南海トラフ大地震が来たらどうする?
3月11日、午後2時46分、東日本大地震犠牲者追悼式の中継をNHKテレビで見ながら、黙祷を捧げた。天皇はお言葉の中で、歴史的に幾度も大災害に見舞われてきた日本は、これからもいつ災害が起こるかも知れないから教訓を受け継いでいかなければならない。そして、災害の経験と教訓を忘れず、常に災害に備えておくことは極めて大切なことだ」と言われた。
週刊誌には南海トラフなど日本の何カ所かで巨大地震がいつ来てもおかしくないと警告している。我が名古屋市も南海トラフ地震の該当地域にあり、もし大地震が起きれば大変な被害が起きると想定されている。
南海トラフや東京直下の大地震が起きれば東日本大地震を超える大変な被害が出るだろう。そうなるとそのあとの救護や被害処理が想像もつかないぐらい大変だろう。その後の復興費用だけでも東北復興の32兆円をしのぐ巨額のものになるだろう。
大地震は突然に起きるから、どこにいるとき遭遇するかは分からない。私は子どもの頃に南海大地震を経験したが、確か12月の夜で寝ている時であった。また、東海大地震は国民学校3年の時で、授業中であった。今もその時のことをまざまざと覚えている。
我が家は一応耐震の補強をしてあるが、マグニチュード7とか8以上の大地震に耐えられるかどうかは不明である。私が住んでいる町内では大地震への対策は何もされていない。津波は多分ここまでは来ないだろうが、火災が起きたらどうするのかとか家が倒壊したらどうするのかなど行政は考えているのであろうか。
菅首相の言う「自助」でまず対処しなければならないが、次の「共助」は何もできていないのだ。河村市長はいったいどうしているのかと言いたい。
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ニュージーランドで大地震が起きるとしばらく後に日本列島でも巨大地震が起きるのか、という疑問に対して、偶然の出来事で科学的に説明出来る関連性はない、と言う人もいれば、関連性がないとは言い切れない、と言う人もいます。
どちらにしろ油断のならない今日この頃であることは間違いない。
こちら神奈川県も房総半島沖から相模湾にかけては危険地帯の1つになっている。関東大震災というと東京が焼け野原になっている映像ばかりがテレビでは取り上げられる。しかし震源地は相模湾の小田原沖であり、神奈川県は全域にわたって震度7から6を記録しており、被害も東京に勝るとも劣らないものであった。
にもかかわらず我々神奈川県民の多くはそのことを忘れている、あるいは知らない。現在の知事がテレビにチョロチョロ顔を出しては新型コロナに対しても色々やっている感を出しているものの実質がまるで伴わないだけに不安は深まるばかりです。
それにしても、「道を尋ねても無視する若い人」という記事には今でもコメントが寄せられます。有難いことだと思いますが、道を尋ねることに批判的なコメントが多いようです。
駅に向かっている、など明らかに急いでいる人に尋ねるのは迷惑でしょうが、そうでなければ大いに歓迎すべきではなかろうか。いくら都知事が「ステイホーム」とカタカナ語を濫用しようが、不慣れな場所で大地震に遭遇する可能性は誰にだってあるのですし・・・
投稿: たりらりら | 2021年3月13日 (土) 14時28分