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2020年7月18日 (土)

べらぼうなサンマの値段

 2009年を頭に2010年から減り始めたサンマの漁獲量は2019年には約1/7まで減ってしまった。減った原因は中国や台湾などがサンマが日本に来るまでに獲ってしまうからとか、海流や海水温がが変化したからだと言われていたが、ここに来てサンマそのものの量が減ったからだと説明されている。国の見通しでは今年は昨年より3割少ない96万トンと推計されている。

 私は南紀新宮市で育ったので、かの地ではサンマはふんだんに食べられた。生のサンマはもちろん、丸干しや開きや味醂干しなどいろんなサンマがあった。中でも最高のものが「サンマ寿司」であった。正月になると地元の人たちは暮れから用意してあったサンマ寿司を正月中食べた。

 今では観光名物としてサンマ寿司が売られていて、スーパーにも来ているので買って食べることがある。

 子どもの頃は、朝サンマを食べ夜にまたサンマを食べることがよくあった。そのぐらい豊富に穫れた、いわば庶民の味覚の王様であった。

 新宮出身作家佐藤春夫の「あはれ 秋風よ 心あらば伝えてよ・・・」で始まる「秋刀魚の歌」は有名である。

 私の大好きなサンマは年々漁獲量を減らし、今や高級魚?とまで言われるようになった。以前1匹60円ぐらいで買うことが出来たサンマが、昨年あたりは数百円もしてとても買えるものではなかった。

 そのサンマについておどろ置くべきニュースがネットに出ていた。北海道新聞が伝えたものである。

 「7月15日朝、北海道釧路市で全国で初めて水揚げされた生サンマの競りが行われ、1キロ4万円を超える過去最高値となりました。サンマはわずか197匹しか獲れず、歴史的不漁です。今シーズンのサンマ漁は、7月8日から始まり、十勝の広尾漁協所属の船が14日港に戻り初めて水揚げしました。 この歴史的不漁から、競りでは1キロあたり4万1040円の過去最高値で落札されました」

 1匹当たりにするとなんと5980円だそうだ。いくらご祝儀相場とはいえ、一体こんな高いサンマを誰が食べるのであろう。札幌や東京に出荷されるというから、高級料亭で供されるのであろう。


 

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