安倍氏はコロナ対策で敵前逃亡だという
Yahooニュースを見ていたら、「安倍氏『敵前逃亡』、麻生氏『これは風邪』 コロナ戦犯政治家の過ち」という記事があった。
記事によると、「日本はコロナ対応に完全に失敗した」という。新型コロナウイルスが日本にも広がって1年以上になる。その間の政府のコロナ対策を見れば打つ手打つ手がとんちんかんでことごとく後手に回っている。
このアジアでは、ウイルス発生の中国、台湾、韓国、シンガポールなどは見事な対策でコロナを征服している。日本は人口あたりの病床数が先進国でも飛び抜けて多いのに、重症患者やハイリスクの高齢者が病床不足で入院できない医療崩壊を招いている。
安倍氏はPCR検査をやると言ったが、結果としては一部の人が受けられただけである。今でもPCR検査を9000円でやりますという広告がネットに見られる。クリニックにも同様な張り紙がしてあった。PCR検査を無料で何度でも受けられる国もあるというのになんということか。
17日からワクチンの接種が始まった。テレビでは実況放送までしていたが、日本の様な先進国でワクチンの開発も遅れを取っているのはどういうことか。
これらは最も大事な対策であるのにできていないということは政治の責任である。その大本は安倍政権にあったのだ。
記事は政治の失敗、人災だと指摘し、「“コロナ戦犯政治家”の筆頭に挙げられるのは安倍晋三・前首相だろう」と書いている。
大慌てでやった「学校休校」笑いものになった 「アベノマスク」、役に立たない「COCOA」・・・「GO TO」に至るまですべて失策であった。
安倍氏は感染第2波さなかの8月28日に突然、持病の悪化を理由に退陣を表明した。国民は7年以上の安倍政権に嫌気がさしていたし、病気が悪化したのならと半ば同情的でもあった。
記事は「ところが、退陣後の安倍氏は入院や静養するのではなく、コロナ対応を投げ出したことを棚に上げて『ポストコロナの経済政策を考える議員連盟』会長に就任して政治活動を再開。『“再々登板”に意欲がある』(細田派幹部)といわれるほどだ」と書いている。
コロナ対策でさらに政治のまずさが広がらないうちに投げ出して「敵前逃亡」したのだとまでは気が付かなかった。まともに受けていた自分が恥ずかしい。
歴代最長政権の記録を残して政権を投げ出すとは何とも賢いというかずるいやり方だ。
記事は次のように結んでいる。
安倍政権の初動の失敗には、「これは風邪だから、はやり病だから」と楽観視していた麻生太郎・副総理兼財務相をはじめ、梶山弘志・経産相、赤羽一嘉・国交相、萩生田光一・文科相ら菅政権で再任された大臣たちも連帯責任を負っている。
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