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2020年6月24日 (水)

「エール」は底の浅いお笑い劇か!?

 NHK連続テレビ小説「エール」は、15日~19日の1週間3つのテーマでスピンオフを放送した。

 15日と16日は音の父親が頭に△の布をつけて登場した。あの世で閻魔大王のこの世に戻る抽選会があり、2泊3日の権利が当たったという設定であった。

 音の前に現れた父親は、生前と違うのは親族にしか姿は見えないということで、それ以外は生前と同じことができた。音にお金を渡し大好きな団子を買ってきてもらって食べた。そこへ祐一が帰宅して団子が置いてあるのを見てそれを食べた。父親は祐一を見ていい亭主でよかった安心したと話す。

 16日には豊橋の音の実家に行き妻や3女の娘に会う。娘を励ます。妻が夕食を食べて行ったらというのをもう戻る時間だからと断りあの世に戻る。

 あの世からの父親が会いに来るという設定がなぜ必要であったのか疑問を感じた。しかも非常にリアルな描き方で、音や3女とハグをしたりするのだ。

 17日は、祐一と音の家の前の喫茶バンブーの夫婦がどうして結婚したのかという物語だった。

 店主は以前古本屋をしていた。そこに妻になる女性が木曜日ごとに現れるようになる。店主は次第に女性に惹かれていくが好きだと言い出せない。そこに常連客が美少年を連れて現れる。その少年がこましゃくれた大人のような言い方で結婚を申し込めと促す。この少年は祐一の幼馴染で同級生の佐藤久志なのだ。

 このエピソードは時間的に全く合わない。祐一と同じクラスにいたのはずっと昔のことなのだが、ドラマではそんなことは無視して描いているのだ。第一金持ちの美少年が恋の手ほどきをするというのが可笑しい。あり得ない話である。

 18日と19日は双浦環のパリ留学と恋人との同棲、そしてプチーニの歌劇蝶々夫人のオーディションである。日本人画家と出会い同棲を始める。そしてオーディションを受けにイタリアまで行ったり、英国へ行ったりし、英国でもオーディションに合格する。

 双浦環のモデルである三浦環が留学したのはドイツであり、その時彼女は最初の夫と結婚していた。その後オペラ歌手になるため離婚し、環に熱烈な恋文を送り続けていた三浦という人と結婚するのだ。

 スピンオフではフィクションとはいえ全くあり得ないことを描いたり、モデルを無視した描き方をしている。

 スピンオフではないが、ドラマでは祐一は酒に強い人として設定され、しばしば酒を飲むシーンも出てくる。ところが古関裕而は酒は1滴も飲めなかったそうだ。飲めないどころが匂いを嗅いだだけでも駄目だったと妻の金子が書いている。酒は飲めなかったがタバコは超ヘビースモーカーで作曲をするときにはピース缶すべて吸ってしまうほどで、タバコにもうるさかったそうだ。


 酒好きに設定したのは福島が銘酒の産地だからだろうと指摘するネット記事があった。

 以前にもエールはズッコケのドタバタ笑劇だと書いたが、スピンオフを見ても普通のドラマとはかなり違った設定や描き方になっている。これでは古関裕而や妻の金子が可哀そうだ。

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コメント

音のお父さんが幽霊として再登場して以来、私はまたしても朝ドラから離脱しています。
ネタ切れだったのか、あるいは何か意味のある挿話だったのか、私にはまるでわかりません。
しかし話を追加するのであれば、どうして臨機応変に「スペイン風邪」にしなかったのでしょう。あれは古関裕而が10才くらいの出来事です。今回の新型コロナとは比較にならない死者が日本でも出ています。
そしてその数年後には関東大震災が起きています。古関の実家の家業が破綻してしまったのはそれらの出来事とは関係がなかったのか。
それにしても、猫に追いかけられているニワトリのような祐一の仕草や台詞回しはあまりにも不自然です。
大河ドラマ『いだてん』で金栗四三を演じた中村勘九郎が、たけし軍団時代のそのまんま東を連想させてあまりにも不自然だったのと同列です。
NHKは、ニュース、天気予報、国会中継、ドキュメント、そして日テレをパクったEテレの名前を改めた番組だけを守備範囲にして、その他は別体系にすべき時に来ています。

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