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2021年1月28日 (木)

新型コロナウイルス、和歌山県知事のメルマガ―①―

 和歌山県仁坂知事の優れたコロナ対策は以前に紹介したことがあるが、22日の和歌山県メールマガジンに新しい見解が載った。何と51回目を数えている。コロナ対策についてこれほど継続的に県民に語り掛けている知事は他にはいないのではないだろうか。

 今回のタイトルは、「新型コロナウイルス感染症対策(その51) -積極的疫学調査-」である。以下に3回に分けて載せていく。
 

 コロナ大流行の中で、 全国的にどのくらい国民活動を制限するかという点では、 皆関心が高く、 マスコミでもよく議論されていますが、 保健医療行政がもっとしっかり、 国民(県民)を守るように頑張らないといけないではないかという議論はほとんどありません。 全てのコロナ対策の中でこの領域こそは、 全て県の(一部市町村の)行政の領域であって、 その責任は全て県、 したがって端的に言えば始めから終わりまで県知事にあります。
 

 しかもこの領域こそは、 日本など東アジアにのみ備わっているもので、 欧米には欠落している領域なのです。 よく、 ファクターXといって、 欧米と日本等東アジアでどうしてコロナの発生数も死者数も桁違いに差があるのかということが言われましたが、 そんなことは、 欧米に保健所があるかとか、 それがある日本の中でも、 保健所が頑張っている一部地方とその強化に関心が無い一部の大都市の県等でコロナの発生数にどれくらい差があるかを調べれば、 すぐ分かることです。
 

 しかし、 それがあまり国民に意識されないのは何故かというと、 マスコミがあまりこの事に関心が無く、 そんな議論などメディアでされないからで、 それは何故かというと、 マスコミによく出てくる感染症の専門家という人達がこの分野に興味も知見も薄いこと、 更には、 それに影響を受けた都道府県の知事のような影響力のある方がこの部分に余り関心を払わないということによるというのが私の推測です。
 

 更に下司の勘ぐりかもしれませんが、 保健医療行政こそは逃れようもない地方公共団体と感染症の専門家の領域なので、 そこが問題となると、 すぐに責任問題になるから、 議論を他に転嫁しているのではないか、 例えば野放図な行動を止めない若者や、 夜遅くまで営業を続けているお店や中々動かない政府、 さらにはGoTo政策などに責めを飛ばそうとしているのではないかとも疑ってしまうのです。

 和歌山県はコロナの拡大防止には主として保健医療行政が担う、 それを前提に県民の皆さんには、 最低限の注意だけを守って下さいと言って、 あまり生活、 経済の制限はしないという政策を鮮明にしているので、 コロナの拡大も生活、 経済も、 どうなるかの結果に対してはこの政策を採用した私に責任があります。 でも県民の幸せを、 もちろん相対的にではありますが、 一番よく守れるのは、 この政策パッケージしかないと確信しているので、 県民の皆さんにその旨ご説明しながら、 それをとり続けているわけです。

 この結果、 気の毒なのは、 保健医療行政に携わる職員とその向こう側でカウンターパートとして対応してくださっている医療関係者の皆さんで、 初夏の一時を除いて、 ずっと働きづめで県民の安寧を守ってくれているのです。 本当に申し訳ないと思います。

 では、 その保健医療行政は何をしているかというと、 これもいつも言っていますが


1 早期発見
2 早期隔離
3 徹底した行動履歴の調査
4 保健所の統合ネットワークとしての運用
です。

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