自転車は便利
14日の朝日新聞に新型コロナウイルス禍の影響で3密を防ぐために自転車通勤が増えたという記事があった。記事によると自転車のシェアを進める会社もできたという。
専用アプリで駐輪場の場所や使える台数を確認でき、車体のQRコードを読み取ってロックを解除するのだそうだ。ITもこんな使い方があったのかと感心する。
使用料は最初の10分間は100円で、その後は1分で15円かかる。30分借りた場合、400円ということになる。駐輪場をどんなところに設置してあるのか知らないが、家かの近くに駐輪場があればよいがそこへ行く歩く時間、会社の近くに返す駐輪場があるかどうか、そこでの歩く時間も見ておかなければならない。便利さやコストはどうなのか、20代~40代に利用者が多いという。新しく自転車を買って通勤に使う人もいるだろうが、そのばあいも自転車を保管する場所か必要だ。
自転車は確かに便利で、私は学生時代から自転車を愛用してきた。名古屋を横断してアルバイトに行くとき、学校に行くときなどいつも自転車で駆け回った。就職してからも自転車で通勤し、片道1時間ほどでも自転車で行った。
65歳になって敬老パスが貰えるようになり、地下鉄が使えるところへは電車で行くようになったが、近場は今でも自転車を使っている。でも、以前の様にどこにでも自転車で行ってやろうというエネルギーはなくなった。最近は電動アシスト自転車をよく見るので、そろそろ1台買いたいと思うことがある。
私の自転車は退職後は8000円ぐらいで買っていた。その後値上がりしたので11000円程度になったが、安い婦人乗り自転車である。1回買うと4年や5年は乗れるから、年に2000円ぐらいのコストである。
名古屋市は保険が義務になったので自転車もカバーする損害賠償保険に入っている。車両代と含めて年に3800円ぐらいだから安いものである。保険が掛けてあるからと言って乗るときは慎重に運転している。この歳になると速く走る体力がないのでノロノロ運転である。
スーパーで食料品などをたくさん買ったときは、段ボール箱に詰めて荷台に括り付けて運ぶ。もちろん前かごもついている。同じ婦人乗り自転車でもシティーサイクルというのは荷台がついていないので買わない。そういう自転車に乗っている人を見ると使用価値が少ないのにと思う。
親戚の叔母は歩くのは不自由であったが、95歳で亡くなるまで自転車で動き回っていた。歩けなくてもペダルさえ漕げれば死ぬまで乗れるのだと知った。
何といっても自転車はエコロジーである。排気ガスが出ないから環境に優しい。それに自転車の乗ることで健康にもよい。
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叔母様とは違うのかもしれませんが、私にとっても脳梗塞を起こして以来、自転車は生活の必需品になっています。
歩けばきわめて不安定でも、幼稚園の時から乗り慣れてきた自転車には乗れるものです。片方の脚が普通に動けば進むことが出来るペダルは、まことに便利な仕組みです。
車椅子にペダルを組み込んで、寝たきりだった人が一人で外出できるようにした発明品はどのくらい普及しているのでしょう。
「フリーパワー」という、バッテリーを使わないアシスト自転車もテレビで何度か紹介されていました。
すでに使っている自転車にも後付けできる発明品ですが、北海道と九州にあるイオンの自転車売り場、それ以外の地域ではOlympicの自転車売り場で扱っているようです。
しかしそれではあまりにも売り場が少なすぎて、大多数の人にとっては縁のないものになってしまいます。
投稿: たりらりら | 2020年7月21日 (火) 18時17分