事・食物」カテゴリの記事

コメント

訂正:(誤)豚肉は6~7ヶ月で処分。生後8ヶ月ほどで去勢。
   (正)雄子豚の去勢は, 40~50日齢, 生体重15kg前後で実施さ    れているものが多い

人生100年時代と言われますが、人間以外の動物にも寿命がありますね。ニワトリは平均10年で、15年長生きするのも珍しくないようですが、鶏肉は7~8週間で処分、卵を産むメスは10ヶ月で殻が薄くなるから処分。豚は10年から15年の寿命ですが、豚肉は6~7ヶ月で処分。生後8ヶ月ほどで去勢されて、狭いケージで大量の抗生物質を餌に入れて肥満にされる。牛の寿命は15年から20年ですが、黒毛和牛で2年、アメリカ牛で1年3ヶ月で食肉にされ、乳牛も6~7年で乳が出なくなると処分。すべて人間様の都合で本来の寿命が極端に短くなっているのですね。
飽食の時代で日本では毎日大量の食料が廃棄処分されていますね。地球温暖化と砂漠化による水資源の枯渇で、世界人口100億の時代が近づいていますが、彼らの命を有り難く頂くことができるのは、あと何年でしょうね。

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