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2021年4月 4日 (日)

短縮用語「まん防」のこと

 何時の頃からか日本語では短縮形の言葉が多用されるようになった。軽トラ、特売、ガラ携とか外来語でもスマホ、ハイテク・・・など。

 大阪府の吉村知事が政府に「まん延防止等重点措置」の適用を検討してもらうと言ったとき、テレビでは「まんぼう」と言っていた。「まん延防止等重点措置」は長いので「まん防」と短縮形にしたのだろうが、初めて聞いたとき頭に浮かんだのはあの太平洋に住む魚のマンボウであった。

 4月2日の朝日新聞「かたえくぼ」では

  『各知事へ』

  マンボウなら贈ります

         水族館
というのが載った。

 2日の羽鳥モーニングショーでコメンテーターの玉川徹氏が「全国紙の中で朝日新聞だけがいまだに(まん延防止等重点措置を)”まん防”と略している!」と発言した。そして朝日新聞は「ゆるいんじゃないの」と言った。

 確かに2日の朝日新聞朝刊一面は、「まん防」適用について決めたという記事の中で「まん防」を使っていたし、2面の関連記事でも使っていた。。
 

 玉川氏は「まん防」というと、魚のマンボウを連想して緊張感がなくなるから、使用禁止にした方がいいと主張したのだ。誰でも音声でマンボウと聞けば魚のマンボウを思い浮かべるだろう。
 

 短縮形を乱用するのは気を付けて欲しいと思う。とくに外来語を短縮形で使われると何のことか分からないことがある。
 

 ネットで調べたら、「コン」がつく言葉がいっぱいあった。エアコン、オフコン、スパコン、ゼネコン、ドラコン、バリコン、ファミコン、ポケコン、ボディコン、ミニコン、リモコン、ロリコン、ミスコン、合コン・・・。
 バリコン→バリアブルコンデンサー、ドラコン→ドライブコンテストは分からなかった。

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コメント

「東京オリンピック・パラリンピック」を略して「オリパラ」などとテレビが言い出した時にはまさにあきれ返ってしまいました。
「オリエンタルラジオ」を略して「オリラジ」などと称したお笑い芸人を真似たのかもしれませんが、略す必要があるというのは日常的に頻繁に口にしたり書いたりしなければならないからでしょう。
東京オリンピックのような一過性のことにわざわざ略す必要を感じている日本人がどれだけいるのでしょう。「秋の大運動会」をわざわざ略す学校があるのかどうか。
それにしても日本人は言葉を略すことが好きです。トンカツから「婚活」が生まれ、同類の言葉が次々と増殖するように語呂合わせ好きだからでしょうし、子音と母音が組み合わさっただけの単純な音韻であるために「オリンピック」一つを取っても日本語と英語では音節数が倍も違うからかもしれません。
それはともかく、「まんぼう」をテレビで耳にした時に私が最初に思ったのはラテン音楽の「マンボ」でした。ゆるいどころか汗や唾液が飛び散り、蔓延が増進しそうな。

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