「ポツンと1軒家」が面白い!
名古屋ではメーテレが日曜日の20時ごろから放送している「ポツンと1軒家」という番組が面白い。1年ぐらい前に知人からこの番組が面白いと聞いて見始めた。この時間はちょうどNHKの大河ドラマを見るので、録画をしておいて観る。
全国的に人気がある番組らしく、視聴率も20%近くの上位にいる。番組では毎回道を尋ねるところから始まるが、ディレクターが「ポツンと1軒家という番組ですが・・・」というと、「ああ、」と知っているという返事が返って来るし、尋ねた1軒家の主も同様の返事をするから多くの人が観ていることが分かる。
この番組は衛星写真で見つけた山の中の1軒家を小型自動車で探して行くのだ。うっそうと茂った山道、それも登るにつれて道が細くなり、舗装もなくなり、時には片側が崖や谷川になっているようなところを行くのだ。山の中にまで道路が造られているのは昔は山の木を切って運んでいたのだろうと想像する。
不思議に思うのは、その自動車が登る様子を空から、または別の角度から撮影した映像が出ることだ。また、現地に着いた時にも衛星写真と比較するために上空から撮った写真と比べている。一体どうやって撮影しているのだろうか知りたい。
この番組の面白さは、尋ねた辺鄙な山の中の1軒家の様子や生業や住んでいる人のエピソードだ。道のないようなところに自分の持ち山から木を切り出して建てたとか、歩いて木材などを運んで建てたとか、道がないので道を造ったとか、大変な苦労をして立派な家を建てているのだ。
不思議なのはどの家にも電気が来ていて電化生活をしていることや携帯電話が使えることだ。ポツンと1軒家のために電線を引くのは金がかかると思うのだが、どうやって電気が来るようになったのか知りたいものだ。
水道は湧き水や谷の水やときには地下水を使っているからこちらは難しいことではない。
交通の超不便なところに畑や田んぼを持って作物を作っている人が多いのは当然だとして、そんな山の中にいて幅広い仕事をしている人たちもいる。先日の放送では結婚会社の本部をと東京から離れた1軒家に置いている人がいた。
都知事選があった5日には82歳の老婦人が一人で住んでいる様子が放送されたが、もっと年を取った老婦人が一人で暮らしている様子も何度かあった。
辺鄙な山の中の一軒家で生活をするには病気の時困るだろうとか、買い物をどうするのだろうとか心配するのだが、それも他の人に助けられたりしてうまくやっている。そんな山の中にも郵便が配達されるのも驚いた。
どの住人もみなポツンと1軒家の生活が最高だと言っていてエンジョイしているのが印象的である。昔から住んでいる人も新しい山の中に住居を求めてきた人も同様にそこの生活がいいと言っているのだ。
この番組は人間のリアルな生活や考え方を描いているドキュメンタリなので人気があるのだ。
次回は、7月19日日曜日20時58分からだ。
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