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2021年2月19日 (金)

丸山島根県知事の投じた一石

 島根県の丸山知事が17日、県内で5月に開催予定の東京五輪聖火リレーについて中止を検討すると表明した。
 

 「東京都と政府が適切な新型コロナウイルス対策を行っていないため」と理由を説明した。最終的判断は今後1か月程度、都や政府の感染対策を見極め、最終判断するといている。

 丸山知事は、新型コロナウイルスの「第3波」以降、都内の保健所が感染経路をたどる「積極的疫学調査」の主な対象を医療機関や高齢者施設などに限定し、また都内で適切な医療を受けられず自宅で亡くなった人がいる、と指摘した。

 島根県ではこれまでにも感染者0の日が何度かあり、直近6日間連続で感染者数は0で、毎日の全国の感染状況数の発表を見るたびに注目してきた。

 島根県では接触の時間や距離に関わらず、徹底的にOCR検査をしている。そして陽性者は無症状でも原則入院という措置を取っている。そうした徹底した対策によって感染を抑え込んでいるのだ。小さい県だからできるということではないと知事は言う。そうした自信があって、今回の表明になったのだろう。

 「感染拡大を助長する世界的イベントの開催は理解できない。五輪開催には反対せざるを得ず、プレイベントの聖火リレーにも県として財源や人員を充てられない」と述べた。

 東京五輪・パラリンピックはコロナのため先行き不透明である。その中で新型コロナウイルス対策が不十分であることを理由に開催反対を表明したのは立派である。丸山知事が投じた一石が波紋のように広がって行くことを見守りたい。

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コメント

丸山知事の発言に対して島根県選出の竹下亘議員は「コロナが一番きつい東京が言うならともかく、一番遠いところにいる島根が何を言うんだ」などと言ったらしい。
与党議員の失言・暴言は後を絶たないが、これはもう時代が時代なら一揆が起きてもおかしくないレベルです。
東京オリンピックの森前会長の失言を「女性蔑視とも受け取られかねない」などと奥歯に物が挟まったような言い方をテレビは連日繰り返していましたが、あの失言は問題の一面があらわれただけです。
女性だろうが、田舎の知事だろうが、自分達の巨大な利権にケチをつけるようなことをゴチャゴチャ言うヤツはただではおかない、と凄味を利かす巨悪の存在こそもっと本質的な問題でしょう。
その巨悪のためなら「私のように記憶力が乏しく」などと総務省の局長が国会で白々しく答弁する日本。

投稿: たりらりら | 2021年2月19日 (金) 21時24分

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