山田前広報官入院は政治家たちの常套手段
山田真貴子広報官が体調不良を訴えて入院した。2週間の入院だと伝えられ、広報官を辞職した。このニュースを読んだとき、また例の如く入院という常套手段を使ったなと思った。政治家や悪いことをした官僚はいつも病気にかこつけて入院ししばらく隠れるからだ。
山田前広報官は入院した日国会に喚問され質疑を受けることになっていた。入院し辞職したことによって、国会で供応問題を糺されることは無くなったと思われる。
菅首相は山田広報官に辞職を求めないと言っていたが結果として自ら辞職をしたのだ。ホッとしているのは菅総理であろう。
先だっての菅首相のぶら下がり記者会見は、正式の記者会見を取りやめたことでのものであった。山田前広報官が記者会見を取りしきると、矢面に立つことを怖れてのことであったと思われる。あのぶら下がり記者会見はNHKで中継されたので見たが、菅首相は最後には不機嫌を顕わにして打ち切ってしまった。始まるときしばらく時間があったので菅首相の表情を映していたが何となく不安げに見えた。
記者会見を短く打ち切ったり、質問する記者の特定化をしたり、関連質問をさせない、フリーの記者は指名しないなど、山田前広報官は菅首相の記者会見にとって重要な存在であった。その後任に誰が選ばれるのか注目されているが、交代を機に内閣記者会は主導権を取り戻して本来の記者会見にしてもらいたい。もともと内閣記者会が主催するものなのに何故内閣広報官が仕切るのか。記者会からMCを出すべきであろう。
この問題は山田氏の入院でチョンにすることなく、徹底的に解明を進めてほしい。週刊文春がいつもスクープをとばしているが、大手マスメディアはいったいどうなったいるのだと言いたい。もっとしっかりして国民に知らせる様頑張ってほしい。
ネットに面白い川柳を見つけた。どこかの大手新聞に載ったものだそうだ。
モリカケに今度は菅の親子丼
安倍前首相はモリカケ蕎麦だったが、今度は親子丼とは言いえて妙がある。
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