バイデン米国大統領に期待
昨年11月の米国大統領選から3か月バイデン氏が米国大統領に就任した。本当に待ち遠しい就任式であった。トランプのクーデターともテロともいえる支持者そそのかしで議事堂が荒らされたのを受けて、2万5000人もの州兵による厳戒態勢の中の就任式であった。救いは予想された暴徒の混乱がなかったことであった。
トランプは最後の大統領権限を行使して大量の恩赦を行い、大統領退任式を行った。そのあとエアフォースワンでフロリダの住居に向かった。最後の最後まで身勝手な行動であった。トランプを使ったゲームに「ババ抜き」というのがあり、子どもの頃よく遊んだが、トランプは最悪のババであった。4年間の在任中に毎日彼の言動に怒りを覚えさせられた。
バイデン大統領は就任式で団結を訴え、自分を支持してくれなかった人たちのために、支持してくれた人たちのために全力を尽くすと述べた。トランプの失政で40万人もの死者が出ているコロナ犠牲者に祈りを捧げ、対策に万全を期すと誓った。
トランプはアメリカファーストで世界を困惑させたが、バイデン氏はホワイトハウスに入ると、すぐに17もの大統領令にサインをした。その中にはパリ協定に復帰すること、WHOに復帰することが含まれていた。
政権の運営のポストに女性を半分加え、多様な人種を入れた。これからのバイデン大統領の4年間に期待を持たせるものであった。バイデン大統領を見守っていきたい。
« 施政方針演説のお粗末な新型コロナウイルス対策 | トップページ | 鼻だしでのマスク着用は効果なし! »
コメント