日本は鉄欠乏大国?
22日の朝日新聞記事に「日本は鉄欠乏大国、隠れ貧血も」という記事があった。体全体に酸素を運ぶ重要な役割を担う栄養素、鉄分。日本人は女性を中心に鉄分の摂取量が不足する傾向にある。放置しておくと貧血だけでなく、うつ病にもつながりかねないとリードに書いてあった。
鉄分についてはずっと昔、娘が不足しないようにと言ったことがあったが、そのまま何も対策を取らずに普通の食事だけで過ごしてきた。ただ、私は毎日マルチミネラルのサプリメントを飲んでいるが、妻はサプリメントを摂っていないし、女性だから少し心配である。
記事によると、鉄分はコラーゲンの生合成にも作用する。カルシュウムと共に骨の健康に欠かせないという。また、白血球の働きにも関係し、不足すると免疫力が落ちるという。新型コロナウイルス対策のためにも、免疫力は大切である。
日本女性の2人に一人は、血液検査で貧血とは診断されないものの、体内に貯蔵されている鉄が少なく、貧血のリスクがある、あるいはだるさなどの自覚症状がある「隠れ貧血」といわれる。その割合は欧米の4~5倍とされ、鉄欠乏大国だというのだ。
海外では小麦粉や米、醤油などに鉄分を添加することが一般的だが、日本ではそうした措置がないのも一因だという。
鉄の調理器を使うと鉄が溶けだしてよいという。 私が子どもの頃は鉄瓶を使ったり、井戸水を使ったりしていたから、鉄分は摂れていたのかもしれない。鉄の調理器でヒジキなどを煮るとよいそうだ。我が家ではIHクッキングヒーターを使っているので、鉄の調理器を使っている。
最近では鉄分を補ったスポーツドリンクとかヨーグルトなどが販売されているとか。また「鉄玉」が人気だというが私は「鉄玉」をどこで売っているか知らない。
夏は特に汗と共に流出するといい、その量は汗1リットル中、男性では0.63~1.88mg、女性では1.2~2.3mgの鉄分を含むというのだ。私は毎朝のウオーキングでぐっしょりと汗をかくから相当失われているかもしれない。
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