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2020年9月 6日 (日)

ユニセフの子ども幸福度調査

 国連児童基金(ユニセフ)は3日、先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度を調査した報告書を公表した。調査は次の3項目。(対象は多くが5~19歳)。データは新型コロナウイルス以前のもので、現在はさらに悪化しているものと思われる。

▽「精神的幸福度」→生活の満足度が高いと答えた割合や、自殺率の数値を比較。
▽「身体的健康」→死亡率や、肥満の子ども・若者の割合を比較。
▽「スキル」→読解力や「すぐに友達ができる」と答えた子どもの割合を比較。

 精神的健康については、多くの国で、生活に満足していると答えた子どもは5人中4人以下であった。一番低かったのがトルコで53%、何と日本はトルコの次の(62%)で下から2番目の37位であった。次が英国で(64%)。

 反対に最も高かったのがオランダ、次いでメキシコ、ルーマニアであった。

 自殺で亡くなる若者の割合が最も高いのはリトアニアで、ニュージーランドとエストニアがそれに続いた。日本も自殺率が高い。自殺は、先進国の15~19歳の子ども・若者の死亡の主要な要因となっているという。

 日本は学校のいじめや家庭内の不和などを理由に幸福を感じていない実態が明らかになった。

 身体的健康については、日本は1位であった。肥満や過体重の子どもたちの割合は近年増加していて、ほぼすべての国でおよそ3人に1人の子どもが、肥満または過体重の状態にある。ヨーロッパ南部ではその割合が急増している。また、先進国の1/4以上の国で、いまだ乳幼児死亡率が1,000人中1人以上である。

 スキルについては、OECD、EU諸国において、平均して40%の子どもが、15歳時点で読解力と数学の基礎的学力を身につけていない。ブルガリア、ルーマニア、チリがその割合が最も低い3カ国である。最も高かったのはエストニア、アイルランド、フィンランド。日本は27位と低い。

 ほとんどの国で、少なくとも5人に1人の子どもは、新しい友達を作るという社会的スキルに自信をもっていないという。チリ、日本、アイスランドの子どもたちが、この分野で最も自信のない子どもたち、という結果であった。

 日本の子どもたちは、身体的には健康だが、精神的な幸福度は低い。死亡率などが低い一方、今の生活への満足度などが低く、「子どもの幸福度」の総合順位は20位だった。1位はオランダ、2位がデンマーク、3位はノルウェーと、北欧の国が上位を占めた。

 7年8か月にわたる安倍政権のもとでいじめ等で子どもの精神的満足度がワースト2であるのは象徴的である。どうして対応できなかったのか、これも重要な失政の1つである。

 

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