NHKガッテン、ニラの凄さを知った
12日のNHKガッテンは「ニラ」を取り上げていた。ニラは我が家では主に餃子の具として食べている。ニラはニンニクのような香りがあり一種の精力剤の様なものかと思っていた。
ニラの原産地がモンゴルだとは知らなかった。モンゴルではフムルと呼ばれている。モンゴルの—30℃の大変寒い地方で食べられているそうだ。体を温める食材なのだという。ただ、そのまま食べたのではだめで、モンゴルでは細かく刻んで使っているそうだ。体をぽかぽかにしてくれるのが、「アリシン」というニラに含まれる香り成分。葉っぱの状態ではほとんど含まれていないが、刻むと葉の細胞が壊れアリシンの元になる物質と酵素が反応して「アリシン」が初めて生まれるのだ。
刻めば刻むほどアリシンが増えるのできるだけ細かく刻むこと細胞が崩れ体を温める物質が増すのだ。だからニラを餃子に入れるときできるだけ細かく刻むとよいそうだ。
驚いたのは、ニラの生育についてである。ニラはタネを撒いて1年かけて成長するそそうだが、最初に根の上のところで切って収穫するのを1番ニラというそうだ。そのあと3週間ほど経つとまた芽が出てのびてくる。それが2番ニラである。ニラは9番まで収穫できるそうだ。
どうしてそんなに精力がいいのかというと、ニラは根がしっかりしていて、まず最初に1年かけて根が伸びるのだそうだ。その長さは60cmにもなり、それがびっしりとできるのだ。そして根に蓄えられた糖が一番ニラに取り込まれるのである。
それで一番柔らかくて美味しいのが1番ニラで、糖度はイチゴ並みの8度以上あるという。2番ニラ以下はどれもみな同じだそうだ。
1番ニラはしゃぶしゃぶなどにして食べるととても美味しいそうだ。ニラ農家の人はそうやって食べているという。茹ですぎずに20秒程度がよいそうだ。
ニラは区別されずに売られているが、見分け方は根の切り口を見て直径が1cm以上あるのが1番ニラだそうだ。今度スーパーに行ったら、見てみようと思う。
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