夏休みの旅行・帰省について
お盆が近づいて来た。お盆帰省をどうするかについて新聞やテレビで議論が起きている。新型コロナウイルス対策を担当する西村経済再生相は、2日の記者会見で、都道府県境をまたぐ移動をめぐって、「高齢者などのいる実家への帰省について慎重に考えないといけない」と述べた。
それに対して、菅官房長官は3日の記者会見で、「帰省を制限するとかしないとか方向性を申し上げたものではない」と説明した。同じ日西村経済再生相は「おじいちゃん、おばあちゃんと過ごすとなると、また事情は変わってくる」と述べ、重症化リスクの高い高齢者への懸念を改めて強調した。
GO TO トラベルを進める政府はとしては痛しかゆしであろう。菅官房長官はGO TOで経済に刺激を与えたいという思いだ。旅行の自粛は言い出せない。
全国の各県の知事の多くはお盆や夏休み中の県境をまたぐ帰省について、自粛や慎重にと発言をしている。
我が愛知県では、連日感染者が200前後の多数出ており、大村知事は「今の感染状況が続けば、お盆休みをにらんで、移動・行動の自粛を呼びかけざるをえない」と述べた。
我が家では毎年東京に住んでいる娘夫婦がお盆に帰って来ていたが、今年はどうしようか迷っていると言ったので、帰らない方がいいと思うと話し、帰省しないことになった。当方としては寂しい気持ちだが今のコロナの状況を見るとやむをえない。
私もGO TO で、どこかへ行きたいとは思うが、いつどこで感染するか分からないと思うと控えざるを得ない。市内の行動さえ自粛をしているのだ。
朝日デジタルによると、66%の人がこの夏の旅行や帰省について「いいえ」と答えたという。14%が「はい」と答えたそうだ。やはりみんな慎重になっているのだ。
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