新型コロナウイスは空気感染?エアロゾル?
このところ新型コロナウイルス感染者が東京、大阪、埼玉、神奈川、愛知など過去最多となり、全国的にも増えているようだ。議論の多い「GO TO トラベル」も東京都を除いての実施となった。
緊急事態解除によって人の動きが活発となり、野球、サッカーなども観客を入れて催されるようになった。またコンサートやライブなども人数を制限して行われている。
新宿のライブハウスでは、観客だけでなく出演者も含めて多数の感染者が出た。その中で他県から来ていた人たちに感染者があり、地元に戻って行った。名古屋市では14日に15人の感染者が出たと発表されたが、そのほとんどが新宿のライブ関係だったとか。
今、第二波が来たのだとか、迫っているとか議論されているが、感染が以前のように夜の街関係だけでなくなった。どうやって感染していくのか、従来言われていたように飛沫や接触などによる感染だけではなく、エアロゾルのような感染もあるのではないかと思っていた。
16日にYahooニュースで「WHOが“空気感染の可能性”示唆…元WHOの日本の医師は『空気感染に近いエアロゾル』で“換気”の重要性指摘」という東海テレビの記事があった。
新型コロナウイルスの感染が国内で再拡大する中、WHO=世界保健機関が先週、感染経路について「空気感染の可能性は否定できない」とする見解を示したというのだ。これまでの主にくしゃみや咳などによる飛沫感染であるというものに新たな見解を付け加えたのだ。
WHOで感染症対策に取り組んだ経験もある、三重病院の谷口医師に尋ねたところ「空気感染に近いエアロゾル感染が起きている」と指摘したそうだ。
エアロゾル感染は飛沫よりも細かい粒子が空気中を漂うことで、感染するもので、空気感染とは区別できるものの空気感染に近いものではあるので、少なくとも飛沫感染よりも広い範囲にウイルスが漂うリスクがあるそうだ。
谷口医師によると「とにかく換気が大事」だそうで、空気中を漂うウイルスを換気をすることで部屋などにとどまらせないことだという。
これまでの三密を避けた「新しい生活様式」は有効で「換気」に心がけることなのだ。それにしても新型コロナウイルスは分からないことが多く、いつ終息するのか見通せないのが不安を煽る。
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専門家はこれまで色々言ってくれましたが、このウィルスはまだまだ分からないことが多いということがわかりました。ただ、日本では死亡者が欧米に比べて死亡者が極端に少ないので、それが
救いです。ただこれもウィルスが変異すればどうなるかわかりません。本来なら緊急事態宣言を出してもおかしくない事態だと思いますが、経済に深刻なダメージがあること、その為に際限なくお金がかかること、目下のところ重篤化する人が少ないこともあって、当面は出ないでしょう。政治的な損得感情もはたらくはずです。結局、自己責任で防御してくれということです。出来るだけ不要不急の外出は控える。3蜜は避けるにつきます。
投稿: Toshi | 2020年7月19日 (日) 06時31分