ガッテン紹介の超簡単で効果的健康法「ニギニギワザ」
2月3日のNHKガッテンが凄かった。「高血圧に1日数分で効く簡単ワザ」というテーマであった。私は高血圧で医者に通ったこともあるので血圧には関心があり、毎朝血圧を測定して記録をしているくらいだから当然見た。
番組が紹介したのは、実に簡単な方法で、「右手左手どちらからでもよいが、手を握って開くを1回1秒ぐらいのリズムで1分間繰り返す。手は心臓より下にして、まっすぐ下げていてもよく、膝の上で掌を上にしてやってもよい」というやり方である。
血圧が高い人を6人集めて実験していたが、20ぐらいの降下が見られた。この握り開きを朝夕2回やると1か月ぐらいで血圧が下で安定するようになるという。
1回たった2分で、しかも立ったままで座ったままでもよいのだ。こんな超簡単な方法はこれまでになかった。ガッテンで取り上げられ、健康雑誌などでも紹介された「タオルグリップ法」よりももっと簡単である。私はタオルグリップ法を1日1回、1日おきに朝実践しているがこれからは握り開き法もやろうと思う。
この方法がどうして効果的かというと、血管の壁にはNO(一酸化窒素)を出す壺があって、手を握り開きするとそこからNOが放出され、血管が拡張するので血流が良くなるのだそうだ。
NOを出すには有酸素運動、マッサージ、温泉などがよく、自宅の風呂でも40℃ぐらいの湯に10分~15分つかるとよいそうだ。
NOを増やす食べ物としては、ピーナツ、青魚、緑茶、ココアの多いチョコレート、赤ワイングラス1杯などがあるそうだ。
ところでNOは血圧降下だけでなく、血管を広げ血流がよくなることで、認知症、狭心症、血栓、胃腸障害、男性機能障害(ED)、さらには免疫が高まることで新型コロナ感染症にもよいそうだ。
NO(一酸化窒素)を研究したルイス・j・イグナロ博士はノーベル賞を受賞した。
いつでもどこでもたった2分でできる非常に簡単なやり方で、多くの効果を生む「ニギニギワザ」(番組の命名)は是非実行してみたいものである。
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