立憲民主党が政権交代を目指す道
立憲民主党、国民民主党、無所属など旧民進党系の合流新党ができた。党名は投票により「立憲民主党」に決まった。また代表には立憲民主の枝野幸男氏が選出された。
玉木代表ら国民民主党の一部の人たちが参加しなかったのは残念であるが、衆参149人、うち衆議院106名が結集した。政権交代も視野の入れる野党第1党の誕生である。
つい先ごろ安倍首相が退陣を表明し、政権党の自民党は総裁が菅氏になるのが確定的である。そうすれば次の首相は菅氏であり、来るべき衆議院選挙では安倍首相ではなく菅自民党と闘うことになる。これまでとは状況が大きく変わりそうだ。
でも、安倍政権の継承を掲げる菅氏である。安倍政権の数々の悪業をついて闘えば衆院選で大きく飛躍し、政権獲得も夢ではないであろう。
今週の週刊朝日では、田原総一朗氏と小沢一郎氏が対談し、田原氏は小沢氏に3度目の政権獲得のチャンスだとけしかけている。小沢氏もそれに対しやる気満々に答えている。
その小沢氏は国民民主党から新党に合流した。選挙の達人だと言われる小沢氏の協力によって衆院選では自民党を負かせてほしい。
衆院選で勝ち政権交代の持ち込むために最も大事なことは、野党勢力の結集である。残念ながら維新の党は隠れ自民党で期待ができないが、それ以外の国民民主党や共産党や社民党や無所属などの結集をはかり、市民連合など幅広い国民と共に闘うことだ。
田原氏によると、共産党は全面的に野党勢力と市民連合などの結集に協力するそうだ。この際党利党略は言っている場合ではない。互いに譲りあって自民党・公明党の連合政権打倒のために、全ての知恵と力を集めて闘うべきである。そうすればかつての民進党が政権を取った時の再来も夢ではない。
8年8か月にわたる安倍政権にうんざりしてきた国民は大きな期待をしているはずだ。メディアは自民党総裁の交代に焦点を当て立憲民主党は無視されるであろう。メディアへの働き掛けも大事である。
今はネットもある。SNSを駆使して有権者に働きかけるべきである。あらゆる知恵を絞れば道は自ずから開けるのだ。
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私もブログ子の望む政治状況になることを期待したいが、現実は難しいようである。安倍総理が辞任を発表した後のメディアの世論調査で内閣支持率が60%を超えたのである。これには全く驚いてしまった。病により退陣せざるを得ない総理に対する同情があったといえ、私にはとても理解できない。この結果に勢いづいた自民党は談合で早々と次期総理候補に菅氏を決めてしまい、10月には解散総選挙もあり得る状況である。菅氏は総裁候補の討論会で、政策に異論のある官僚は異動して貰うと、堂々と発言している。どんなことを発言しても自民党支持は揺るがない絶対的自信があるのであろう。事実国民はそれを許容している。ところで学歴エリートでなく、かつ華麗な出自でもない菅氏が競争激しい政界でここまで頭角を現した力の源泉はどこにあるのであろうか。特別素晴らしい経綸を持ち合わせているようにも思えないし、田中角栄のような莫大な資金力があるようにも思えない。
誰か解説してください。
投稿: Toshi | 2020年9月14日 (月) 07時41分