警察署の見事な門松を見て
正月に玄関に飾る正月飾りは門松と注連縄である。Wikipediaには「門松(かどまつ)は、正月に家の門の前などに立てられる松や竹を用いた正月飾りである。松飾り、飾り松、立て松とも言う。新年の季語。古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。『松は千歳を契り、竹は万代を契る』と言われ、松と竹で神の依代の永遠を願う。年神はこの松門を目印に降臨してくると言われる」
ここで説明されているような正月飾りの意味は知らずに飾って来た。おそらくほとんどの人がそうなのではないだろうか。
拾得物を届けに昭和警察署に行ったら玄関に実に立派な門松が飾ってあったので驚いた。
正月の玄関の飾りと言えば、子どもの頃は我が家では小さな根引き松を半紙でまいて水引で縛ったものを入り口の両脇につけたのであった。そしてしめ飾りを飾った。近所の家も大体同じような飾り方であった。松や竹などで作った門松を立てるのはそれにふさわしい大きな家であった。
戦後いつの頃からか忘れたが、松や竹で門松を作るのは自然破壊につながると言われるようになって門松を飾る家は少なくなった。
最近はスーパーなどで売っている正月飾りを軒先に吊るすようになった。我が家も昨日498円の飾りを買って来た。高いので998円、次が698円、安いのは398円のもあった。こうした飾りは昔はなかった。中国やベトナムで作らせて輸入しているもので飾りがカラフルである。昔ながらの注連縄は少なくなった。
100円ショップに行くとプラスチックでできた100円の松飾りもあるようだ。
門松に至っては神社やお寺で建てているのを見る程度だ。それが警察署に立ててあったので驚いたのであった。区役所や市役所や税務署なども門松を立てるのだろうか。警察の様な公署で門松を立てるのはいいが費用は税金である。写真の様な見事な門松を立てる必要があるだろうか。それとも伝統文化を絶やさないためにやっているのだろうか。
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