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2020年12月23日 (水)

コロナウイルス抑え込み、中国にできてなぜ日本はできない

 20日の朝日新聞朝刊1面に新型コロナウイルス発生地の中国武漢でどうやって抑え込んだかを書いてあった。

 2019年12月8日にコロナ発症が見つかって1年後の武漢では、人気クラブは若者たちで埋まり、「世界で一番安全なのは武漢だ」と言っていたという。
 

 12月8日と言えば日本が米国のハワイ真珠湾をを奇襲攻撃した日である。奇しくも同じ日に新型コロナウイルスが武漢を攻撃したことになる。日本はそれ以後4年余り太平洋戦争を続けて負けたが、中国は見事にコロナを抑え込んだのだ。

 記事は次のように書く。

 「武漢では都市封鎖が解除された翌5月、9億元(約140億円)かけて1千万人の住民の『全員PCR検査』が行われた。300人の無症状陽性者が見つかり隔離されたが、その後市中感染の確認はゼロだ。
 

 市当局は感染者1人、ウイルス1つも見逃すまいと神経をとがらせる。担当者が毎日、市場やバス停、水たまりなど様々な場所で検体を採り結果を公表する。武漢のの対策は他都市のモデルにもなっている。数百万人のPCR検査もほぼ強制的に行われ、感染者が見つかればすぐに隔離させている」

 人口13億の中国では19日で9万4821人の感染者である。日本は19万4587人で中国より10万人も多い。

 日本や欧米諸国では経済と感染抑え込みを両立させる政策がとられているが、中国はまず何としても抑えて、そのあと経済をというやり方である。日本でもPCR検査をやって感染者を洗い出せと言われているが、安倍政権も菅政権もPCR検査には及び腰でいい加減なものである。

 140億円で1000万人の検査をやれるなら、そこに注力すべきであったのだ。コロナを抑え込んでから経済対策をすればよかったのだ。それをしなかったために現在もコロナ感染者は増え続けている。民間の識者などの声を聞かない対応で、まさに人災としか言いようがない。中国と日本は政治体制が違うで片づけられないと思うのだ。

 

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