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2021年3月30日 (火)

花の命は短くて・・・

 花の命は短くて・・・」と詠んだのは作家の林芙美子さんであった。林さんの詩の「花」は女性を花に例えたので、桜のことではないが、その言葉のように、染井吉野の命は本当に短い。

 3月28日の朝ウオーキングに出かけ、山崎川の桜を見たときは「今日あたりが満開かな?」と思った。次の月曜日の朝、ウオーキングに行くと何と桜並木の道筋には花びらが一面に散らばっていた。それが一部分ではなく石川橋から瑞穂スタジアムまでずっと続いていたので驚いた。スタジアム近くの土手にはやはり花弁が敷き詰められていた。

 日曜日の午後から雨が降ったので、それで早々と散らされたに違いないと思った。それにしても満開になったとたん散ってしまうとは何とも憐れである。皮肉なことに桜が満開になるころ決まって強い風が吹くとか雨が降る。それが花の命をちじめているのだ。

 「三日見ぬ間の桜かな」というコトバがあるが、まさに3日も経てば花見どころではないだろう。

 桜は満開になると葉が出てくる。山崎川の桜も一部で葉が出ているのがあった。桜が満開になって花がほっこりとするのが一番いいと思うのだが今年は見られないかもしれない。

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コメント

丁度一週間前でしたが、スーパーまで買い物に行くと途中の小学校が卒業式らしい様子でした。かつては桜は入学式に付きものでしたが、いつしか卒業式に繰り上がってしまいました。
今年も集団で写真を撮ることを避けるためか、3人程度が収まるくらいの小さな門を桜の枝で飾ったものが校庭の一角に置かれていて、そこで子供と父兄が記念写真と撮っていました。
そう言えば一年前は卒業式が出来たのだろうか、と不図思ったものの、身近に子供がいない私にはわからず。
一つおどろいたのは、写真を撮っている子供の中に和服姿の女の子が3,4人いたことです。つい先日もテレビのニュースで早稲田大学の卒業式が映っていましたが女子学生のほとんど全部といっていいほど、和服と言うのか羽織袴と言うのか、林芙美子の時代がよみがえったような服装でした。
それでさえ意外に思える私には、普通の市立小学校の生徒までその真似をするとはどういう趣向というか趣味なのか、よくわからない思いがしました。

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