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2020年7月29日 (水)

キャベツとキュウリがCOVIT-19での死亡率を下げる?

 知人から「キャベツとキュウリを食べると新型コロナで死なない」という記事が送られてきた。

 キュウリとキャベツは我が家ではよく食べる野菜だ。それが新型コロナのCOVIT-19に効くらしいというのはグットニュースである。

 WHO傘下の『世界呼吸器疾病連盟(GARD)』の研究陣が調査をしたのだそうだ。「仏モンペリエ大学医学部のジャン・ブスケ名誉教授が中心になり、国ごとの新型コロナの死亡率と野菜の消費量の関係性を調査したのだ。
 

 その結果分かったことは、キャベツとキュウリには死亡率を低下させる可能性があるというのだ。

  ①キャベツの消費量が1日1グラム増えると国の死亡率が13・6%低下。
  

  ②キュウリの場合は15・7%低下。
 

 医学論文公開サイト『medRxiv・org』にアップされた論文によると、コロナによる死亡率が世界最低水準のラトビアでは、1人が1日平均30グラム近いキャベツを消費している。一方、死亡者が多いベルギー、英国、スペイン、イタリア、スウェーデン、フランスではキャベツとキュウリを摂取する割合が少ないという。フランスの消費量は1グラム、他の5カ国は5グラム未満だったという。

 フランス料理で有名なフランスではキャベツをあまり食べないとは知らなかった。また英国、スペイン、イタリア、スエーデンでもキャベツを食べる量が少ないというが、いったいどんな野菜を食べているのだろう。イタリアのトマトはよく知られているが。
 

 ハーバード大学院卒で医学博士・作家の左門新氏(元WHO専門委員)の解説によると、野菜をはじめとした植物の中にはスルフォラファンなどの抗酸化物質があり、体内の炎症を防いでくれる。このスルフォラファンを多く含むのが、アブラナ科の植物であることは以前から分かっていたことだそうだ。
 

 研究チームが10種類以上のアブラナ科の植物の消費量を調べたところ、そのひとつのキャベツをたくさん摂取する国のコロナ死亡率が低いことに気づいたのだという。
 

 キュウリはアブラナ科ではないが、やはりスルフォラファンの含有量が多い植物なのだそうだ。

 その働きは、人間の体にある「Nrf2」というタンパク質が、人体の炎症を防ぐ機能を持っていて、この力にキャベツとキュウリのスルフォラファンがプラスされると威力が強まるという。それによって炎症を抑える力が増し、肺炎が重症化しないよう働きかけているわけなのだ。

 この研究はまだ実証されてはいないかもしれないが、我々日本人にとって、キャベツもキュウリもなじみが深い野菜である。トンカツやハンバーグなどには刻みキャベツがついてくる。キュウリも昔からキュウリ揉みとか胡瓜漬けがあり、キュウリのキュウちゃんという商品もあるくらいだ。

 もしこの研究の通りなら、大変な朗報である。日本人で重症で亡くなった人の食生活を調べてキャベツとキュウリ摂食との因果関係を調べてもらいたいものだ。

 とりあえずは、キャベツとキュウリをモリモリ食べるということか。ちょうどシーズンでもあるし。

 ちなみにアブラナ科の野菜には、ブロッコリー、芽キャベツ、カリフラワー、コマツナ、ミズナ、からし菜、カブ、ダイコン、ハクサイ、クレソン、チンゲンサイ、ダーサイ、なばな、などたくさんある。こうした野菜を積極的に食べることでスルフォラファンを摂取できると思う。

 ブロッコリーにはスルフォラファンが多いようで、それをもとにしたサプリメントも作られている。

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