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2020年11月 9日 (月)

バイデン氏に期待する

  世界が注目した米国大統領選挙は8日朝のバイデン氏の勝利宣言によって決着がつく見通しとなった。あとはトランプ大統領が往生際悪く裁判で決めるとわめいていることがどうなるかだ。

 トランプ氏は黒人差別問題で「法と秩序」を大事にせよと言っていたが、大統領選挙では法と秩序などどこ吹く風で無視している。どこまでも自分勝手な大統領だ。

  バイデン氏は演説で、トランプ氏に投票した人もバイデン氏に投票した人も、これからは争うことなく協力し合おうと訴えた。そして自分はアメリカを統合する大統領になると言った。

  世界が待っているのは分断ではなく、協調である。地球温暖化防止でもパリ協定に復帰し、世界をリードしていくことを期待している。さらには核兵器廃絶についても期待が高まる。

 バイデン氏は新型コロナウイルス対策の専門家チームを立ち上げ、大統領になった日から実行に移すことを約束した。トランプ氏の口から出まかせではなく、実のある対策が待ち望まれている。

 今回の米大統領選挙でバイデン氏は過去最高の得票をしたと豪語しているが、一方トランプ氏も前回より700万票多い得票をして、根強い支持があることを示した。

 テレビで市民が「悪夢の4年間」と言っていたが、トランプ大統領によって作られてきた米国の分断が選挙後も続くことを怖れる。バイデン氏の訴えを受け入れて再び米国がNNITEすることを世界が望んでいる。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

昨日のサンデーモーニングでコメンテーターの田中 秀征氏が、
アメリカのリーダーは世界のリーダーでもある。非常識ななトランプが大統領になって以来、世界には同じような非常識なトップが増えたような気がする。バイデン氏が大統領になったことで良識が戻ってくることはとてもいいことと言っていたがその通りだと思う。それにしても獲得した双方の得票数はほぼ二分した形になった。アメリカの分断は根深く、容易には解消されないであろう。作家、評論家の百田尚樹氏はトランプが落選すれば、アメリカは終わり、日本も終わりと言っていた。日本にもトランプ応援者は木村太郎だけでなくたくさんいるのである。魑魅魍魎、百鬼夜行の国際政治の渦中では理想、理念が立派だけでは務まらないかもしれない。

トランプがバイデン候補を上回った州(赤い州)はバイデン候補が勝った州(青い州)とほぼ同じ数ですが、東部の合衆国初期13州はほぼ青色で、60年代まで黒人差別がひどかった南部や中西部は赤色が目立ちますね。これほどまでに合衆国が分断されたのは60年代の公民権運動以来ですね。あれだけ差別を煽り、大統領選挙に事実無根の陰謀論を唱えるQアノン(Q Anonymous)に支持されていて、トランプも根拠のない郵便投票の不正を叫んでいますね。彼らは白人至上主義のKKK(Ku Klux Klan)を支持していてその支持者が大変増えていることは、これから国を一つにまとめるためには大きな障壁になりそうですね。まさしく往生際が悪く(He is a bad loser)裁判までして悪あがきをするのは、500億円を超える借金と脱税、利益誘導、マネーロンダリングなどの疑惑で訴追、逮捕を逃れたいためだと言われていますね。なりふり構わない姿は、立つ鳥跡を濁さずという恥の文化とは無縁の方でしょうね。

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