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2020年12月 6日 (日)

メディアは徹底的に首相を追及すべし

 12月4日、総理就任以来、頑なに記者会見を拒んできた菅義偉首相がやっと記者会見を開いた。新型コロナの感染拡大が止まらないなか、就任会見から約3カ月経ってようやく行われたのであった。

 メディアで記者会見を開かないと言われてきたが、“合同インタビュー”や官邸内でのぶら下がり質問などに対応してきただけであった。記者クラブに所属する記者から事前に伝えられていた質問に答えるのがほとんどで、答えたくない質問は無視することも多かった。この点安倍前首相のやり方をそっくり継承している。

 テレビニュースで見ると、あらかじめ用意された答弁の原稿を見ながらであった。それなのに読み間違いもしていた。国会での答弁と言い、記者会見と言い、何とも情けないことだ。

 「国民の命と暮らしを守ると言いながら、コロナによる自殺者数が急増しているのに、なぜ国民の前でこれまで語らなかったのか?」と尋ねても「官房長官が会見を開いている」と答え、「二階俊博幹事長が全国旅行業協会の会長を務めているから、自民党は旅行業業界を優遇しているのではないか?」と厳しい質問も出たが、菅首相はとか「旅行業界が地域経済を支えている」とお茶を濁すだけであった。

 出席者が多いという理由で質問は1人1問と限定されており、質問者もそれ以上の追及をすることはなかった。後のスケジュールを理由に、会見はわずか50分で打ち切られたが、記者たちから非難の声があがることもなたった。安倍前首相の記者会見とうり二つであった。

 それにしても首相の態度を追及しようとしない記者たちやメディア。何とも心寒いことである。国民に代わって首相にとことん質問し、それを伝える責務があると思うのだが全く放棄してしまっている。これでは日本の政治はますます悪くなるばかりである。

 ネットによると、アンジャッシュ・渡部建の謝罪会見は1時間40分も続き、記者たちは、“質問に答えていない”とか“事実を語っていない”などと渡部を厳しく追求したという。

 首相の会見か渡部建の会見かどちらが重要であるかは小学生でもわかることだ。「渡部さんの記者会見に集まった芸能レポーターをそっくり官邸に連れて行って、あの熱意で菅さんに迫ってほしい」というツイートがあったそうだが同感である。

 

 

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