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2020年11月 6日 (金)

菅首相の国会での答弁

  学術会議の会員任命拒否の問題は国会で質疑が行われているが、菅首相は相かわらず理由を答弁せず、関係のないことを持ち出して論点をそらしている。

  しかも、質問に正面から答えず、用意された答弁の原稿を棒読みしているだけである。加藤官房長官や他の閣僚や事務方が代わりに説明に立つことが頻発した。

  立憲民主党の今井氏は「支離滅裂の一言。安倍前首相よりはるかにひどく、全然違うことを言っている」と批判した。

 「総合的・俯瞰的な活動」を実現するためで、年齢や出身、大学などの「多様性」の確保が念頭にあったと、バカの一つ覚えのように繰り返した。

  しかし、「多様性」については、女性の比率とか、首相が言う東大、京都大などへの偏りは是正されており、私学・公立大出身者もふえており、地域的に見ても、産業的に見ても偏りは無くなっているのだ。首相の指摘は言いがかりにしかすぎない。

 菅内閣では女性閣僚が2人に減ったこととか衆議院議員に女性が約1割しかいない方が多様性に欠けると指摘されている。

 任命拒否の理由については、かたくなに「人事に関わることですから、答えは差し控える」の一点張りである。

 本当の理由は誰が見ても「安倍政権の政策に反対したから」だということは明らかなのに、それをいうと騒ぎが大きくなるから絶対に言えないのだ。

 そして、安倍政権の時の経験から、国民は馬鹿だからそのうちに忘れると考えているのだ。それもこれも自民党と公明党の絶対多数が背景にあるからなのだ。次の総選挙で野党に頑張ってもらうより打つ手はない。

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