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2021年1月

2021年1月31日 (日)

上級国民こそ自粛を守るべし

 緊急事態宣言が発令されているにもかかわらず、与党議員が立て続けにクラブ通いなどをしていた。自民党の松本純元国家公安委員長(70)は18日夜、イタ飯と東京・銀座のクラブをハシゴ。また文春オンラインでは、公明党の遠山清彦幹事長代理(51)が22日、やはり銀座のクラブに通っていたことが発覚した。
 

 昨年12月に二階自民党幹事長や菅首相などがステーキ会食をして批判されたが、その後もこうしたことが続いている。菅首相は27日、国会質疑の中で「国民の皆さんに不要不急の外出の自粛をお願いするなかにあって、このような飲食をしたことについて正直申し訳ないと思います」と元気なく謝った。
 

 立憲民主党の蓮舫参院議員が、「SNSで国会議員は『上級国民』と拡散されている。えらい迷惑ですよ、私たちは。これは総理として怒るところじゃないですか」と菅首相を攻め立てた。菅首相は菅首相は「党でそのようなことは慎むようにと決めているので、党で対応してもらう」と力なく答えた。まるで人ごとのような言い方である。「自民党総裁として今後は断固としてこのようなことが起きないよう徹底します」ぐらいの答弁があってしかるべきである。

 ネットの記事によると、議員たちは何故クラブに行くのかと問われて、ある国会議員秘書は「どうして政治家が飲食をやめないかって? それは自分たちに何かあったらすぐに検査を受けられて、治療も受けられると思っているからですよ。だから私たちなんかとは危機感が違います」

 なるほど、そういうことかとガッテンした。上級国民として特別扱いなのだ。そのよい例が自民党の石原伸晃元幹事長である。コロナに感染して無症状だったのにもかかわらず即入院できた。不整脈の既往症があるというのが理由であった。

 私も不整脈の治療を続けているが、もしコロナに感染しても即入院どころか自宅待機が精いっぱいであろう。現に名古屋では自宅待機で2人亡くなっているのだ。

 下級国民はコロナに感染すると仕事を失い、収入がなくなる人がたくさんいるが、上級国民はそういう心配もない。しかし、緊急事態宣言中なのだから政治家は自ら決まりを守って範を垂れるのが当然の務めなのだ。自分たちは守らなくて、コロナ感染が蔓延するのは若者のせいと菅首相が言ったが、とんでもない話だ。まず自らが守らなくて若者に守れとと言っても無理だ。こういう議員にはそれこと懲役刑か罰金刑を課すべきであろう。

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2021年1月30日 (土)

新型コロナウイルス、和歌山県知事のメルマガー③ー

 そういう大都市では今はあまりにも感染者が多いので、 積極的疫学調査もどうしても十分には行えません。 特に現場の方々をそれ故に責めるのは気の毒です。 しかし、 その場合でも保健医療行政のヘッドクォーターや保健所が余計な仕事をしないで済むように、 機能を移したり、 応援をどんどん出したり、 それらの仕事を専門的知識が必要な、 あるいは公権力の行使といったコアな仕事かそれ以外のアンコアな仕事かを分けて、 後者を外注に出すなど工夫をするのが、 行政のトップの責任です。 和歌山県はずっと前からそうしているし、 今は更にそれを加速しています。
 

 そしてコアな仕事だけは、 今は十分出来ないかもしれないけれど、 絶対に諦めてはいけません。 諦めたと言った瞬間にコロナとの闘いの戦線は大崩壊を起こし、 その地域を突破口として、 日本のコロナは少なくとも欧米並みに大爆発をします。 だって感染者がどんどん世の中に出ていくのですから、 人にうつすに決まっています。 現場が大変なのは私のように現場の動きの細部までハラハラしながらいつも見ている者にはよく分かります。 しかし、 司令官が大変だからもう仕事をしないでもよいと言った瞬間にもうコロナとの闘いに勝ち目はありません。

 1月15日、 神奈川県はもはや従来のような積極的疫学調査はしないでもよろしいという指令を出しました。 あまりにも対象者が多くて、 十分に積極的疫学調査が出来ないという苦しい事情は痛いほどよく分かりますが、 それでもこの決定はいけないと思います。 十分できなくて苦しいというのと、 やらないでもよろしいというのは全く違います。 もちろん濃厚接触者は症状のあるなしに関わらずコロナの感染の有無を調べよという国の指導方針に反しています。 しかし、 国はこれに対して激しく反発して、 是正させようとする動きをするはずだとは思うけれど、 少なくとも外からは見えません。 和歌山という関西の田舎で全軍を挙げて必死でコロナと闘っている我々からすると、 前途に暗澹たるものを感じます。
 

和歌山県知事 仁坂吉伸

 私が住む愛知県や名古屋市では新型コロナウイルスにどのような対策がとられているか新聞やテレビ以上のことは何もわからない。名古屋の河村市長などは在宅で2人死者を出して申し訳ないと言っただけである。名古屋市は医療が逼迫しているとテレビでは報じている。市民の一人として怖くてならない。こんなことなら和歌山県に行って住みたいぐらいだ。

 仁坂県知事のメルマガは毎回知事自身が書いているのが凄い。新型コロナ関係だけで53号にまでなっている。このように絶えず県民に知らせてもらえれば県民はどんなに心強いことか。愛知県や名古屋市はゼロに等しい。

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2021年1月29日 (金)

新型コロナウイルス、和歌山県知事のメルマガー②ー

 仁坂知事は昨日の終わりの部分で保健医療行政がやっていることは次の4点であるとのべている。

1 早期発見
2 早期隔離
3 徹底した行動履歴の調査
4 保健所の統合ネットワークとしての運用

  県庁をヘッドクォーターとして全県の保健所が活躍して、 上記のことを行ってコロナを抑え込もうとする営みを専門用語で積極的疫学調査と言います。 日本でも昨年の初めのころ、 この言葉は、 度々マスコミの報道をにぎわしたということを覚えておられる方も多いでしょう。 私自身は、 昨年の2月に勃発した済生会有田病院の院内感染の抑え込みのために、 全力で取り組んでいた時だったので、 自分たちが必死でやっている保健医療行政の行為がこういう名称で呼ばれていることについて、 少し語感的に違和感がありました。 しかし、 当時は国も、 少なくとも国の専門家の方々も、 この積極的疫学調査を重視して、 地方でこれをする時はこういう方法でそれを実施せよ、 などという指令をどんどん出していたのです。 (付言すれば、 そのうちいくつかは医学的にも論理的にも間違っていると思ったので、 和歌山県では従わなかったのですが、 いずれも後でその誤りが明らかにされ、 和歌山県の方法でよかったということが分かりました。 )
 

 ところが、 いつの頃からか行動の制約ばかりが議論されるようになり、 明らかに日本と比べると失敗している欧米流の感染症対策に基づく対策ばかりが強調されるようになりました。 何割行動を抑えたら感染は何割減るといった類のものです。
 

 その流れの中で、 5月のゴールデンウィークをターゲットにして全国に緊急事態宣言がなされ、 徹底的な自粛によって、 感染者は劇的に減ったのですが、 せっかく減ったのに、 その間、 次なる感染に備えて、 感染の大爆発で傷んで機能不全になった保健医療行政を立て直し、 PCR検査や、 コロナ用病床の確保等の備えを増やすといった対応を怠るところが結構あったのではないかと思います。
 

 これなども、 一番の権威であるはずの感染症の専門家が積極的疫学調査の重要性を忘れてしまい、 その体制立て直しこそ大事だという警鐘を鳴らすことを怠ったからではないかと私は思います。
 
 実は、 関西では、 大阪も兵庫も京都ももちろん周辺の各県も、 政府や国の専門家に言われなくてもその立て直しに努力しました。 私も隣県に僭越ながらアドバイスをしたこともありました。 関西の知事の中でも、 人口も多い大県の知事で人気もある方も含めて皆この保健医療体制について、 かなりの頻度で発言していて、 この事からも、 それだけ熱心に取り組んできたのだということは明らかだと私は思います。

 その結果、 第一波の後、 関西では、 一時期コロナの発生が0という日々が続きました。 同じような住民への自粛を強いても、 ブスブスと感染が続いていた首都圏とは大違いです。 それらの知事さん達が、 マスコミに対して、 どういうメッセージを発していたかを思い起こせば、 少なくともこの機会に保健医療行政を立て直すのだとか、 積極的疫学調査の技術をこう改良するとかの言及は、 おそらくなかったように思います。 いくら、 住民の行動を抑制して感染はある程度減らしたにしても、 最後に感染拡大の防止に究極的に影響を及ぼしうるのは、 積極的疫学調査です。 これが疎かになっていては、 感染は止められません。 人々が自粛を少しルーズにし始めたとたんにまた爆発します。 しかもそれが日本の中心地で影響力の大きい地域であれば、 他を巻き込んでいきます。 夏から秋にかけて、 まさにそのことが起きました。

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2021年1月28日 (木)

新型コロナウイルス、和歌山県知事のメルマガ―①―

 和歌山県仁坂知事の優れたコロナ対策は以前に紹介したことがあるが、22日の和歌山県メールマガジンに新しい見解が載った。何と51回目を数えている。コロナ対策についてこれほど継続的に県民に語り掛けている知事は他にはいないのではないだろうか。

 今回のタイトルは、「新型コロナウイルス感染症対策(その51) -積極的疫学調査-」である。以下に3回に分けて載せていく。
 

 コロナ大流行の中で、 全国的にどのくらい国民活動を制限するかという点では、 皆関心が高く、 マスコミでもよく議論されていますが、 保健医療行政がもっとしっかり、 国民(県民)を守るように頑張らないといけないではないかという議論はほとんどありません。 全てのコロナ対策の中でこの領域こそは、 全て県の(一部市町村の)行政の領域であって、 その責任は全て県、 したがって端的に言えば始めから終わりまで県知事にあります。
 

 しかもこの領域こそは、 日本など東アジアにのみ備わっているもので、 欧米には欠落している領域なのです。 よく、 ファクターXといって、 欧米と日本等東アジアでどうしてコロナの発生数も死者数も桁違いに差があるのかということが言われましたが、 そんなことは、 欧米に保健所があるかとか、 それがある日本の中でも、 保健所が頑張っている一部地方とその強化に関心が無い一部の大都市の県等でコロナの発生数にどれくらい差があるかを調べれば、 すぐ分かることです。
 

 しかし、 それがあまり国民に意識されないのは何故かというと、 マスコミがあまりこの事に関心が無く、 そんな議論などメディアでされないからで、 それは何故かというと、 マスコミによく出てくる感染症の専門家という人達がこの分野に興味も知見も薄いこと、 更には、 それに影響を受けた都道府県の知事のような影響力のある方がこの部分に余り関心を払わないということによるというのが私の推測です。
 

 更に下司の勘ぐりかもしれませんが、 保健医療行政こそは逃れようもない地方公共団体と感染症の専門家の領域なので、 そこが問題となると、 すぐに責任問題になるから、 議論を他に転嫁しているのではないか、 例えば野放図な行動を止めない若者や、 夜遅くまで営業を続けているお店や中々動かない政府、 さらにはGoTo政策などに責めを飛ばそうとしているのではないかとも疑ってしまうのです。

 和歌山県はコロナの拡大防止には主として保健医療行政が担う、 それを前提に県民の皆さんには、 最低限の注意だけを守って下さいと言って、 あまり生活、 経済の制限はしないという政策を鮮明にしているので、 コロナの拡大も生活、 経済も、 どうなるかの結果に対してはこの政策を採用した私に責任があります。 でも県民の幸せを、 もちろん相対的にではありますが、 一番よく守れるのは、 この政策パッケージしかないと確信しているので、 県民の皆さんにその旨ご説明しながら、 それをとり続けているわけです。

 この結果、 気の毒なのは、 保健医療行政に携わる職員とその向こう側でカウンターパートとして対応してくださっている医療関係者の皆さんで、 初夏の一時を除いて、 ずっと働きづめで県民の安寧を守ってくれているのです。 本当に申し訳ないと思います。

 では、 その保健医療行政は何をしているかというと、 これもいつも言っていますが


1 早期発見
2 早期隔離
3 徹底した行動履歴の調査
4 保健所の統合ネットワークとしての運用
です。

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2021年1月27日 (水)

「私は左手のピアニスト~希望の響き世界初のコンクール~」を見て 

 1月2日にNHKBS1で放映された「私は左手のピアニスト 〜希望の響き 世界初のコンクール〜」を録画してあったのをやっと見た。

 左手で演奏するピアニストとして舘野(たての)泉さんのことは知っていたが、このコンクールは左手のピアニストの智内威雄(ちないたけお)さんが実行委員長として立ち上げたものであった。
コンクールが行われたのは2018年11月で、大阪府箕面市のメイプルホールで3日間にわたって開かれた。音楽史上初となる左手で奏でるピアノコンクールであった。

 プロ部門とアマチュア部門に分かれて行われた。出場したのは病気や事故で右手を痛め左手の演奏を選んだピアニストたちであった。両手で弾けなくなった悲しみを癒やすのは、やはりピアノであった。出場者たちは左手だけで演奏する曲に出会い、その新たな音楽の世界に魅了され、挫折から希望を見出していた。

 何人かの出場者のエピソードを交えて番組は進んだ。その中で左手のピアノ音楽について知ることができた。この音楽分野の発展は第一次世界大戦で右腕を失ったピアニスト達が曲を作り、その数は数千曲にもなったという。残された左手でピアノ演奏を表現するという試みは成功し、その当時のクラシック音楽界に一大旋風を巻き起こした。

 智内さんによると、レオポルド・ドフスキー(1870年生~1938年没) / ヨハン・シュトラウス2世「宝石のワルツ」ラヴェルやプロコフィエフをはじめ、実に多くの著名な近代作曲家が左手のための楽曲を書き、ほとんどの有名なオーケストラが演奏会でとりあげるほどになったそうだ。

 ところでプロのピアニストを始め、アマチュアでもピアノが弾けなくなるのは「局所性ジストニア」によるものだそうだ。神経疾患の一つで、脳が誤作動を起こしそのために右手の動かしたい部位が思うように動かなくなる病気なのだ。リハビリによって日常生活はできるが、治療法は今のところないという。

 番組では何人かの人達が練習している様子とか家族の様子などを伝えていた。驚いたのは、演奏される曲の響きが、左手で演奏しているところを見なければ片手の演奏とは分からない素晴らしいものであった。一流の作曲家が作った曲はもちろん、演奏するピアニストが自分で作曲した曲も含めて素晴らしかった。

 左手のピアノ曲はペダルを使って音の調整をするので響きが素晴らしくなるのだそうだ。演奏を見ると鍵盤をすべて使っている。ピアノはオーケストラだと言われるが本当にそれを実感することができた。

 プロの音楽家のうち100人に1人は音楽家のジストニアを患っているといわれているそうだ。

 プロ部門で1位は高岡準さん、2位はタイのチャイキティワッタナ・ガンさん、3位は2人いて、瀬川泰代さん、高校生の早坂眞子さんであった。

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2021年1月26日 (火)

入院拒否者への罰則より、入院できる医療体制づくりこそ喫緊の課題だ

  政府は22日、新型コロナウイルス感染症対応の特別措置法や感染症法などの改正案を閣議決定し、国会に提出した。この中で感染症法改正案にある、「入院措置に応じなかっらり、入院先から逃げたりすると、懲役1年以下または100万円の罰金」という項目について理解できない。

 入院措置に応じないという患者や、入院先から逃げる患者がいるからこういう罰則を設けるのであろうが、これまでにそのような例を聞いたことがない。

 それよりなにより、新型コロナウイルスに感染し自宅療養中に死亡した人が、緊急事態宣言が出ている11都府県のうち7都府県で少なくとも18人いたことが分かったと23日の朝日新聞に出ている。入院が必要と判断されていたが、入院先が見つからず、調整中に亡くなったとされる人は少なくとも6人いたという。

 大阪では軽症だとして自宅療養中の50代男性が救急搬送中に死亡した。緊急事態宣言が出ていない広島県や群馬県でも自宅療養中に死亡した人がいるという。

 入院をしたくてもできない状況が増えているのに入院拒否などありえないと思うのだが、入院できない状況を作り出しているのは政治の責任だと思うのだ。特別措置法を改正するなら国の責任で医療機関に協力を命じ、重症者を集中して治療するとか、軽症者を治療するとかし、さらに一般の病気についても緊急を要する人への対応ができるようにするべきである。

 地方自治体では松本モデルがあり、和歌山県も独自の対応策を持っている。罰則を設けるならそれをやらない国や自治体を対象にすべきだ。

 私はノーベル賞受賞者4人の提言の中にあるコロナ対策が一番現実的ですぐにも実行できることだと思う。その提言に眼もくれない政府にこそ責任重大である。野党でもあの提言に注目しているのは共産党だけなのが残念でならない。コロナ対策を抜本的に見直し医療が順調に動けるようにすることこそ今やるべきことである。

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2021年1月25日 (月)

インターネットがつながらなくなって

 22日金曜日の夕方メールをチェックしようとしたら、木曜日の受信を最後に受信していなかった。送受信をやってみたが入ってこなかった。インターネットの状態を見たら接続できていなかった。インターネットの器械を見るとランプが消えていた。

 器械を触ったらライトが点灯し、インターネットに接続できるようになった。でも、時々切れて不安定であった。何もしていないのにどうして切れてしまったのだろうと思った。それでプロバーダーのCOMMUFAのサポートに電話をした。

 私はCOMMUFAができたときからずっと使っているので電話サポートはすぐにつながるゴールデンデスクが使える。それでいつも重宝している。

 この日もすぐにつながった。そして機械の接続の様子を指示に従っていろいろと調べた。電源の差し込みが緩んでいないか、他のコードが緩んでいないか、器械と器械の接続はよいかなどを調べた。私の器械はパソコンの近くにあるのだが暗くて見にくいのでフラッシュライトを使って見る必要がある。それに字が薄いので見にくい。そんなこともあって時間がかかった。40分ぐらいかかってやっと点検が終わった。

 今回はケーブルの緩みがあったようで、器械には問題がなかったのでよかった。この間、私の方が時間を気にしていたがサポートのL.Iさんは粘り強く親切に指示してくれた。そして「ご協力を有難うございます」を繰り返した。なんだか申し訳ない気持ちであった。

 私がプロバイダーのCOMMUFAを使っているのはサポートがよいからである。それにスマホのキャリアのauとも連携しているので都合がよいのだ。私の様なインターネット素人にはサポートが欠かせない。COMMUFAもauもサポートが良いと思っている。

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2021年1月24日 (日)

鼻だしでのマスク着用は効果なし!

 20日の羽鳥モーニングショーでマスクを取り上げていた。共通試験で鼻を出してマスクをして係員の注意を聞かなかった男に関連して、鼻を出してマスクをするのはどうかという問題であった。

 昨年春以来コロナ禍のためにマスクが品切れになったり、アベノマスクが話題になった。マスクの着用をやかましく言われたので、外に出るとほとんどの人がマスクをしている。

 その中でマスクをしているが鼻を出している人を見かけることがあった。鼻を出していてはマスクをしても効果がないと思っていた。でも、それについてよいとか悪いとかをテレビや新聞で取り上げられたことはなかった。今回の羽鳥モーニングショーが初めてだと思う。

 モーニングショーでは鼻だしのマスクは効果がないと断定し、厚労省でもそういっていると説明していた。

 また、面白いと思ったのは、街で見かけるカッコいいウレタンマスクと不織布マスクについてのスーパーコンピューター富岳によるシュミレーションであった。

 それによるとウレタンマスクではマスクを透過するので効果は50%だと言っていた。不織布マスクは上に出るだけなので80%だそうだ。

 私は不織布マスクをしている。一時は50枚入りで8000円などというときもあったが、去年の夏ごろから安くなり始め、最近はドラッグストアにも山のように積んであり、値段も50枚で600円~800円ぐらいとなった。

 一番安いのは100均のセリアで10枚入り100円である。効果のほどはどうか分からないが一応三層不織布で99%防ぐと書いてある。今日試しに買って来たのは7枚100円であった。

 不織布マスクは息が苦しいという人が多いそうだが、私はそうは思わない。困るのは眼鏡が曇ることである。それで眼鏡の愛眼で曇り止めクロスを買って使っている。

 私は外を歩いたり、自転車で行くときはマスクはしない。ディスタンスがあるからだ。専門家もそれでいいと言っている。店に入ったり、電車に乗るとマスクは着用している。

 今日イオンに行ったときレジの男性が鼻だしでマスクをしていたのでエッツと思った。鼻だしでのマスク着用には気を付けたいものである。

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2021年1月23日 (土)

バイデン米国大統領に期待

 昨年11月の米国大統領選から3か月バイデン氏が米国大統領に就任した。本当に待ち遠しい就任式であった。トランプのクーデターともテロともいえる支持者そそのかしで議事堂が荒らされたのを受けて、2万5000人もの州兵による厳戒態勢の中の就任式であった。救いは予想された暴徒の混乱がなかったことであった。

 トランプは最後の大統領権限を行使して大量の恩赦を行い、大統領退任式を行った。そのあとエアフォースワンでフロリダの住居に向かった。最後の最後まで身勝手な行動であった。トランプを使ったゲームに「ババ抜き」というのがあり、子どもの頃よく遊んだが、トランプは最悪のババであった。4年間の在任中に毎日彼の言動に怒りを覚えさせられた。

 バイデン大統領は就任式で団結を訴え、自分を支持してくれなかった人たちのために、支持してくれた人たちのために全力を尽くすと述べた。トランプの失政で40万人もの死者が出ているコロナ犠牲者に祈りを捧げ、対策に万全を期すと誓った。

 トランプはアメリカファーストで世界を困惑させたが、バイデン氏はホワイトハウスに入ると、すぐに17もの大統領令にサインをした。その中にはパリ協定に復帰すること、WHOに復帰することが含まれていた。

 政権の運営のポストに女性を半分加え、多様な人種を入れた。これからのバイデン大統領の4年間に期待を持たせるものであった。バイデン大統領を見守っていきたい。
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2021年1月22日 (金)

施政方針演説のお粗末な新型コロナウイルス対策

  菅首相の施政方針演説の冒頭で「私が一貫して追い求めてきたものは、国民の皆さんの『安心』そして『希望』です」と述べている。続く新型コロナウイルス対策で「国民の命と健康を守り抜く」と述べている。そして 「『安心』をを取り戻すため、新型コロナウイルス感染症を1日も早く収束させます」と言っている。

 現在の状況下でコロナ対策が最重要課題であることは間違いない。1日も早い収束を全国民が待っている。

 菅首相は「これまで1年近くの闘いの経験に基づき、効果的な対策を行っております」と述べている。首相がいう効果的な対策とは、「若者の外出や飲食により、知らず知らずのうちに感染を広げている現実がある」として、飲食での感染を抑え込むことが極めて重要であるとして協力金支給や時短営業を徹底すると言っている。

 その他に、「テレワークの7割実施、不要不急の外出・移動の自粛、特に、20時以降の不要不急の外出自粛、さらにイベントの人数制限をあわせて実施します」と言い、「こうした対策により、感染を抑え込み、減少傾向に転じさせます」と見栄を切っている。

 最初のこの部分を読んで菅首相のコロナ対策が如何にいい加減で効果のないものであるかを露呈していると思った。これまで何回かこのブログで取り上げ指摘してきたように、大事なことはPCR検査を徹底し、感染者を見つけ出して無症状者、軽症者、重症者などに分けて、それぞれに応じた対策をとること。そして何よりも重症者を専門病院に集めて治療をすることである。そうすることにより、市中感染も含めて感染の広がりを抑えることができるし、医療崩壊を防ぐことにもなるのだ。

 延期されたGO TOに1兆円の予算が組まれているというが、その金をPCR検査に向ければ、本庶京大教授が言うようにはるかに少ない金で素早い検査ができるのだ。

 台湾や中国やニュージランドなどのコロナ対策成功例をしっかり学ぶべきであったのだ。菅首相は演説で「私自身、連日、状況を聞き、専門家とも議論を重ねておりますが」と述べている。いったい連日何を聞いて、議論しているのだろうか。本当に真面目にやっておれば今の様なお粗末な事態にはなっていないはずだ。

 菅首相のように説明責任放棄では国民が納得して自粛はできないのは当然である。科学的データや根拠を示して、丁寧な説明を繰り返すことが必要なのだ。自粛だけではコロナを抑え込むことはできないのは明白である。何ともお粗末な施政方針であった。しかも首相は緊急事態宣言をめぐって「徹底的な対策」と言うべきところを「限定的な対策」と読み違えた。なんとも漫画チックな演説だ。

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2021年1月21日 (木)

東京オリンピック開催は無理だろう

 今年の7月には、延期されている東京オリンピックが開催されることになっている。ここに来て開催できるかどうか危ぶむ声が出始めた。IOCの元幹部からは中止すべきという話が出されたり、国連で開催するかどうかを決めようという声が出てきたりしているようだ。

 森会長や小池東京都知事や菅首相などはあくまで開催という線で進めているのは当然であるとして、国民はというと、私の周りでも開催は無理という見方が多い。

 世論調査では中止と延期がそれぞれ34%前後あり、開催すべきは20数%である。政府はワクチンに期待しているようだが、日本でワクチンが接種できるのは早くても2月末ごろと言われている。

 医学関係者の見方では、今の様なコロナ対策では非常事態を1か月で解消するのは無理だというのが多い。

 安倍元首相はオリンピック誘致に当たって、福島原発事故の放射能はUNDER CONTROLEDといい加減なことを言って東京オリンピック開催を勝ち取った。しかし開催年になって新型コロナウイルスパンデミックによって延期を余儀なくされた。

 世界ではコロナパンデミックが南極大陸までも広がり、米国や英国などはどうやって抑え込むかに苦慮している。それは日本でも同じである。今度はUNDER ONTROLEDとは言えない状況である。

 自民党はオリンピックをやってその勢いで衆議院選挙に臨みたいようだが、果たしてうまくいくかどうか。

 苦しいときの神頼み。日本には800万の神がいるからその神全てにお願いをし、さらにキリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教などもろもろの宗教の神にもお願いをすることだ。

 とにかくコロナウイルス禍が収まらない限りオリンピックどころではないのは誰の目に明らかである。

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2021年1月20日 (水)

PCR検査は費用対効果が少ないはウソだ!

 田村憲久 厚生労働相は1月14日にBSフジLIVE「プライムニュース」に出演した。そこで長野美郷キャスターが視聴者からの質問メール「政府はなぜPCR検査を積極的に実施して感染者を隔離しようとしないのですか」紹介した。それに対し田村厚生労働相は、「検査はやればやるほどいいと私も思います。ただ税金で行う以上費用対効果の問題がある。国家体制が違うから、中国のように強制して一斉に行うことはできない。すると費用対効果はあまりよくない。アメリカは2億回ほど検査を行っているはずだが、あのような状況。そのため今は、可能性の高いエリアに関してはどんどん行う。それから介護施設や医療施設。これを予算でサポートする」と答えた。
PCR検査は費用対効果が少ないというのだ。

 この点に関して1月15日のブログで紹介したように、羽鳥モーニングショーに出演したノーベル賞受賞者本庶京大教授は持論のPCR検査拡大を強調し、神戸のある会社が既にPCR検査の機械をトラクターに埋め込んだ移動式の検査態勢を整えていると明かし、導入すべきだと強調した。本庶教授によると、費用は非常に安くて済むという。「GOTOトラベル」などの業界支援の仕方ではなく、検査数をより増やすために集約して資金を投入する方が有効的だとした。

 また西村康稔経済再生担当大臣が兵庫県を訪れ、PCR検査を自動で行うロボットの研究現場を視察たというニュースもあった。西村大臣が視察したのは神戸市内の企業「メディカロイド」で、医療従事者の感染リスクを避けるために遠隔で検体を採取するなど、PCR検査を自動化するロボットの導入を進めている。

 西村大臣は「PCR検査を戦略的に大幅に拡充していこうとしているなかで、全自動で短時間で検査ができる(ロボット技術に)大きな期待をしている」と話したというのだ。

 本庶教授が話した神戸の会社と西村経済再生相が見学した会社が同じかどうかは不明だが、PCR検査を自動で行う設備については島津製作所などいくつかの会社が実用化している。

 それなのに田村厚生労働相は上記の様な費用対効果が少ないと発言しているのだ。

 本庶教授によると神戸の会社の設備は、1台につき12時間で2500検体を検査可能であると紹介し、検査によって無症候の感染者をホテルに入れることは宿泊業への支援につながり、食事が運ばれることで飲食業界・生産者にも効果が出ると述べた。また、自宅隔離については自宅内感染につながるので逆効果と本庶氏は言及している。

 西村大臣はいったい何を視察したのだろうか。ただ「ロボット技術に期待している」と感想を述べただけのようだ。政府内では取り上げられていないから田村厚生労働相の発言が出たのであろう。

 PCR検査を増やせということは、安倍前首相の時からメディアなどで言われ続けてきたが、日本ではほぼ無視されてきた。本庶教授がいうようにPCR検査で洗い出して重症者は専門の隔離病院に集めて治療するのが一番効率的で費用対効果があることなのだ。

 菅政権がやっているコロナ対策は後手後手に回っていると批判されているが、やり方自体が間違っているから医療崩壊を招いているのだ。

 

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2021年1月19日 (火)

米国上院の弾劾決議への共和党の動きに注目する

 トランプ米大統領は1月13日夜、「米議会乱入を煽動した」として下院本会議で弾劾訴追された。下院は起訴状に相当する弾劾決議案を232対197で可決した。

 共和党議員の中には「弾劾に賛成したら殺すぞ」といった脅迫電話を受けた議員もいるが、10人がトランプ弾劾に賛成票を投じた。

 トランプ氏は20日に退任するので、上院が弾劾の是非の判断を下すのはそれ以後になる。有罪には出席議員の3分の2以上の賛成が必要である。上院議員が全員出席した場合、有罪には共和党議員17人の賛成票が必要だ。今回は上院でも弾劾に賛成する共和党議員が20人ぐらい出ると予想しているメディアもある。

 2回目の投票で賛成票が過半数となれば、トランプ氏は今後一切の選挙に立候補する資格を剥奪されるという。

 トランプ氏は次の選挙の立候補を目指しているが、弾劾が成立すればそれはかなわなくなる。

 あの議事堂へのトランプ氏の支持者が乱入した事件は、その前の集会でトランプ氏が議事堂へ行けとそそのかしたからであった。その結果議事堂の中はさんざんに荒らされ、大統領選の最終結果を審議中の議員たちは死ぬ思いで逃げなければならなかった。暴徒の中には銃を持った者や火炎瓶を持った者もいたのだ。

 民主主義の象徴の様な米国であのような事態が起きるとは驚愕であった。さすがの米国市民も6割がトランプ大統領は即時辞任すべきだとしている。

 マコネル共和党上院院内総務も「トランプ氏は弾劾に当たる罪を犯した」という認識を示し、弾劾賛成に回りそうな議員にやめるよう説得はしないと明言しているそうだ。同氏は、「(弾劾の動きは)喜ばしい」とまで発言しているという。

 20日のバイデン氏の大統領就任式の日には何が起こるか分からないと厳重な警戒がされているようだ。就任式に出ないというトランプ氏は何か最後の悪あがきをするのであろうか。

 マコネル氏は「そうした行動を煽動し、弾劾訴追されても『ばかげている。激しい怒りを招き、とてつもない危険を国家に与える』と言っているトランプという人間を支持するほど、米国民は民主主義とは何かを知らないはずもない」と語ったが、その言葉を信じたい。米国の良心がまだなくなっていないことを期待したい。

 

 

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2021年1月18日 (月)

菅首相の記者会見

 緊急事態宣言を発出した後の菅首相の記者会見をNHKテレビで見たが、相変わらずの棒読みであった。視線は絶えず下に動き原稿を読んでいた。安倍元首相はプロンプターを使ったので視線は前向きであった。菅首相はどうしてプロンプターをつかわないのであろう。

 あの会見で追加の県を福岡というべきところを静岡と読み間違えたが訂正をしなかった。東京新聞の望月記者は「菅さんは本当に演説に自信がないのだなと、ひしひしと感じます」と言っている。
 

 昨年春の1度目の緊急事態宣言が出た後、官房長会見と首相会見は、参加できる記者が「1社につき1人」と限定されてしまった。望月記者は「表向きは『コロナ対策で密を避けるため』とされていますが、明らかに私のような目障りな記者を排除することが目的でしょう」と話している。

 菅首相の記者会見は進行を司会役の山田真貴子内閣広報官務めていた。質問は「1人につき1問」「さら問い(質問を重ねること)は禁止」などのルールを定めているという。「さら問い」ができないと突っ込んだ質問ができない。

 1月7日に1都3県に2度目の緊急事態宣言を発出することを伝える記者会見で、記者から「仮に(宣言を)延長する場合、今回と同様に1カ月程度の延長を想定しているのか」と問われると、菅さんは「仮定のことについては私からは、答えは控えさせて頂きます」と言った。ここで菅首相に「仮定の話ではない」と突っ込まなけれ誰もしなかった。記者の能力が低くてしなかったのか、制限があるのでできなかったのか。

 記者会見の質問は事前に質問を提出しておいてそれに対し用意された答えを読むのだ。私は注意して見ていたが、菅首相の目の動きを見ればすぐにわかった。つまり、記者会見はシナリオがある芝居なのだ。

 望月記者によると、「これまで6回あった首相会見で北海道新聞、東京新聞、日本テレビ、ジャパンタイムズの4社は一度も指されていません。ウチ(東京新聞)のように事前に質問を投げることを拒否している社や、厳しい質問をする記者がいる社は避けられているのでしょう。逆に不自然なほど何回も指名されている社もある」と話している。
 

 また望月記者は「官房長官時代に1日2回の記者会見を7年8カ月も続けてきた体験から、記者たちはどうにでもなると思っているようにも見えます。『全く問題ない』『指摘は当たらない』など一言で片付けてきた官房長官会見時の手法が、首相になっても通じると思っている」と述べている。
 

 記者の後ろには国民がいる訳で、記者は国民に代わって質問をしているのだ。それを忘れてっはいけない。見ていると記者たちは菅首相たちの言いなりになって猿芝居に加担しているように見える。外国のように本来の記者会見を取り戻すべきである。
(AERA dot.の記事を参考にした)

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2021年1月17日 (日)

中国人母親が見た日本の幼稚園のよいところ

 newspassを見ていたら「恐ろしい! 日本は『中国で軽視されがちなこと』を子どもにちゃんと教えていた」という記事があった。中国メディアの快資訊が載せたものだ。
 

 中国では「子どもの未来は祖国の未来」とよく言われ、多くの親が子どもの教育に力を入れている。しかし、中国と日本では幼児教育も大きな違いがあるという。
 

 この母親の見るところでは、日本の幼稚園は「生活力」を培わせている点が中国と大きく異なるという。生活力には、靴の履き方、整理整頓、手洗い、箸の使い方、トイレ、あいさつ、「ありがとう」や「ごめんなさい」と言うことの大切さなどが含まれると紹介している。

 確かに日本では靴の履き方、靴箱へのしまい方、身の回りの物の整理整頓、手洗い,箸の使い方、鉛筆の持ち方、トイレ、挨拶、、「ありがとう」や「ごめんなさい」・・・・もろもろのことを家庭も含めてきちんと教える。小学校でも低学年のときにさらに教える。

 こうしたことはいずれも中国の幼稚園では軽視されがちだという。私は中国の幼児教育は知らないので意外な感じを受けた。

 次に、日本の幼稚園における最も重要な学習は「遊ぶこと」だと指摘。遊びを通じて体力を養い、「人間関係や生活環境に溶け込み改善することの意識」、「言葉によるコミュニケーション」を学ぶことを紹介している。中国では国語や算数などが最も重要な学習と考えているという。
 

 このほか、幼稚園では雨の日を除いて毎日近くの公園へ散歩に行くと紹介。外で遊ぶことで自然に接する機会があると同時に、子どもは小さな怪我をよくするものだと指摘した。しかし、日本の保護者は子どもが「ちょっとした傷」を作ることに怒るどころか、「自分を守ることを学べるので良いことだ」と考えると伝えた。これは、子どもが傷を作ろうものなら激怒する親が多い中国とは大きな違いと言えるという。

 確かに買い物に行く途中で公園を通ると保育園児が保母さんに連れられてやってきて遊んでいる。日光を浴びて遊ぶことはとても大事なことだ。

 子どもの傷についての考え方の違いも面白い。日本では昔から遊んで傷を作ることで叱られることはなかった。
 

 公園に行くことで道路の横断の仕方など交通ルールを学ぶこともできると称賛。こうした教育のおかげで、小学校に入ると自分で登下校できるようになると感心している。中国には小学生の集団登校はないのだろうか。

 この母親は日本の幼稚園に子供を入れてよかったと思っているようだ。

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2021年1月16日 (土)

日本のコロナ医療体制は失敗だという記事

  Yahooニュースを見ていたら 「『医師多数・コロナ患者少数』の日本が医療崩壊する酷い理由」という記事があった。上 昌広 (内科医/医療ガバナンス研究所理事長)によるものだ。

 欧米と比較して、日本は感染者も重症患者も少ない。12月26日現在、人口1,000人あたりの感染者数は1.7人だ。米国の33分の1、フランスの24分の1,英国の19分の1、ドイツの11分の1である。

 日本も感染者数が増加していて、政府はついに首都圏、関西圏などの11都府県に2度目の緊急事態宣言を発出した。不要不急の外出をやめ、飲食店などには午後8時閉店を要請した。

 菅首相は1か月でコロナウイルスの感染レベルを抑え込むと述べた。本当に1か月で抑え込むことができるのだろうか。

 ところで日本ではしきりに医療崩壊が叫ばれている。欧米などに比べて感染者数ははるかに少ないのにどうしてなのか。記事は日本の医療対策がいけないと指摘している。

 医師数は米国の96%、フランスの76%、英国の89%、ドイツの59%だが、急性期病床数は米国の3.2倍、フランスの2.5倍、ドイツの1.3倍もある(英国は不明)そうだ。日本の医療が崩壊するのは重症者を集中的に診る病院がないからだというのだ。日本では重症患者を方々に分散入院させたことで失敗したという。

 どのような病院が重症患者を受け入れているかというと、厚労省が「特定感染症指定医療機関」に認定している国立国際医療研究センター病院や、「第一種感染症指定医療機関」に認定している都立駒込病院、都立墨東病院などをはじめ、都内では、約380の施設が重症患者を受けることができる。このうち360施設の受入数は4人以下だ。10人以上受け入れることができるのはたった4施設に過ぎない。

 世界中で、このような対応をしている国は少ないという。中国の武漢を第一波が襲ったとき、中国政府は突貫工事でコロナ治療施設を臨時に建設した。2月はじめまでに3施設が建設され、軽症から中等症の患者4,000人を受け入れ、その後、数週間でさらに13施設が建設され、病床は1万2000床追加された。感染者は自宅隔離とせず、仮設病院で隔離し、家庭内感染を防いだ。このような施設で働いたのは、武漢以外から動員された職員だった。日本のテレビでも大々的に報道され、中国のやり方に眼を見張ったものであった。

 一方、重症患者は大学病院など基幹施設が引き受け、コロナ診療以外の一般診療体制も維持された。コロナ重症患者診療には、多くの専門家とインフラが必要になる。武漢の基幹病院に勤務する医師・看護師たちを、重症患者の治療に専念させたのだ。中国は、医療資源を重症患者の診療に集中させたのであった。こうして中国は見事に抑え込んだと豪語している。

 このような「選択と集中」戦略を採ったのは、中国だけではないという。世界的に有名な米国のマサチューセッツ総合病院は278人で、このうち121人は集中治療室での治療が必要な重症患者だった。

 病床数は約1000床で、日本の大病院と同規模だが、コロナが流行すると、重症患者を一手に引き受けた。受け入れた患者数は、現在の都内の重症患者数の総数よりも多いという。

 スエーデンを代表するカロリンスカ大学病院は、第一波では、スウェーデンで最も被害の大きかったストックホルムにおける感染者の入院治療の40%を担い、ピーク時には500名近い感染者の入院患者を抱えた。病院のベッド数は約1600床であるから、ベッド数の3分の1近くが感染者であった。そのうち、ICU入院患者は約150名。ICUベッドを通常時の40床から増床し、最大200床程度までにキャパシテイーを拡大したそうだ。

 コロナ重症患者対策という点では、米国もスウェーデンも同じだ。国を代表する医療機関が一手に重症患者を引き受けている。

 日本にも「重症患者を一手に引き受ける施設」が必要だと指摘している。「重症患者を適切に治療するには、中核施設を認定して、集中的に資源を投下するしかない。東京なら東京大学医学部附属病院が患者を引き受けたらいいだろう。同病院には約1000人の医師が勤務し、インフラも整っている。」と述べている。そして厚生労働省は施策を方向転換せよと言っている。

 昨日のブログに載せた4人のノーベル賞受賞者の提言も重症者を集めて治療をすべきだと言っていた。

 私は素人だがこの提案には賛成である。

 

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2021年1月15日 (金)

ノーベル賞受賞4科学者の提言

 14日の羽鳥モーニングショーで、本庶京都大特別教授や山中伸弥・京大教授らノーベル医学生理学賞受賞者4人が8日、医療従事者への支援やPCR検査の拡充などを政府に求める声明を発表したことを取り上げていた。声明には本庶、山中両氏のほか大隅良典、大村智の両氏も名を連ねた。リモートで本庶教授と大隅教授が参加して詳しく話していた。

 提言の1は重症患者を一か所に集めて治療をするようにというものであった。その方が効率的で効果が高いと言っていた。

 提言の2はPCR検査を拡充というものであった。本庶教授の話によると兵庫県のあるロボット会社がトレーラーに積んで運べるロボットのPCR検査機を作ったそうで、1台一億円として千台作っても1千億円ででき、それを使えば1日に250万人もの検査ができるという。自動だから人手が要らないし移動できるからどこででも検査できるという。

 PCR検査を徹底して無症状者を見つけ隔離することが感染拡大防止に大切だと話していた。政府は金も給付金などを配ることを考えればはるかに安くつくのに、なぜそこに金を使わないのかと言っていた。

 人口1000人当たりの検査数は、英国が8.1,フランスが4.4、アメリカが3.9、イタリアが2.2であるのに対し、日本はたった0.5だという。現在の検査最大可能件数は12.5万件だが、1日平均4.4万件に過ぎないという。

 提言の3はワクチンについてであった。本庶教授は、慎重と言えるかも知れないが、迅速ではない。科学的根拠にもとづいて海外で承認された者は、緊急事態的に使用すべきだと話した。

 大隅教授は、日本でよい薬が開発されても、国内の治験数だけでは世界的に承認されにくい。治験などを含めて国際的な協力体制を構築すべきだと述べた。

 ワクチンや治療薬の審査及び承認は独立性と透明性を担保しつつ迅速に行うようにと言った。

 今後の新たな感染症発生の可能性を考え、ワクチンや治療薬などの開発原理を生み出す生命科学およびその社会的実装に不可欠な産学連携の支援を強化するベきだと提言した。

 提言の5は、科学者の勧告を政策に反映できる長期的展望に立った制度を確立すること。現状は、科学者の意見が反映される機関が存在しない。分科会は科学技術的な内容を知るというよりすり合わせの場になっていると指摘した。

 最後に本庶教授は、医療を守り、安全な社会を作ることでしか経済は回復しない。政府はこの順番を間違えている。政府主導というより国民の良識があってここまで持ちこたえたが今は危険な状況だと述べた。

 大隅教授は、長期的な展望が欠けている。今は当たり前のことを見直す機会でもあり、働き方や都市集中の問題などを考えて行くことも大事だと話した。

 ノーベル賞受賞者の提言は頷けるものばかりであった。政府はしっかりと受け止めて即刻改善すべきであろう。改むるに憚るなかれである。

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2021年1月14日 (木)

iphoneのアップデートをして分かったこと

 11日にiphoneの14.3へのアップデートをした。私のiphoneはスムースにアップデートできた。しかし妹のiphoneは簡単にアップデートできなかった。

 妹のiphoneはXRだが私のiphoneは12なのでスムースに行ったのだと思った。妹のは20分ぐらい経っても同じメッセージなのでサポートに電話をした。あとで分かったのだが電話をかけたサポートはiphoneではなく、私のキャリアのauであった。でも、親切に対応してくれた。

 3回目に電話した時、「こちらはauなのでこれ以上は分からないのでアップルに電話をして下さい」と言って電話番号を教えてくれた。そのときサポートの電話先が間違っていたことを知った。

 アップルのiphoneのサポート電話の中にauのサポートの電話も入っていたので間違ったのであった。

 改めてiphoneのサポートに電話をした。「アップデート準備中」のメッセージのまま時間がずいぶん経っているがどういうことかと尋ねた。準備中のところでほんの少しずつ進行しているのはアイコンの動きで分かった。また直線が動いてどのくらい進んだかもわかるようになっていた。

 サポートでは妹のiphone XRをリモートで調べてくれ、バージョンを見たら14.1であった。14.3までに何回かアップデートがあったのをしていなかったのだ。サポートの係は、アップデートをしてなかったから、前のアップデートも取り込んでいるので時間がかかるのだと言った。

 私はアップデートの知らせがあるとすぐにやるのだが、妹はそういうことを知らないのでやってなかったのだ。
今回のことでアップデートの大切なことを知り勉強になった。

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2021年1月13日 (水)

コロナ対策に成功した国の共通点

 10日のサンデーモーニングでは特集番組として新型コロナウイルス問題を取り上げていた。その中でコロナ対策に成功した国として台湾、べトナム、ニュージーランドなどを上げて、共通点として、政権が科学的データを含めて、コロナ封じ込めに大切なことや現状などを国民に丁寧に説明を繰り返したことを指摘していた。それによって国民は安心をし、政府を信頼するようになったという。

 和歌山県の仁坂知事の和歌山通信を4回にわたって紹介してきたが、仁坂知事がやってきたことと上記の国々のやってきたことがダブルことを感じた。仁坂知事も新型コロナウイルス対策を丁寧にやって来たが、そのプロセスで県民によくわかるように和歌山通信で逐一知らせて来た。しかも菅朱首相のように官僚が書いたものではなく、知事自身が自分で書いていることが大事な点である。

 安倍前首相も菅首相も新型コロナ対策について国民に分かる説明をしたことはなかった。菅首相に至っては1か月半とか2か月に1度ぐらい渋々記者会見を開いた程度で、国民への説明を避けていた。

 国会も早々に閉じてしまい、通常国会を開くのも遅い。国会で追及されるのを避けるためであることは見え見えである。国会答弁でも「お答えを差し控えさせていただく」を連発、また語尾に「思います」「思っています」を頻繁に使っていると東大の専門家が指摘していた。コロナ対策に如何に自信がないかを態度で示しているのだ。だから内閣支持率も急落してしまった。

 次の首相に小池東京都知事の名が挙がっているが、小池知事も抑え込みには失敗している。いっそのこと仁坂和歌山県知事を首相にしたらどうか。二階幹事長も和歌山県出身だから推しやすいのではないか。

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2021年1月12日 (火)

米国議事堂乱入事件を巡って

 トランプ米大統領のけしかけによって米国議事堂に支持者らが押しかけ、議事堂に侵入し狼藉を働いた事件は、世界中からトランプ氏らに非難が集まった。それは当然のことである。

 事件後トランプ氏は支持者らの行為を非難したが、何とも自分勝手な言い草である。トランプ大統領が議事堂に向かえと言ったのが始まりである。カナダの首相はトランプ氏の煽動だと言っている。 しかもトランプ氏は警備のための州兵の動員を認めなかったという。

 更に驚くことは、議事堂警備の警官たちがドアを開けて議事堂内に入れたというのだ。中には支持者らと写真に納まる警官や肩を叩いている警官もいたそうだ。2300人もいる議会警察はどうなってしまったのか。首都ワシントンでは怒りと不信の声が広がっているという。上下院指導部はデモ隊突入を許した経緯についての調査を要求した。

 民主党のペロシ下院議長はトランプ大統領がすぐに辞めなければ弾劾を提起すると述べた。

 ロイター/イプソスが実施した世論調査では米国民の57%がトランプ氏の即時罹免を望んでいることが分かった。さらにトランプ氏に投票した有権者の7割が乱入事件に反対。トランプ大統領の事前の煽動についても70%が容認できないと答えた。この数字にちょっとホッとした。まだ良識が残っていると感じたからだ。

 トランプ氏の大統領任期はあと8日ほどになったが、この間に彼はどういう突飛もない行動に出るのか予断が許さない。

 

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2021年1月11日 (月)

狂気のトランプ大統領、支持者に議事堂集合を指示!

 7日のNHKテレビニュースで、トランプ大統領支持の群衆が米国連邦議会議事堂前に集まり、ガラスをたたき割って議事堂に侵入した映像を見たとき驚愕した。6日は連邦議会で大統領選の最終結果が確認される日であった。群衆が議事堂に乱入したので合同会議は中断され議員たちは避難せざるを得なかった。

 その前にホワイトハウス前に集まっていた支持者たちの前で、トランプ大統領は1時間ほどの演説をし、議事堂に行くように指示をしたという。それで群衆は議事堂まで歩いて行って議事堂に乱入し破壊活動をしたのだ。

 大統領が指示をした様子がテレビで映されたが、そんなことがなぜ許されるのかと思った。トランプ大統領は就任直後から自分勝手な言動をほしいままにし、米国内を分断させ、世界から眉を潜めて観られた。

 トランプ大統領は「米国史上最高の4年間であった」と自負したが、とんでもない話で「最悪の4年間」であった。

 議会での確認の結果、バイデン氏の勝利が確定した。さらに嬉しいことに、民主党は最後に残っていた共和党が強いジョージア州で上院議員の2議席を獲得した。ジョージア州の良識にエールを送りたい。
 

 この結果民主党は上下両院で多数となり、バイデン次期大統領は政策の遂行がしやすくなった。

 トランプ氏の悪あがきは議事堂占拠までで、さしものトランプ氏も敗北を認め政権移行に協力すると述べた。

 どうなるかとハラハラして見て来た米国大統領選であったが、狂気のトランプ氏から良識のバイデン氏に移行するようで、まずはホッと胸をなでおろした。おそらく世界中の大多数の良識ある人々も同じ気持ちであろう。

 バイデン氏が大統領としてトランプの傷跡をどのような施策で修復するのか世界が注目している。政権ポストへの多彩な人事も注目されている。まずはWHOやパリ協定への復帰であろう。

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2021年1月10日 (日)

自信に満ちた和歌山県知事の新型コロナウイルス対策 ④

(8) J図は第1波、 第2波、 第3波と段々と感染力が強くなっているように思えるということをデータで裏付けた表であります。 やはり油断をしないでこれまで以上に気を付けたほうが良いと思います。

(J図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/J.pdf  

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/J.pdf

(9) 和歌山県は、 コロナの後遺症もトレースしています。 K図を見ると、 分かったことはかなり意外で、 、 命に別状もなく重症化もしなかった若年層にも後遺症は残るということが分かりました。
 

 よく若い人は、 自分は命に別状がなくてもお年寄りにうつすと大変なことになるから気をつけようと言われてきましたが、 ご本人も後々苦しむ場合があるということです。 そんな人はいないと思うけれど、 自分は大したことにはならないから、 政府や各県の知事のいうことなんか知るもんかと言って野放図な行動をしていると、 後々大変なことになるかもしれません。
(K図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/K.pdf
 

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/K.pdf

(10) 最後に和歌山県では、 コロナ対策主力部隊として奮戦してくれている保健医療行政当局に余計な仕事をさせて、 忙しくならないように最大限の配慮をしています。 そういうことは、 この部隊の上に立つ我々知事のような者の責任です。 あの最初の2月の済生会有田病院の院内感染の時から、 和歌山県はこのことに最大限の配慮をしてきました。

 ずっと、 苦情処理の対応を別にダイヤルを用意して保健所にはさせていません。 政府の仕組んだ接触アプリ、 ココアによる注意信号が入ってきた時、 どうしようと人々が保健所に電話をかけまくったら、 とたんに保健所がパンクです。 だからこれも専用の別ダイヤルです。 感染症法上のエッセンシャルな対応以外の調査やケアは保健所とは別部隊が対応するようにしています。
 

 そして、 ある保健所の管内で大規模なクラスターが発生して、 手が足りなくなったような時には、 県内の他保健所から応援が急行しますが、 管内の市町村にいる他業務担当の保健師さんや、 看護協会の協力のもと、 管内の看護師さんが助けてくれています。
 

 そうやって、 保健医療当局を持ちこたえさせているのです。 L図は、 この最後のケースの応援システムを図示したものです。
(L図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/L.pdf
 
 いつかこのコロナとの闘いは終わります。 しかし、 終わるまで、 県民の生活と経済と安寧を守るため、 公僕たる保健医療行政に携わる公務員は頑張り続けなければなりません。 年末年始の休みもなく働き続けてくれています。

 そこでお願いです。 かつて沖縄戦の際に、 大田司令官が大本営に打電したあの言葉「沖縄県民斯く戦えり。 県民に対し、 後世特別の御高配を賜らんことを。 」のように、 後世すべての県民は、 この行政に携わって奮闘した職員のことをどうか記憶に留めてもらいたい。 それが私の願いであります。
 
 12月25日コロナに関する菅総理の記者会見がありました。 その際、 尾身分科会座長は、 「コロナ対策には急所があるんです。 」と言って人々の守るべき生活態度を示されました。 しかし私は、 急所は、 しかももっと大事な急所は別にあると確信しています。 それは知事の配下にあるすべての公の資源を投入して、 感染症法を用いてきちんとした保健医療行政を展開することです。 しかも、 現実のデータに基づいて科学的、 論理的考察から技術を高めてこれを行うことです。 その確信は上記に示したような現実のデータを科学的かつ論理的に考察することから出てきます。
 
和歌山県知事 仁坂吉伸
 
  https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/L.pdf

 

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2021年1月 9日 (土)

自信に満ちた和歌山県知事の新型コロナウイルス対策 ③

(4) 感染をしても、 以前思われたように発熱−肺炎という流れにならない人が結構いるとわかってきました。 それを表したのがD図です。 したがって、 熱がなくても何らかの異常があればすぐかかりつけのクリニックに相談して下さい。 かかりつけ医がいなかったら県庁ダイヤル073-441-2170に相談して下さい。 そしてお医者さんは、 まずコロナを疑って下さいというお願いをしています。
(D図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/D.pdf

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/D.pdf

(5) E図は発症後症状が発現するタイミングです。 命にかかわる時は肺炎が決め手になっていることが多いのですが、 この図によると、 それらの症状である、 呼吸困難、 食欲低下、 味覚・嗅覚異常は発症後4日から6日で出てくるようであります。

 そうすると、 初めは熱と倦怠感ぐらいの人も、 4〜6日で重症化するおそれがありますから、 和歌山のように全員入院していますと、 ちゃんとケアができますが、 自宅待機などの扱いを受けている人はとても危ないということになります。
(E図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/E.pdf

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/E.pdf

(6) F図は年代別の重症度の分布です。

 これを見ると、 やはりお年寄りは、 重症化リスクさらには亡くなるリスクも高いと言わざるをえません。
 (F図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/F.pdf  
 

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/F.pdf

 

(7) 新聞などを見ていますと、 感染経路不明の割合が何%という報道があります。 読者はああそうか、 この不明者の割合が高いと市中感染のリスクも高まっているんだなぁと思われると思います。 もちろん、 それは間違いではありませんが、 大きな問題が含まれています。 和歌山県では、 感染経路不明者の割合が他県、 特に東京などに比べると圧倒的に少ないのですが、 それは、 保健医療行政が徹底的に行動履歴を追い、 広く検査をしているからであります。
(G図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/G.pdf
 
 G図を見ると、 和歌山県もクリニックなどで感染症が発見された時は、 大半のケースが感染経路不明です。 それが、 その人の行動履歴を聴取し、 関係者を調べ回っていると、 だんだんと感染経路が分かってくるのです。 当初は一見別々の感染経路からうつったかなと思われたケースが、 実は調べていったら同一の経路からうつっていたという例は多く、 その時は「つながりました」ということになります。 およそ、 テレビの警察ものの捜査のプロセスのようですね。 なお、 そういうことですから、 図の直近の11月の感染経路不明割合は今後減ってくるのかもしれません。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/G.pdf

(H図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/H.pdf

 H図はその一例で、 赤丸の見ず知らずの2人の方が行動履歴の調査の結果、 同一のダイニングバーに同一日に別々に行っていたということが分かり、 それを県の野尻技監が見つけて、 このダイニングバーに検査に入らせたところ、 たった2人しかいない従業員が2人とも感染していたことが判明し、 ここが感染源に相違ないということが分かりました。 そこで店名を公表させてもらって、 市内の利用者に呼びかけ、 片っ端からPCR検査をした所、 続々と感染者が出てきたのです。 それで少し市民の行動を制限する措置をして、 それ以上の感染を防げました。

 よくメディアで放送されているように、 保健医療当局が感染経路不明何人、 はい終わり。 でその後のトレースをしないと、 感染は際限なく拡がるでしょう。 報道に甘んじないようにしないといけません。 H図はその「つながりました」の好例です。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/H.pdf

(I図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/I.pdf

 感染経路と言えば、 和歌山県は、 感染症発生の第1段階から、 ずっと国立感染症研究所と協力して、 ウィルスのゲノム解析をしています。 それがI図です。 今は数が増えすぎて、 段々と個々のケースを言いにくくなっていますが、 2か月ぐらい経つと、 「やっぱりあの感染は最初の発症者が某県に遊びに行ってもらってきたものだな。 」などということが如実にわかるようになります。 感染源不明などと言って、 感染源を追わない現状を正当化してはいけないということです。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/I.pdf

 

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2021年1月 8日 (金)

自信に満ちた和歌山県知事の新型コロナウイルス対策 ②

(1)  まず、 よく言われるのは、 病院も大変だから、 重症者だけ面倒を見ることにして、 軽症者や無症状者は病院に連れてこないでくれという意見をよく見かけます。 しかし、 A図を見ていただきますと、 それは危ないということがよくわかります。
  (A図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/A.pdf
 

 和歌山県は保健医療行政がちゃんとしていますから発見が早いので、 無症状の感染者もよく見つかりますが、 感染拡大が怖いこともあって全員まず入院してもらっています。
 

 ところが図のように入院時無症状であった方も、 無症状のまま退院される方は約4割、 残りの6割は入院後発症しています。 さらに、 そのうち4割は軽症どまりですが、 2割は重症化しています。 おひとりは亡くなられました。
 

 ここから、 初め無症状や軽症だと思えた人も、 放置しておいたらいかに危ないかということがわかります。 だから、 それが可能である限りは、 全員入院が望ましいのです。
 
 これの関連で、 この間テレビを見ていたら、 コロナ病棟で奮戦している立派なお医者さんが出てきて、 医療現場の困難を解消するため、 入院や隔離は重症者だけにすることにし、 そのため感染症法上、 コロナを指定感染症からはずして、 インフルエンザ並みの軽い扱いとすべきだという意見を述べておられました。
 

 私は、 お気持ちはわかるけれど、 コロナの無症状者や軽症者を野放しにしたら、 どんどん感染者が増え、 感染者の一定割合は重症化するので、 結局大病院の重症者用病床は空くことはないのではないかと思いました。
 

 幸い厚労省はそのお医者さんのような意見に組みすることなく、 コロナの感染症指定の1年延長をお決めになりました。 英断です。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/A.pdf

(2) 次に発症してから、 どのくらいまでコロナ患者は人にうつすのかという問題です。 言い換えると、 いつまで入院をしてもらうのかという問題でもあります。

 この点については、 厚労省はPCRで陰性が2回出ないと退院をさせないという方針でしたので、 和歌山県もそれに従っていました。 そうすると、 中には明らかに治っているのに、 中々PCRが陰性にならないという人が出てきました。 そこで、 今年の夏ぐらいに、 厚労省から退院基準の緩和が発表されました。 これを正確にいうと次のとおりです。
 
1. 有症状者の場合  
 発症日から10日間経過し、 かつ、 症状軽快後72時間経過した場合、 退院可能とする。

2.無症状病原体保有者の場合  
 検体採取日から10間経過した場合、 退院可能とする。
 
 こう決したのは、 医学的知見が得られたからだというのです。

 和歌山県はこれは危ないのではないかと思いましたが、 感染症法の有権解釈権は厚労省にありますので、 これに逆らって入院を強制することは違法になります。 したがって、 厚労省に従って早期退院の方針に切り替えましたが、 万一厚労省が間違っていたという場合には、 感染が拡がって大変なことになるので、 通院後も2週間の健康観察を続けてきました。 しかし、 その後我々が蓄積したデータによると、 B図のように発症してから一番遅く人にうつした例は、 10日後で、 その後はないということがわかりました。
B図
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/B.pdf
 
 そこで今は退院後の制約をすべてとっぱらって、 すぐに仕事などに復帰していただいてOKということにしました。 これは、 厚労省の見解が正しかった例であります。 ただし、 厚労省は発症前2日間は無症状でも人にうつすおそれがあるので、 行動履歴はちゃんと調べるようにという見解ですが、 我々の調査では発症3日前にうつしている例もありましたので、 自発的に発症3日前から行動履歴を調べ、 必要な接触者には検査に行くようにしています。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/B.pdf

(3)  一方、 最近よく見られるのは一旦PCR検査が陰性になった濃厚接触者が後に発症したり、 陽性になったりするということです。 特に発見の早い和歌山県ではよく起きた事例です。
(C図)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/C.pdf
 
 C図を見ると、 感染者と接触して、 飛沫などを浴びた(これを暴露と言います。 )人は必ずしもすぐ発症せず、 最大15日目に発症することもあるということがわかりました。 発症していない時はウイルス量も少なく、 一定の割合でウイルスは持っていてもPCRが陰性になる人もいます。

 国の推奨は濃厚接触者はPCRが陰性でも2週間は自宅待機ということですが、 和歌山県では、 これを厳格に守ってもらって、 その後少しでも何かの症状が出てきたら、 何度でもPCR検査をすることにしています。 濃厚接触者が一回の陰性で安心して動き回ることは危険だということです。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228_d/fil/C.pdf

 

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2021年1月 7日 (木)

自信に満ちた和歌山県知事の新型コロナウイルス対策 ①

 和歌山県のメールマガジンを読むと新型コロナウイルス対策について仁科知事は自信に溢れているように感じる。何よりもよいのはいつも自分の言葉で県民に語りかけていることである。和歌山県民は安心してコロナを受け止められるのではないだろうか。以下は昨年12月28日のメルマガである。

〇 新型コロナウィルス感染症対策(その47)−データの示す急所−

 コロナの感染は止まらず、 日本全体では、 連日史上最多の感染者数を更新しています。 そうしますと医療も逼迫してきて、 いくつかの県では医療崩壊かという懸念も高まっています。 和歌山県では、 県庁を中心とする保健医療部隊が獅子奮迅の働きで感染者が出ても早期に囲い込んでしまって、 感染爆発させないようにしていますので、 感染者も割合少なく、 全員病院に入ってもらっていますが、 病床の逼迫はありません。

 自分の部下が大部分ですから、 言いにくいのですが、 保健医療行政の健康局、 各地の保健所、 和歌山市の保健所、 感染者を受け入れてくれている病院、 早期発見に協力してくれている全てのクリニック、 病院さらには、 正面部隊が忙しくなったとき協力してくれている各機関の保健師、 看護師、 各行政機関の応援部隊、 全ての人に感謝したいと思っています。 これがあるから、 生活と経済はそう制限することなくという和歌山県の基本スタンスは維持できるのです。
 

 とは言え、 コロナも強力ですから、 この保健医療の堅塁も少しでも突破されると危なくなります。 気をつけて頑張らないといけません。
 

 しかし、 どこを気をつけて、 どこは断固頑張って、 どこは少し緩めてもという技術が大事なのですが、 それらはデータに基づき、 科学的、 論理的に考えなければなりません。 和歌山県では、 春以来ずっとコロナと闘ってきましたので、 データも蓄積しています。 その事実に基づいて、 政策の技術向上に努めているのです。 今までもその都度発表してきましたが、 この際改めて包括的にご紹介しましょう。

 

 

 

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2021年1月 6日 (水)

オンライン参拝

 例年なら娘夫婦が来るので、元日は近くの川名神社と八事の興正寺に初詣に行くのだが、今年は新型コロナウイルス禍のため来られなかったので初詣には行かなかった。

 知人がラインで熱田神宮の動画を送ってくれたのでそれを見た。鳥居の所から始まって参道を通り、途中御神木の前を通り、手や口を清めるところで手と口を漱いで本殿の前に行くようになっていた。

 本殿の前では「二礼、二柏手、一礼」というメッセージがあり、オンラインで参拝するようになっていた。この動画はサイズが大きいのでblogに載せられないのが残念である。

 今年はコロナのために初詣も制限がされているようなのでオンライン初詣もあるだろうと思っていたら、名古屋の最大の熱田神宮のオンライン初詣があったのでよかった。

 知人にも送ったら喜ばれた。おそらくラインを通して拡散しているだろうと思う。

 結局3が日は家から出ずに過ごした。要請されている静かな正月を過ごした。一番心配していたのは暮れから3が日の間発熱などをすることであったが無事に過ぎたようでよかった。

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2021年1月 5日 (火)

中国が未だに発展途上国とは信じられない

 ニュースパスを見ていたら、「日本を超えた分野もあるというのに! 『なぜ中国は今も発展途上国なのか』」という記事を見つけた。「中国が発展途上国?」疑問に思ったので記事を読んでみた。GDPではとっくに日本を抜いて世界第2位の中国である。アフリカなどの発展途上国に援助をしたり、経済で抑えて利用したりしている。インターネットや宇宙ロケットなどでも世界の先端を行っている。その中国が発展途上国だとは信じられない。
 

 記事は中国メディアの百家号は29日、この理由について分析する記事を掲載したのを紹介している。

 記事がまず指摘したのは、先進国の基準に「1人あたりのGDP」や「1人あたりのGNI」など、「1人あたり」の指標が多用されることで、中国は人口が13億人を超えているので「1人あたり」の指標では不利だというのだ。
 

 「一人当たり」という指標が大きな尺度になっていることは知らなかった。確かに中国やインドは不利である。

 その他に中国の国土が広大すぎることや記事では国民の生活レベルも違うとした。日本は平均収入が高く、貧富の差が小さいが、中国は貧富の差が非常に大きいという。また、日本は社会福祉が充実しており、子どもの教育を重視していていることなども異なっているとしている。

 上海や武漢など都会を見ていると超高層ビルが立ち並び、近郊の農家も立派な家に住んでいる。メディアなどが伝えるところでは金持ちは非常に裕福である。余った金で日本へ来てあちこちの土地や建物を買いあさっている。

 国土が広大で人口が多いので貧富の差は大きいのは分かる。ただ不思議なのは社会主義を標榜しながら貧富の格差が酷いことである。社会福祉も日本より悪いと指摘しているが、あれだけの経済力なのに政府は何をやっているのだろうと思う。社会主義なら格差をなくさなければならないはずだ。社会福祉に力を入れるのも当然のことである。

 日本は中国で改革開放政策が始まった1979年以降、円借款、無償資金協力、技術協力といったODAを約40年間で計3兆6500億円余り拠出。道路を含むインフラ整備などを通じて中国の近代化を支えてきた。それを1918年度に終了した。しかし中国からは感謝されていないという。何とも残念なことである。

 今や中国はアメリカに次ぐ先進国なのだ。それを中国政府は場面によって発展途上国であることをアピールしており、自ら先進国とは言わないようだ。何とも身勝手なことである。

 

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2021年1月 4日 (月)

すたれた獅子舞と門付け漫才

 NHKで30日から再放送されている銀河テレビ小説「たけしくん、はい」を見ていたら昭和30年の正月の場面があった。獅子舞が来ているシーンを見て、そういえば昔は獅子舞が来ていたのを思い出した。

 子どもの頃は正月になると獅子舞がやってきた。家々を回るのであったが私は怖くて窓からそっと覗いていた。その頃は獅子に子どもの頭を噛んでもらうと無病息災で過ごせると言われていて、子どもの頭を噛ませる親もいた。幸い我が家ではそういうことはなかったので覗いていただけであった。

 裏の農家の家では広い場所があって、そこに獅子舞を呼んで舞ってもらっていた。私たちはそれを見させてもらった。もちろんただである。

 獅子舞は「たけしくん、はい」に出てくる昭和30年ごろはまだ名古屋でも来ていた。

 獅子舞の他に門付け漫才が来た。三河万歳か尾張万歳かは知らなかったが家々を回っていた。名古屋でも昭和45年ぐらいまでは来ていたように思う。

 獅子舞とか万歳とかの正月の風物詩が消えてしまったのは残念な気がするが仕方がない。おそらく後継者がいなくて途絶えて行ったのだと思う。

 今年の正月はオンライン初詣というのがあるとテレビで言っていた。ついでに獅子舞とか三河万歳とか尾張万歳もオンラインでやったらよいのにと思う。

 ※尾張万歳と三河万歳

 万歳は新春に家々を訪れ祝言を述べる代表的祝福芸で、古くは千秋万歳【せんずまんざい】と呼ばれる芸能であった。
 

 尾張万歳は仏教系でその起源は、地元の伝承によれば正応年中(一二八八-九八)に長母寺【ちようぼじ】開山の無住国師が「法華経【ほけきよう】万歳」を創始したのが始まりといわれるが、少なくとも室町期には長母寺領であった知多半島に伝わっていたものと考えられる。

 その後江戸時代初期に四つの儀式的演目を加え、「御【ご】(五)万歳」と称して、尾張万歳の基本を成立させた。さらに近世を通じて、これらの儀式的な演目に、「福倉持倉【ふくらもくら】」「入込【いれこみ】」「三曲【さんきよく】万歳」「御殿【ごてん】万歳」などの娯楽的な演目を加えて、農民の農閑期の出稼ぎとして、主として関西・中部・関東を盛んに回国した。明治維新後は、これらの回国に加え、遊芸稼人の鑑札を受け、より演芸性を加えて各地を巡業する一座も出現するようになり、演芸としての万才成立の基礎ともなった。

 三河万歳神道系は、家の繁栄と家族の健康を祈る寿詞(よごと)を太夫と才蔵の二人で述べる祝福芸として、江戸の大名家や、後の東京の華族の屋敷を訪れ、上がり込んで芸を披露した。

 安城の三河万歳は、明治中期以降、尾張万歳の影響を受けた福釜(ふかま)万歳が主流となる時期があったが、昭和45年に三河万歳の正統を継承する別所出身で茨城県在住の若杉昇平から、神道三河万歳を伝授した。伝承演目としては、三羽鶴の舞、七草の舞、天の岩戸開きの舞からなる神道三河万歳、七福神の舞等を舞う御殿万歳、歌舞伎の名場面を題材とした三曲万歳が伝えられている。

 芸態としては、神道三河万歳が太夫と才蔵の2人、御殿万歳が太夫1人に才蔵が6人、また三曲万歳は鼓、三味線、胡弓を加えて演ぜられる。

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      尾張漫才

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2021年1月 3日 (日)

今年は総選挙の年

 今年は衆議院議員選挙がある。菅首相は解散の時期について黙っているが早晩やらなければならない。

 現在公明党との連立で圧倒的多数を占めているし、陰には維新の会も控えている。今の国会は数が全てだから、議員数で圧倒されている立憲民主党や共産党などの野党が何を言ってもカエルの面に小便である。

 安倍首相は森友・加計疑惑、検察人事への介入、桜を見る会など国会を無視したやり方で通してきた。桜を見る会では118回もの無視した答弁を平気で行った。安倍首相は国会答弁では質問にまともに答えようとせず、論点のすりかえ、ゴマ化しを繰り返した。

 菅首相に代わっても同じか安倍首相以上にひどく、原稿を棒読みし「お答えを差し控える」を連発している。国会は議論の場ではなくなってしまった。

 海外メディアは菅首相について厳しい見方をしている。ワシントン・ポストは、ステーキディナーパーティーに出席した菅氏について「菅氏は国民のムードを読むことができないのだと確信した有権者もいる」としている。もともと国民の空気を読む気などさらさらなかったのだ。

 テンプル大学のアジア研究ディレクターのジェフ・キングストン氏は菅氏の共感心の欠如について、「菅氏は良いコミュニケーターではない。共感力測定器のスコアはゼロで、嫌いな質問には無表情で答えたり、避けたりしている」

 欧米メディアは、同氏が選挙の際、自民党陣営に暗雲をもたらす可能性があるという見方をしている。菅首相の顔写真が入った選挙ポスターを喜んで貼るだろうかという指摘もある。

 通常国会が始まるが、そこでこれまで通り原稿の棒読みをしたり、「お答えを控えさせて頂きます」ですまそうとするなら、政治に無関心な国民も目を覚ますかもしれない。いやもうすでに目を覚ましている。ハネムーン期間の100日の中で各メディアの世論調査では軒並み支持率を大きく下げたのが証拠である。

 国民の政治への目をカッと覚ますには、与党の強権、横暴に対峙する野党の結束が大事である。野党で今の与党にとって代わる気合をみなぎらせて政策協定を結び、候補者を調整して断固勝つという姿勢を見せることである。

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2021年1月 2日 (土)

オンライン帰省

 新型コロナウイルス禍のために、東京だけでなく全国的に旅行などを自粛するように言われている。感染者数は日々増えているので感染爆発が起きるかもしれないと言われる。

 それで娘と婿は帰省を諦めた。私たちは高齢夫婦だしもしコロナに感染挿せたらという心配もあったのだろう。娘の話しでは名古屋へ帰省するというと職場の人からいろいろ言われるという。そういう牽制もあって帰りづらいということもあるようだ。

 娘の提案でZOOMを使ってオンラインで新年の食事会をすることになった。娘たちはスマホを使って、私たちはノートパソコンを使ってやることにした。

 前日の31日に夕方リハーサルをした。もしうまくできなかったらいけないのでチェックをしたのだ。ホストは娘の方でやってメールでURLやID,パスコードを送って来た。

 リハーサルの時はURLをクリックするだけで簡単につながったが、1月1日の当日はなぜかうまくつながらず、IDとパスコードを要求された。そうしたことで15分ほど時間をロスしたが結果としてはうまくつながった。

 私たちの方から千里庵のお節料理を送ってあったので、それに自分たちで作ったお節料理を加えて食べた。じぶんたちで作ったお節はお互いに見せ合ったり、どうやって作ったかを説明したりした。

 千里庵のお節も美味しいと言って喜んでくれたのでよかった。私たちは既製のお節を食べるのは初めてであったが、値段も高いし美味しくなければプロとは言えない。でも、妻の作ったものも黒豆とか栗きんとんなどは負けていなかった。

 娘の方はアイホン12であったが画像はとてもきれいであった。コロナのせいでオンラインがいろんな形で行われたが、私や妻にとっても初めての経験であった。きっと日本中でオンライン帰省が行われたのではないかと想像する。

 なお、ZOOMは通常は無料で使えるのは30分以内という制限があるが、年末年始は時間制限なしだそうで私たちは1時間ゆっくりと楽しむことができた。

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2021年1月 1日 (金)

2021年1月1日

  元旦と言えば子どもの頃は近くの山にある神社、神倉神社に行って石段を登り、ごと引き岩という巨大な岩があるところまで行く。その岩には注連縄がかけてあってご神体である。その岩の下で初日の出を迎えるのであった。太陽は正面の熊野灘の水平線から上がって来た。そういう経験から初日の出というのは水平線に上がる太陽のことだと長い間信じていた。

  名古屋では水平線に上る太陽を見ることができないので初日の出を見ることはなかったが、10年ぐらい前に八事の塩釜神社に行くと初日の出が見られると知って、天気が良い元日にはウオーキングを兼ねて暗いうちに出発をして歩いて行った。

  塩釜神社からは太陽が上がるところを見ることはできないが、人々は近くの坂道から太陽が昇るのを見るのである。

 1度だけ駅前のミッドランドにあるトヨタビルの最上階が人気だと聞いて行ったことがあるが、塩釜神社付近の方が良いスポットだと思った。

 でも、2年ぐらい前から初日の出を見に行くのはやめた。ただ雨が降っていないとウオーキングには行く。

 今年は娘と婿が来なかったので、二人だけの寂しい正月である。ただ今年は既製品のお節料理を1回分注文した。和歌山県の南部にある千里庵という梅の会社のものだ。暮れに作って大晦日に届くようにするというので試しに買ってみたのだ。それ以外のお節料理は暮れにいつものように妻が作った。

 娘たちが来れば川名神社や八事興正寺に行って初詣をし、そのあとイオンへ行ってコーヒーを飲み、甘栗の詰め放題を買ったりして大須などへいくのだが、今年はそれもできない。家でテレビなどを見て静かに過ごす。

 夕食には買ったお節料理を楽しみながら、これも張り込んで買った大吟醸を飲むことになろう。

 昨年に引き続いて今年も新型コロナウイルスとの戦いになるであろう。ワクチンが3月頃に接種できるようになりそうだが効果のほどは未知数である。とにかく感染しないように行動するしかない。コーラスは当分再開できそうにない。

 

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