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2020年11月 4日 (水)

菅首相の「温室効果ガス2ゼロ2050年までに」について

 菅首相デビューの「所信表明演説」で意外だったのは、「温室ガス2050年ゼロ宣言」であった。安倍政権では目標の年を示さなかったからだ。

 国内メディアのほとんどが「温室ガス2050年ゼロ宣言」を大見出しで伝えるたそうだ。確かに地球温暖化による異常気象は地球そのものを危機にさらす喫緊の課題である。二酸化炭素の排出を減らし、植物を増やすしか解決の道はない。

 米国のトランプ大統領のようにそんなのはフェイクだと平気で公言し、パリ協定から脱退するというとんでもない指導者もいる。アメリカファーストで自国の産業のことだけを考え、温室効果ガスの排出を続けるのは、結局は自分の首をも絞めることになる。

 菅首相が「2050年まで」と期限を示したことは歓迎されれる。ただ、残念なのはその目標を達成するのにどうするのかという具体的道筋が示されなかったことだ。安倍政権より1歩前に出たというだけである。
 

 しかし、海外のメディアはこれが1番の目玉だと伝えたところが多かったそうだ。日本はこれまで、環境問題に後ろ向きだと国際的に非難されてきましたから、菅首相が「2050年までに温室効果ガス排出量をプラスマイナスゼロにする」と発言したことは「大きな進歩」だと受け止められたのだろう。しかし、厳しい指摘もある。

 Japan will become carbon neutral by 2050, PM pledges
(日本は2050年までにカーボンニュートラルになると、首相が宣言した:英紙ガーディアン)

 Japan Pledges Net-Zero Emissions by 2050 Without Clear Roadmap
(日本は2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを宣言したが、明確な計画は示されなかった:米ブルームバーグ通信社)

 「本当に実現する覚悟なら、2050年ではなく2030年を目標にすべきだ(Asia Times)」

※スマートニュースにあった「Jcast」を参考にした。

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